越後湯沢「鼎(かなえ)」さんカウンターで希少な新潟日本酒と地元食材お料理堪能

   

(和酒バル143)
新潟へ遠征の記録です。

越後湯沢駅からすぐに、素敵な日本酒バルを発見しました!。
お店の名前は「食楽庵 鼎(かなえ)」さんです。

再訪:2022/9/18 update

前回から4年11ヶ月ぶりの再訪になりました。
ひえー!随分とご無沙汰なのですが、昨日のように記憶が蘇ります。。。

 

本当は別のお店の開拓がしたかったのですが、閑散期の平日火曜日・水曜日なのもあってか
狙っていたお店がことごとく休店。。。(涙)

きっとこちらのお店に伺うきっかけを神様がくださったのでしょうと都合のいいように解釈。
こちらのお店の明かりと暖簾を見て、吸い込まれるように入店しました。

この日はカウンターの一番手前の席をゲットいたしました。

早速生ビールをいただきます!

お通しで、じゅんさいとジュレの冷製茶碗蒸し
をいただきました。

 

お通しでこういう手のかかった料理が出てくるお店、
大好きです( ̄▽ ̄)

ジュレは鰹出汁で結構モリモリかかっており、茶碗蒸しまでなかなか辿りつきませんでした笑。
お通しから贅沢感あるお料理をいただいちゃいました。

すぐいただけるお料理は何ですかとお尋ねして
おすすめいただいた「チーズ豆腐」
なかなかしっかりとしたボリュームでご登場です。

すごい、見た目全然豆腐なのに
テクスチャと食感はチーズ・・・というか
レアチーズケーキみたいなやつでした。

 

食感はふわふわで優しい甘味がおつまみと言うよりデザート感ありました。
ワサビと醤油をつけてやっとおつまみ感が出てきました。

ここではやっぱり日本酒です。
湯沢地方の、ここでしか飲めないお酒を中心に攻めたいと思います。

最初は、「恵信」(えしん) あらばしり
から。

デフォは1合サイズらしかったですが、半合OKでした。
ディスプレイサービスはないのでスペックは分かりません。
本日のお酒は全て状況同じです。

さて、やっぱりここのお店に伺ったら
食べたいでしょう、村上牛

 

ただ前回、肉の炙りはいただいておりましたので
別のメニューにしようと悩み、こちらにしてみました。

村上牛の野菜せいろ蒸し
自家製ポン酢と一緒にいただきました。醤油刺し(ポン酢入ってます)、かわいい♪(笑)。

村上牛、びっくりするほど柔らかでした!
見た目赤身だが、サシがたっぷり入っているかのような甘みと柔らかさがしっかりで、とても美味しかったです。

イカゲソ粕漬け焼き

フルサイズが大きいらしくハーフサイス対応いただきました。

粕漬けを醤油焼きしたような味わいでした。
粕の香りがダイレクトに味わえて、日本酒にあわないわけないです( ̄▽ ̄)笑

続いて、やっぱり新潟のお酒、「鶴齢」ひやおろし
こちらも半合で対応いただきました。

 

日本酒の銘柄的には、出会ったことない「銘柄」はこの土地にはない自負ありますが(笑)、
不思議と一期一会の日本酒ばかりなので、選ぶのにとっても悩みます。

と言うわけで(笑)、3杯目は前と銘柄は同じ「鶴齢」本醸造を。
メニューは1合表記だけだったのですが、これも半合OKとのことでひよって半合にしてもらいました(笑)。

お酒がお料理に対して、ちょっと余っちゃったので
魚沼地方といえば、一度はやってみたいアレ、やります。
ズバリ、「米で米(の酒)を飲む」!

 

なお、おにぎりは魚沼産コシヒカリと言うわけではありませんでした。
でもお米の美味しい地方の方が選ぶお米ですし、きっと間違いないだろうと迷わず注文。

そんなわけで、おにぎり、いただきました。

具が選べませんでしたが、具なしの塩むすびで、
これだけでお酒はとても進むのですが(笑)、
付け合わせに蕗味噌がついており、これがまたいい感じの辛旨さ♪。
これ単独で既にいいおつまみでした。

 

そんなわけでこの日は大満足の中、締めました。
本当に再訪できてよかったです!
またお世話になると思います。休まず頑張って開店お願いいたします!

初訪問:2017/10/25 update

地方で「ふらりと立ち寄る」のは難しいと、冬に和倉温泉に行ったときに身をもって分かったはずなのに。。。

 

特に越後湯沢は、スノーシーズン以外はお店が空いていることはむしろ珍しいのかもしれません。

 

この日もそんな中、宿泊だけ先に決めてしまって
チェックイン後にお店を探す私(爆)。

 

フロントでもらった飲食店マップを見ても、HP見てもそんなに変わらないかなと
観光協会のHPからお店のHPを発見して、「ここだ!」、と直感したお店がこちらでした。

 

念のため宿を出る前に電話で空席を確認したところ、
名前も聞かずに即当日予約OKとしてくださいました(笑)。

早速訪問!無事に入店♪

駅の東口を出、線路沿いを新潟方面に歩くとすぐにそのお店はありました。

 

二重扉なので若干中の様子が分かりにくかったですが、
カウンターの空席は分かりましたので、入りやすかったです。
(電話で予約しているはずなのに、小心者です(笑)。)

席に無事につき、とりあえず作戦会議の時間稼ぎ(笑)に
グラスビールを注文します。

 

お通しは生タコときゅうりのお浸し。
お通しであるからこそこういうシンプルなお料理はかえって嬉しい
(´ω`)

早速注文!本日の日本酒をお料理をご紹介!!

