初訪問:中野「いざ宵」さんで蕎麦前と希少日本酒

      2019/04/09

(和酒バル181)

中野駅近くながら、日本酒をしっぽりオシャレに楽しめるバルを発見しました!
お店の名前は「いざ宵」さんです。
(お店の情報は記事の最後に記載します。)

平日夕方、当日電話予約にて席を無事ゲット!

人気店な上、それほど席数が多くはないとのことでしたので
電車での移動前、電話して空席を確認してから伺いました。

 

そういうわけで余裕を持って無事席をゲットすることができました。
\(^o^)/

お店の外から「靴を脱いで上がってください」との表示がすでにあり、
扉を開けるともうすぐ座席なんですね。
なので靴を脱ぐ準備をしてから、扉をオープンし、すぐに中に入れる体制を作っておきました。

まだ隣は埋まっておりませんが、すぐにこちらの席も埋まってしまいました。
さすが!
電話して本当に良かった( ̄▽ ̄)

早速注文!本日のお料理と日本酒をご紹介!!

メニューは冊子になっており、とにかく沢山ある印象でした。
メニューに書かれているのは50種くらいな印象でしたが
冷蔵庫の手前にあり、回しているのは大体20種くらいでしょうかね。。。

 

お店のキャパ的にはかなりハイペースで空いていることが想像されました
( ̄▽ ̄)

 

ならばこちらも遠慮なく頼んじゃうことにしましょう(笑)。

その前に、作戦タイムはやっぱりグラスビール(笑)。

最初の日本酒、山形県「吾有事(わがうじ)」赤ラベル純米無濾過生原酒。
「奥羽自慢」の新銘柄だそうです。

 

香りは非常に取りづらいタイプでした。。。フルーティ的な要素はあったのですが。
アタックは甘酸っぱい中に、熟成したようなほろ苦さが若干ありました。
イメージは濃い南国系フルーツ、マンゴー的でしょうか。
中盤以降も酸がしっかり伸び、後口にも果物系な甘酸っぱい余韻を残してくれました。

お通しが2種、白子の揚げ出汁ポン酢和えとお蕎麦を揚げたものでしたが
この白子がなかなか逸品で、是非日本酒に合わせたく
慌ててビール飲みました(笑)。

二杯目は、宮城県「墨廼江」(すみのえ)特別本醸造。
アタックははじけるような酸とほのかな甘味で、さくらんぼのイメージでした。
旨味も細く長く続き、アルコールの揮発感と相まって
後口が辛口に感じるように仕上げていました。

お料理の全景。
昆布〆というのでおつまみ昆布でも入っているのかな、と思いきや、
昆布出汁に漬けて絞った感じのもので、お浸しと言うイメージでしたね。
醤油をたらしていただきました。

 

お酒がシンプルでキレを作ってくれるものでしたので
菜の花の繊細な味わいがなかなか生きたマッチングだったのではないかしら。
この日一番のペアリング成功と思ってます♪

さて、銘柄開拓とともに、お料理も行きますよー♪
長野県「けんちの」無濾過生原酒。
かなりしっかりと生の香りを感じられました。
アタックは旨味と酸味のしっかり系で、中盤以降も旨味が伸び、
アフターはアルコール系の苦味を伴ったしっかりとした余韻がありました。
後口には若干の収斂感も感じました。

お料理の全景。

 

ワカサギの天ぷらといえば非常に繊細な味だから、
味のきつい日本酒だと合わないかな、と少し心配でしたが、
そこはやっぱり日本酒、合わないってことはないね(笑)。

アフターの苦味が、ワカサギの内臓の、通常は感じないくらいのシンプルな味なところ、
ほろっとした苦味を気づかせてくれると言いますか。
苦味に調和したのは面白いと思いました( ̄▽ ̄)

 

さて!、いよいよ締めと言うかメインに入ります♪(笑)

蕎麦と合わせたのは、長野は信州のお酒、「大信州」純米吟醸生。
生香もしっかりですし、酵母由来2種(カプロン酸エチル・酢酸イソアミル)両方系もしっかりと香ります。
どちらかと言うとイソメインでしょうか。
アタックは酸が強めで甘味が穏やか。中盤以降ピリピリ感が立ち、辛口に感じます。
ですがフルーティな酸も最後まで強く出ており、非常に飲みやすいお酒に仕上げていました。

お蕎麦の全景。

 

どうしてもお蕎麦とのペアリングは、どうしてもかえしとの相性になっちゃってますね(苦笑)。

 

正直、細かい味わいを忘れてしまったんですけど(ごめんなさい(汗))
どちらかと言うと甘めではなく出汁の濃い味の方が印象があったようで
お酒が出汁を「切る」のではなく、「旨味を乗せる」と思えたのは
やっぱり信州のお酒はお蕎麦(のかえし)と相性がいいんだと思います。

 

外れない鉄板って感じで、安心できますね( ̄▽ ̄)(笑)。

本日はこれにて締め!ご馳走様でした!!

もはやお蕎麦にはお約束の蕎麦湯。
お酒の締めとしてもとってもありがたい一杯でした。

 

駅から近いロケーションだったり、
靴を脱ぐもののインテリアはオシャレに仕上げているし、BGMもジャズ系を意識しておられましたし、
女性受けしそうな要素はよく揃っているんですが。
お酒の数もさながら、他で見ない銘柄も多く、開拓好きの私にはツボなラインナップでした。

 

ただ、お店の雰囲気は、常連さんメインの知る人ぞ知る、ちょっとした蕎麦割烹ですね。
あまり私のように、ふらりと入って・・・と言う使い方はしないんだろうな、と言う空気を感じました(苦笑)。

 

ですが一見の私にも、きちんと配膳のタイミングを測ってくださってて
居心地はとってもよかったです!。
またふらりと足を運びたくなってしまいました(笑)。

 

次回来られる機会があることを祈ります。
本日も素敵なお店との出会いに感謝です。(^人^)

お店情報

住所:東京都中野区中野3-34-30 ニューフナバシヤビル 3F
電話番号:03-6326-0760
営業時間:[火~日]17:30~1:00(料理L.O 0:00)
定休日:月曜日、不定休あり
URL:食べログ

私的:日本酒バルチェックリスト

<どちらか一つ満たす>
☆店内内装がバル&バー風:○
☆器ワイングラス    :
<全て満たす>
★当日予約か予約なしOK :○
★カウンター利用可   :○
★こぼし提供無し    :○

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