四谷荒木町「オール・ザット・ジャズ」さんでレア銘柄日本酒を堪能

   

(和酒バル126)
荒木町では老舗の日本酒バルですが、意外にもこれがイベント以外では初訪問でした!。
荒木町の奥の方に位置する「オール・ザット・ジャズ」さんです。
(お店の情報は記事の最後に記載します。)

 

5回目再訪:2022/6/21 update

前回から1年7ヶ月ぶりの訪問です。
結構空きましたな。

 

この日はちょい飲みでお伺いしました。
(その割には飲んだ笑)
なので早速いっちゃいますよ!

この日のメニューの一部。

 

以前はもちょっと細かく容量を指定できたのですが
今は100ml一択のようですね。
ただ実際はもちょっと多めに入ってるらしい( ̄▽ ̄)、とのことでした(笑)。

というわけで最初の一杯目。
佐賀県「光栄菊」黄昏Orange 無濾過生原酒
をいただきました。

スペックは
21年3月製造、アルコール分13度
でした。

お通しは茎わかめときゅうりの和物でした。
ごま油とごまがなかなかな味わいと香りでした。

この手のお料理は無難におつまみになるのでいいですよね♪
個人的にはこれに後豆板醤でも足そうかなとか思いました(笑)。

続きまして。
高知県「鏡野」純米無濾過生原酒、
「文佳人」の蔵のお酒チョイスでした。

スペックは
22年4月製造、酒米:岡山県アケボノ100%、精米歩合55%、日本酒度+4、酸度1.6、アミノ酸度1.1、アルコール分17度
でした。

イベリコチョリソーとチーズ

チーズは多分普通のプロセスチーズですね。

 

チョリソーは色がすごくちょっとびっくり。
ハーヴィーな香りと脂のコクと甘味が独特で、むしろハーブ感が強すぎて
イベリコ特有の香りを楽しむのはなかなかきびしいかな、と思いました。

脂の甘さに片鱗があったのかな?、酔っぱらいでは分かりませんでした(爆)。

 

 

ちびちび系のおつまみをいただいたので、
お酒はもう1杯追加しました。

福岡県「寒北斗」辛口純米酒。
ラベルが爽やかで素敵です。

スペックは
22年5月製造、精米歩合55%、アルコール分14度
でした。

 

 

お腹も酔い具合もちょうどいい感じになったので、
この日はここで締めました。
ご馳走様でした!!

4回目再訪:2020/11/13 update

前回から1年5ヶ月ぶりになりました。
ご無沙汰しちゃいました!楽しみます( ̄▽ ̄)

そういうわけでこちらのお店では早速日本酒です!

メニューも眺めますが、日本酒の冷蔵庫(お隣w)も一緒に眺めて考えます。

お料理はこんな感じでした。

そんなわけでジャケ頼み(笑)
群馬県「尾瀬の雪解け」純米大吟醸 ハロウィン専用酒 をいただきました。

スペックは
20年9月製造、精米歩合50%、アルコール分15度
でした。

想像はしてたのですが、すごく優しい飲み口なので。。。

本当はイルカが食べたかったのですが(笑)
酒のつまみ的な濃い味わいがとても食べたくなくなって。

洋食的な味わいが欲しくなりメニューを決めてしまいました。

そんなわけでスパサラを選んだのでした(笑)。
すぐ出てまいりました♪
スパゲティをツナとカレーマヨとコショウで和えた一品でした。

そんなわけで次は大分県「千羽鶴」純米ひやおろし をいただきました。

最初はクセがあるお酒だが、温度が上がるといい感じになってくると
説明をいただきました😄

ボロニアソーセージ玉子炒め、全景です。
作っている時から食欲香る匂いがたまりませんでした😍
味付けは塩味でシンプルなのですが、玉子がフワフワで美味しかったです♪

 

さて、お料理はガッツリだったのでお酒をもちょっといただきたい。。。

そんなわけで同銘柄で銘柄開拓です。
「千羽鶴」純米 康成 無濾過生原酒 をいただきました。

スペックは
20年10月製造、精米歩合60%、901+1801酵母使用、酸度1.6、アルコール分18度
でした。

 

このくらいでお店にお客さんが増えてきた上、お腹もとりあえずいっぱいになってしまったので
この日はここで締めました。
ご馳走様でした!