日本酒のメニュー。
丁寧に一つ一つ説明をつけてくださっているのに、愛を感じます( ̄▽ ̄)

壁にも。

迷っている間に一品め「川エビの唐揚げ」が到着しました。

 

香ばしく、それでいて重くなくてカラッとさっぱり( ̄▽ ̄)
お一人様だと結構な量に感じました。

 

これをちょっとづつ食べながら飲み続けられそうですね。

一杯め、新潟県上越のお酒「君の井」恵信 純米大吟醸
グラス(100ml)でいただきました。

 

酵母由来のもったり系フルーツ香と生の香り。
若干コーヒー香も感じたので、よく見るとお酒自体も黄色く着色していました。
非常に滑らかなテクスチャ。
アタックは甘味主体だが酸味が程よく効いていて
中盤から甘味からうま苦さにに変わり、しっかりとした余韻を作ってくれていました。

 

うーむ、純米大吟醸としてはかなりパンチありますわ( ̄▽ ̄)。
これは川エビではなく、もちょっとしっかりした味と合わせたいですね。

ボリュームのあるものが欲しくてついつい頼んだ
八色肉厚しいたけ焼き。

 

濃い醤油ダレがかかっているものの、しいたけ自体にもこっくりしたコクがあり
あと少しだけ残っていた君の井にちょうど良い相棒になってくれました。

 

間に合ってよかった(笑)。

本日のメインディッシュ、村上牛の炙り。

2箇所の部位をくれたのですが・・・。すみません、どこだっけ(涙)。
左はバラだったと思います。。。

 

炙りはガスバナーで行っていましたので、若干バナー臭が香りますが。

 

お肉自体、どちらの部位もすごく柔らかくて、歯でサクッと噛み切れるのがとても心地よかったです♪
まさに肉を食べる幸せ、ここにあり(笑)
( ̄▽ ̄)

川エビに合わせるつもりで頼んだ二杯目、「上善如水」越淡麗。

 

これは上善如水の中でも、地元の2店舗でしか飲めない銘柄で、
こちらのお店はそのうちの1店舗とのことです!!。

選べてよかった♪( ´▽`)(笑)

 

さらっとした飲み口なのかなーと勝手に想像していましたが、まさにビンゴ。
ハーブ系の爽やかな香り、口当りは滑らかですがピリピリ感強かったです。
味わいは、水飴的な甘さはあるが膨らまず、アフターも残らずキリッと切れました。

 

君の井がどっしり系だったので余計にさらっと感じましたね。
これは合わせるお料理「川エビ」は大ビンゴでした( ̄▽ ̄)

 

最後の一杯、肉に合わせるつもりで頼んだのは
「高千代」巻機 純米吟醸生詰原酒。
写真は相変わらずグラスだけなので省略ね(笑)。

 

香りは生系アセトアルデヒド香+少し蜜っぽい油っぽい香り有。
アタックは優しい甘さとしっかりした酸。
最初ピリピリ感を感じますがすぐに目立たなくなり、後口はシンプルでした。

 

これはものすごく「肉に合う!」って感じではないですが
(多分、今日の肉だったら君の井が合っただろうな。。。)
生感が少し感じられる今日の炙りの油の香りを邪魔しない味わいなので
まぁ、無難な線を選べてよかったかな。

本日はこれにて締め!ご馳走様でした!!

最初は貸切だったカウンターも、私が出る頃には常連さんで埋まっておりました。

 

お料理が全体的にちょっと高級志向で、
地元の方が普段使いするには少しおつまみのバリエーションが少ないかな、と心配(?)しちゃいましたが
2軒目使いで、お通しと締めのご飯的なものを頼まれていたりとか
そういう使い方も出来るお店なんだなーとも知ることができました。

 

今日は念願の牛肉炙りを食べられたので、
次回伺う時は、今回の地元の方のようなちょい飲みもしてみたいですね。

 

ご馳走様でした!。

お店情報

住所:新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢2-7-4
電話番号:025-784-4888
営業時間:17:00~23:00
定休日:不定休
URL:食べログ

私的:日本酒バルチェックリスト

<どちらか一つ満たす>
☆店内内装がバル&バー風:○
☆器ワイングラス    :
<全て満たす>
★当日予約か予約なしOK :○
★カウンター利用可   :○
★こぼし提供無し    :○

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