四谷荒木町「タキギヤ」さんで絶品小料理と日本酒
2020/01/28
(和酒店30)
ブログでは初登場です。
お馴染み、月一恒例の四谷荒木町のお店開拓として、この日はタキギヤさんに一人で伺いました。
再訪:2019/6/3 update
こちらのお店は予約必須、ない場合は当日予約の隙間を狙うと言う
ハンター的な根性(?)が必要になります。
この日、時間は17時過ぎ。
四谷三丁目の別のお店をチェックしていたのですが、ふと
「あれ、この時間だったら、タキギヤさんに入れるんじゃね?」
と言う考えが頭に浮かんでしまい、
気が付いたらお店ののれんをかきあげておりました(笑)。
(この季節で扉開けっ放しで営業されていたので、中丸見えだったんですよね。。。)
この日は7時から予約の席がそれまで使えるとのことで、
なんとか席をゲットすることが出来ました!
なお、前回から1年以上開いているからか、当然のごとく全く覚えていただいておりませんでした(苦笑)。。。
心が痛いです。。。
一口ビールとこの日のお通しです。
いつも通り2種、出汁と生シラスおろし和えでした。
生シラスのトロトロした食感がおろしのシャキシャキ感に合うおつまみでした。
カウンターには目を惹くお惣菜たちが並びます。。。
ですが居られる限られた時間を有効活用するため、慎重にお料理をチョイスです。
最初にやってきたのは、あじのなめろうでした。
特に醤油をたらすとかのオプション?はないようで
そのままいただきました。
ミョウガがたっぷりで、季節を感じましたね( ̄▽ ̄)。
さて、日本酒は何にしましょうか。。。
手元のメニューと座席(カウンターの後ろ)の黒板からチョイスしました。
日本酒は1合提供なので、やっぱりお酒も慎重です。
お酒は福岡県「田中六五」常温をいただきました。
酵母由来系フルーツ香(酢酸イソアミル)主体ですが穏やかで、消毒薬的なニュアンスがほんのり感じました。
アタックはじんわりした旨味がありましたが、酸がとてもスッキリ感じられました。
後口はスッキリしていました。
こちらのお店、瓶ディスプレイをやらなくなったようです。
ま、席狭いですし、お店も忙しいですしね。。。仕方ないかもしれません。。。
続いて頼んだ、ワラビのきんぴら。
最初に来ると思っていたのですが、二番手でした。
結構甘く、歯ごたえがシャキシャキなのがなかなか楽しい食感でした。
私のあとにいらっしゃった常連さんも「(ワラビがきんぴらなのが)珍しい!」と言われて注文されていました。
トマトの土佐漬けです。
トマト自体が充分甘かったです。
加えて酢に出汁をきかせているようでお汁も美味しかったです。
すごく職人技を感じるメニューでした!!
トマトが予想外に大きかったし、まだ時間も少しあったので、
お酒はもう1杯だけいただきました。
隣に座った常連さんがお酒を「半分」と言われて頼まれてたので、
私も真似して半分でいただきました。
と言うわけで半分入れていただいた広島県「宝剣」純米のハーフです。
酵母由来系フルーツ香(カプロン酸エチル・酢酸イソアミル)が両方バランスよくあり、
スースーとした清涼感も感じました。
アタックは酸主体でしたが強くはなくて、それよりも結構強くアルコールのコクが後口に残りました。
酸が強いのでキレはある印象でした。
こんなところでこの日は締めました。
このお店、カウンターでお話をさせてもらうのが
やっぱりならではの楽しみだったりするのですが、
常連さんがいらっしゃったり、この時間の割にはお客さんが多かったりして
この日はそれがかないませんでした。。。
一人飲みと言うよりも、2人くらいできちんと予約して、
しっぽり語りながら飲んだ方が、このお店は楽しいですね。
またのんびり来させていただく日を心待ちにします(*^_^*)。
初訪問:2017/11/24 update
少しピークを外し、少し遅い時間に訪問。
駅で念のため空席を確認する電話を。
無事に席をゲットすることができました\(^o^)/
こういう日に限って、外れた時の候補のお店を沢山ストックしてたりして(苦笑)。
でも今回のストックはまた次回に使うこととしましょう(笑)。
旧知の日本酒店、出会ったきっかけは
こちらも以前、お手伝いしていたお店のマスターからの
ご紹介で訪問させていただいたことがありました。
また、マスターのお店の常連さんや店員仲間の方々も非常に好評なお店の一つで、
少し前に会話でお店の話題が出、
そういえば1回こっきりだったと思い出したのがきっかけでした。
でもその訪問は・・・もう本当に何年前かなぁ。
少なくとも2年は経過しています(笑)。
気持ち新たにニュートラルな気持ちで臨み?ます(笑)。
早速注文!本日のお料理と日本酒をご紹介!!