3回目再訪:2019/6/3 update

はい、前回の記事と同様、何度かこの訪問前にも来ておりますが
この日、なんとかレポートに耐えられるメモと写真が撮れたので(爆)
お送りしたい次第です。
いつも優しく迎え入れてくださりありがとうございます。。。

といいつつ・・・。
一応、二軒目なたてつけですが、
2.5軒目で少し飲みすぎたきらいがあり、
メモをきちんと取れておりません(爆)。
ですが悲しい(?)ことに写真はとってもきれいに撮れております。

一杯目は香川県「悦凱陣」(よろこびがいじん)無濾過生 八反純米
熟成香とマジック的なツンとした香が主体でした。
アタックは酸と苦みが主体で、酸の伸びが特によく、スッキリした口当たりにまとまっていました。

お料理は・・・
そんなにお腹が空いていないので、軽めのものをチョイスしました。
こういう単純メニューが嬉しい時って往々にしてありますよね。

 

そのつもりだったですが・・・ちくわが三本分もありました。
なかなかお腹にたまる一品でした(^_^;)

さて、日本酒、困ったことに80mlなのでサクサクなくなります(笑)。
続きましては三重県「作」穂の智でした。

香りはもはや取れませんでした。。。多分酵母由来系フルーツ香(酢酸イソアミル)だと思うのですが。
アタックは酸も甘味も穏やかでした。辛味もピリピリ感もなく口当たりがとてもスッキリしていました。
15度のアルコール度数なのでその持ち味をしっかり活かしている感じでした。

 

お料理は・・・本当はお料理を頼む予定はなかったのですが
あまりにも美味しそうに思えてしまい。。。

頼んでしまいました、新潟村上産の塩引鮭。。。

ちょっとお酒もなくなってしまったので
以前飲みそびれていた「赤武」をペアリング写真用に頼むも

それ用の撮影をするも

 

 

コメント全く取っておりません。。。
本当に失敬でした。。。_| ̄|○

 

楽しく飲んでいるのはいいのですが
きちんとこちらのお店、1軒目でがっつりといつか来ないといけないですね。
もはや義務です(焦)。

 

再訪:2018/11/4 update

ブログ上は前回から1年2か月くらい訪問していないことになっていますが
もちろんそんなことはありません(笑)。
ただ、ブログでは基本的に一人飲みのみを記録しているので
ああ、こんなに一人で来ていなかったんだなーと感慨深いものがありました。
(何で(笑)。)

本日のオリジナルランチョンシートと箸置き。
さりげなさが可愛いです♪。

 

では早速いきまーす( ̄▽ ̄)。
こちらはお通しがないのでサクッといただけるものを取り急ぎ注文いたしました。

お酒は栃木県「望」(ぼう)。
やっぱりここのお店では、マイナー銘柄開拓欠かせません( ̄▽ ̄)。

しっかりとした酵母由来系(カプロン酸エチル)香りが感じられ、メロンのニュアンスでした。
アタックは一転、弾けるような酸と甘味がもたっとした甘味でさくらんぼのニュアンスでした。
生原酒なのに火入れしたような落ち着いた水飴のような優しい甘味なのが不思議です。。。
ほんのりとお米を炊いたような香りもありました。
後口に若干ピリピリした刺激も感じられました。

お料理ってほどでもないけど(笑)全景♪

 

可愛い見た目ですが、こちらの青唐辛子味噌、
・・・超辛い。。。
味噌は合わせ系で甘味が強い方かもと思われました。

 

このお味噌があまりにも美味しくて( ̄▽ ̄)、
これを1つのお酒だけで終わらせるのが勿体ない!、と心から思ったため、
お酒を追加注文。

またもや銘柄開拓。
愛媛県「酒仙栄光」夏純吟生貯蔵酒。

香りは酵母由来系(カプロン酸エチル&酢酸イソアミル)がほんのりと感じられるフルーティ香ですが
強いて言えば甘ったるい香りが優勢でしょうか、パイナップル的な印象でした。
アタックは苦味とほんのり甘味がコーヒー牛乳印象。
酸でスッキリしキレよく感じ、さっぱりな分甘味が余韻でほのかに残りました。
熟成のニュアンスでしょうか、後口にほんのりとした残り香があるような気がしました。

 

さて。
やっぱりお料理も食べたいということで、お魚を注文しました。

 

最初に頼んだ燻製盛り合わせが品切れだったので、時点候補のこちらを。

お酒は群馬県「町田酒造」醸造戦略会議マチダ。
一瞬違う銘柄かと思っちゃった(笑)。

香りは酵母由来系(カプロン酸エチル)優勢で、ほんのりとしたフルーツ香でした。
アタックは弾けるような酸とほのかな甘味、さくらんぼ。含み香でお米。
旨味の余韻はしっとりあるようですが、アフターは穏やかに仕上がっていました。

お料理の全景。

 

最後は最初2つの量(60ml)より少し多くして、多分120mlくらいいただきました。
時間をかけてのんびりと頂きたいかな、と。

 

本日もごちそうさまでした(^人^)。

 

初訪問:2017/8/25 update

四谷荒木町は比較的、金曜に突撃訪問しても入れるお店が多い・・・はずと思ってましたが
あえなく1軒目に振られ、ダメ元でこちらに伺ったところ、意外にもカウンターは先客ゼロ♪。
無事に席をゲットすることができました。

時間は21時を回ったところ。
思えば、開始時間も早いこの界隈。
一巡目のお客さんはすでに終わって、これからこの日の二巡目スタートだったんだと思います。
(現にテーブル席側についてらっしゃった方々はすっかり語りモードだったようです。)

おむすびの可愛い箸置きと、お店オリジナルのクロスシートが
さりげないながらも目を引きました(笑)。

早速注文!本日の日本酒とお料理をご紹介!!

