日本酒バル訪問記:6/18週(粋。)

      2020/08/21

この週も楽しく飲ませていただきました♪

 

何故か立飲みに寄ってしまったダイジェストです。。。
狙っていたわけではないんですよ、念のため(笑)。

大井町「粋。」さん

(和酒バル2)前回の訪問はこちらです。
こちらは先ほどの采さんと比べてコンスタントに来ている方、約3か月ぶり。

 

・・・コンスタントと言っても、3か月ぶりなのは
一般的にはコンスタントとは言わないかもしれないな。。。(苦笑)

 

さて、席に着いたとたんにデフォで3種飲み比べの用意がなされてしまう私。
(通常は違いますよ(笑))
なので頑張って3種、迷いながらもチョイスします。

左から
福岡県「杜の蔵」二の矢。
香り主体は酵母由来(酢酸イソアミル)系と思われるスッキリ系。
爽やかで生の香りも感じられました。
アタックはクエン酸的な酸と甘さ、加水的な軽さに感じられ、例えて言うとさくらんぼのようなイメージでした。
酸の伸びがよく、後口には若干の収斂感を感じました。

栃木県「大那」特別純米。
色合いが少し黄色くなっていました。
アタックは熟成もあるのか、若干の苦味と旨味が感じられましたが、酸もバランスよく効いてました。
酸の伸びは中盤以降もよく、後口程よい苦味を残してくれました。
ニュアンス的には強くないグレープフルーツと言った感じ。

山口県「雁木」夏純米。
香りは穏やかで取りづらかったです。
アタックは酸味主体のスッキリ系で後口には収斂感のあるタイプでした。

 

・・・今回は本当に、すべての味わいや香りが似たものをチョイスしてしまった(爆)。
なのでペアリングには困りました。。。
とりあえずわずかな差を重箱の隅つついてみつけてペアリングしてみました。

まずはお通しと。
こちらのお店のお通しは秀逸で好きです♪
一番ペアリングが楽しいかも( ̄▽ ̄)。

次は定番お料理と。
たかがきゅうり、されどきゅうりと言えども、冷酒だったらお酒を選ばない万能おつまみなこちら。
でもやっぱり夏の野菜なので旨味もあまりないすっきり系のお酒がやっぱり美味しいです。

 

 

話が盛り上がり、この日は次々とお酒を調子よく頼んでしまいました。
結果的にも一回飲み比べセットにすればよかった(爆)。

サービスの振る舞いで、お酒(写真省略)と↑のようなおつまみをいただいてしまったり。。。
恐縮です。

 

きちんと注文した(笑)4杯目、岐阜県「小左衛門」純米吟醸備前雄町。
アタックのインパクトは小さかったですが、ほんのりと酸と甘味、わずかな苦味が感じられ
ビワのようなニュアンスのある味わいがありました。
苦味の余韻が細く長く続くタイプで、後口は収斂感と相まりそこそこの存在感も感じられるお酒でした。

5杯目、岩手県「赤武」純米。
香りは酵母由来系(カプロン酸エチル)が主体と感じられるようなクリーミー系。
アタックは甘味主体で酸味とのバランスがよく、濃さはさほどでもないけどジューシーさを感じられました。
これもビワのニュアンスだったかな。。。
中盤から苦味がしっかりと伸び、酸と相まって程よい余韻を作っていました。
後口にはやっぱり収斂感の存在感が強かったです。

 

・・・本当にこの日は、似たような味わいのお酒ばかり頼んでいるな(爆)。

 

 

そうして、結果的に締めのこちら。

六杯目、山梨県「旦」純米吟醸。
香りは酵母由来(カプロン酸エチル・酢酸イソアミル)両方の特徴をバランスよく取り入れている印象。
しっかりと濃いエキスがあるような芯のある香りで、洋梨のイメージでした。
アタックはスッキリした酸でさっぱり感じられる甘味が梅酒的に感じられました。
後口はこちらも収斂感が感じられました。

お料理の全景はこちら。
こちらのお料理ももはやこのお店の定番になりました。
生酒系によく合うお料理ですが、酸が効いてしっかり系のお酒も
お料理のスパイスがしっかりしているのでぶれないんですね。

 

また、お酒で生が出る季節になったらこのお料理とのペアリングを試してみたいですね♪。

大井町「粋。」さんへの訪問まとめへのリンクはこちらです

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