やっぱり早速日本酒で、と行きたかったところでしたが、
考える時間も欲しい。。。そういうわけで悩んでいると、
ほんのちょっと、一口サイズのビール(250円(笑))がOKとのことで、
それをとりあえず注文させていただきました。
助かりました( ̄▽ ̄)(笑)
日本酒はこちらの常備メニューと、写真は撮りませんでしたが黒板に記載された数種。
30超のお酒選択肢、そのうち半分くらいが燗酒推奨なラインナップでした。
燗酒ラインナップが棚に鎮座しておりました(笑)。
一杯目から燗酒の選択肢は本日ありませんでしたが、とりあえず眺めて妄想で悩みます(笑)。
お通しはこちら、一口お出汁とサツマイモの甘煮。
一杯目は、最近飲んでなかったと勢いで頼んだ(笑)
愛媛県「石鎚」純米吟醸。
合わせたお料理は本日の一品目、穴子の煮凍り。
香りは穏やかでニュートラル。
アタックは酸っぱさが目立ち、甘味は控えめな梅干しのニュアンス。
中盤から旨味が伸びて余韻もそこそこに感じられました。
後口には収斂感も感じられました。
煮凍りの全景はこんな感じ。
煮凍りのお出汁旨味に非常によく合うお酒ではありましたが、
お通しで出していただいたシンプルなお出汁にもよく合うお酒でした( ̄▽ ̄)。
二杯目は、迷いに迷ったけど好きなのから片付けてしまおう(笑)と決心して登場(笑)、
島根県「王禄」超王禄無濾過本生。
あわせたお料理は春菊と新占地(しめじ)お浸し。
若干の濁りのある見た目。
香りはしっかりとした生香と熟成香、針葉樹のニュアンス。
アタックはしっかりした甘味とそれ以上に感じれた強い酸味、洋梨のイメージ。
アフターはほのかな甘味と旨味の伸びがあり、若干のピリピリとした刺激とともにフィニッシュします。
お料理の全景はこんな感じ。
香りのどっしり感から一転、味わいは非常に爽やかで青々しい印象があり、
そういう意味で新物のみずみずしいしめじと青々しい春菊と非常によくマッチングしました。
これは意外な発見で楽しかったです!。
締めの一杯にしたのはこちら、山形県「羽前白梅」純米。
常温でいただきました。
あわせたお料理は、本日の本命(笑)マグロとわけぎのぬた。
見た目は若干黄色がかってました。
香りは高級アルコールのほのかなセメダイン香がありましたがほぼニュートラルです。
アタックもニュートラルで若干の収斂感を感じる程度。
中盤から旨味が伸びてきましたが、残りすぎることはなくすっきり切れてフィニッシュしました。
燗にしたら旨味の伸びがあったのかもしれないけど、
常温の、これはこれですっきりしていて旨かったです( ̄▽ ̄)
お料理の全景はこんな感じでした。
ぬたは、ナマグサ系とネギと味噌のこっくり甘さが特徴的なので
それを消しすぎないさりげない味わいや、辛口系が相性いいんだろうなーと感じた
今回のペアリングでした。
本日はこれにて締め!ご馳走様でした!!
ちょうど、私が入ったタイミングでカウンターにいらっしゃったお客さんが帰られましたが、
その後、常連さんらしき方々が次々やってきて、賑やかになってました。
でも、お料理やお酒を頼むタイミングや、お水を注いでくれるタイミングも絶妙ですし
(最後、私が注文を巻いたのでお酒は声をかけましたが(笑))
長く続くお店なのがわかる、気持ち良い接客にもとても居心地がよかったです。
入れ替わるおばんざいが楽しみなのもありますが、
まだ定番のお料理も頂いてない気がしますんで(笑)
また空いている時間帯を狙ってやって来たいと思ってます!。
本日も良いお店との出会いをありがとうございました(^人^)
お店情報
住所:東京都新宿区荒木町7 安藤ビル 1F
電話番号:03-3351-1776
営業時間:[月~金]17:00~23:00(L.O.22:15)、[土]17:00~23:00(L.O.22:15)
定休日:日曜・祝日 第1・3・5土曜日
URL:食べログ
私的:日本酒バルチェックリスト
<どちらか一つ満たす>
☆店内内装がバル&バー風:
☆器ワイングラス :
<全て満たす>
★当日予約か予約なしOK :○
★カウンター利用可 :○
★こぼし提供無し :○
チーズプロフェッショナルと唎酒師のブログです。
スタイリッシュで楽しく美味しい飲食空間が大好きです。
たまに本音のキツイことも書きますが(苦笑)、大好きなことを沢山の人とシェアしていければ幸せです。
趣味の山と旅行とランニングもたまに書きます。
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