日本酒メニューは両面(うち片面は日本酒以外のお酒)あり、30種くらいと言う感じでしょうか。

 

これは・・・困った。
マイナー銘柄がほとんど。
しかも私、知らないものがかなり多い!!。

 

これは楽しみですぞ〜( ̄▽ ̄)

一杯目は「咲耶美(さくやび)」純米吟醸直汲みあらばしり。

群馬県のお酒です。

サイズは一番小さい80mlでお願いしてみました。

 

香りの印象は、アルコール度数の高さ(16〜17度)の割には薄め。
アセトアルデヒド&イソ系がほんのり爽やかなフルーツ香を醸し出してました。
アタックは口で弾けるような酸と柑橘系を思わせるような甘味が特徴的でした。
中盤から酸がかなりの勢いで引いていき、ピリピリ感を残しつつ、旨味の余韻を残してくれました。

 

どちらかと言うと爽やか系。
そんな味わいに引きずられ、選んだお料理もどことなく爽やか系をイメージして頼んじゃいました。

姫きゅうりのもろきゅう。

2品目を待っているうちに、お酒がなくなったので次の日本酒を。

青森県のお酒「華一風」特別純米。
今度は100mlでお願いしました。

 

こちらも香りが控えめタイプ。
アタックも基本的に穏やか系でしたが、旨味が突出して目立ち、
水アメ系のコックリした甘さが後から追いかけてくるイメージです。
アルコール度数高さ(16〜17度)のピリピリ感がありつつも、
中盤からじわじわまた旨味が追いかけてきて長い余韻を作ってくれてます。

 

このお酒は良いですね。
雑味を感じない、ひたすらシンプルに旨味で味わいを魅せてくれるところが( ̄▽ ̄)。
本日のベストオブ日本酒でした。

さてと、もう一つのお料理は、今年の新秋刀魚半身。
半身というから、身を縦に割ると思っていたら
「頭がいいか尻尾がいいか」との質問があり、拍子抜けしてしまいました(笑)。

 

内臓の苦味が好きだったので、頭にしちゃいましたけど
もしかすると尻尾の方が食べるところたくさんあったかもと少し後悔(笑)。

締めのお酒は、愛媛のお酒から「城川郷 相生」純米をチョイス。
・・・はて、量はどのくらいだったかな(笑)。

 

アタックは酸味が主体でした。中盤からピリピリ感と旨味が伸び、
旨味が最終的に余韻としてそのまま残る感じでした。
香りが控えめで水アメ系の甘さはアタックからアフターまで全般的に口に残っている感もありましたね。
一杯目の日本酒が穏やかになった系な印象でした。

本日はこれにて締め!ごちそうさまでした!!

目の前のカウンター上に並べられていた空き瓶さんたちはこんな感じでした。

 

いやー、マイナー銘柄だらけの中でなかなかチョイスが難しいメニューでしたが
どれ頼んでもなかなか秀逸なのは確かでした♪。

 

味わいの違いを楽しむというよりは、一つ1合単位で頼んで
しっぽり飲むと言う使い方でも良さげですね。

 

途中でカウンターが程よく埋まってきたのはいいのですが
お店の名前から、ジャズバーだと勘違いして入ってきた若者もいて、
日本酒を頼みあぐねていて困っていたところが印象的でした。。。

 

もしかしてそういうお客さんも多いのかもしれないこちらのお店ですが
もしかするとそんな人たちから一人でも多くの日本酒ファンが生まれるかと思うと
やっぱり今の形態でお店には頑張ってほしいなと不肖ながらも感じてしまったのでした。

 

良い日本酒との出会いを今日もありがとうございました♪。

 

お店情報

住所:東京都新宿区荒木町9-22 菅沼ビル 2F
電話番号:03-5379-3663
営業時間:18:00~24:00(L.O.23:30)
定休日:日・祝
URL:食べログ

私的:日本酒バルチェックリスト

<どちらか一つ満たす>
☆店内内装がバル&バー風:○
☆器ワイングラス    :
<全て満たす>
★当日予約か予約なしOK :○
★カウンター利用可   :○
★こぼし提供無し    :○

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