初訪問:日本橋「ふた麦」さんで軽め割烹の日本酒ペアリングコース堪能!

      2020/01/25

(和酒店53)
大塚や恵比寿に構える「麦酒庵」さんの系列で新しい、割烹和酒店「ふた麦」さんに伺ってきました。
(お店の情報は記事の最後に記載します。)

 

ネットで1人予約が出来るのが本当にありがたかったです( ̄▽ ̄)。

 

ネット予約ではペアリングコースは選べなかったので
申し込み時の備考入力欄に「ペアリングコース希望します」と
あらかじめ記入して申し込みをしました。

平日夜に訪問、カウンター席の端をゲット、コース開始!

趣のある佇まいですが、予約していると足取り軽いです♪

この日はすでにカウンターにおられた5名組様のコースが始まっており。。。
そろそろと席に着く私。

この日は季節の6品コース(6000円)に、日本酒ペアリング(3000円)をつけていただきました。
お品書きはこんな感じでした。

コースの前に、突き出しとしてこちらをいただきました。
青大豆のお出汁煮です。
柔らかすぎず程よい歯ごたえがいいお豆でした( ̄▽ ̄)

それでは早速ペアリングにまいりましょう!

椀物とペアリング

早速ポテンシャル上がるお料理がやってまいりましたぞ(笑)。

 

お酒は奈良県「梅乃宿」を少しぬるい燗でいただきました。

香りは燗らしいツンとしたアルコール香と熟成的に少し進んだ酸的な弱いニュアンスもありました。
熱を入れることで熟感がココアのような柔らかい甘苦さになってると思いました。
アタックは強い酸味とほのかな甘味が梅ジュース的でしたが、口当たりは熱によって丸く柔らかくなってくれていました。

お料理の全景はこちら。

優しい魚介出汁でしたが、昆布と鰹に甘鯛の骨も入ってるとのことでした。
骨の風味はしっかり感じられました。出汁の香りと相まってゆずの香りもしっかりと負けていませんでしたね。
鯛の身はとってもプリプリでした。
身をあんにくるんで食感と旨味をコーティングしているようでした。
皮のパリパリは汁に浸していてもちゃんとパリパリしていて、食感の多重奏がとても楽しいお椀だと思いました。

 

お料理自体でマリアージュになっているので、お酒と合わせた時は地味なアタックのほろ苦さに着目した次第でした。

向付とペアリング

続いてのお酒は和歌山県「紀土」純米。今度は冷酒でいただきました。

香りは穏やかでとりづらかったです。。。
アタックはしっかりした酸と程よい甘味がフルーティで、20世紀梨の印象を持ちました。
中盤以降、酸が穏やかで甘味が後口にも優しく残りました。

 

刺身に合わせる割にはかなりお上品なお酒の印象です。
これだから人に選んでもらうペアリングは面白い!。

 

結果的に、お料理の付け合わせだった蕪浅漬けとわさびにもよく合っていました。

お料理の全景。。。

 

思わず「少なっ」と思ってしまった(爆)が、ま、一人盛ですもの。仕方ないですわね。。。

 

上左から、さより・タチウオ。
下左から、ヒラメ・えんがわ、計4種盛り合わせでした。
すでに醤油や塩で味付けいただいた状態での提供でした。

個人的に、えんがわがむっちりしてて美味しく、気に入りました( ̄▽ ̄)。
ちなみにヒラメとサヨリは石巻産、タチウオは千葉の竹岡産とのことでした。

肉料理とペアリング

次も燗でやってきました。滋賀県「浪の音」無濾過生原酒・特別純米。
ぬる燗でいただきました。
香りは原料由来の米と酸的なツンとした立ち香でした。
アタックはしっかりとした乳酸香が、ヨーグルトような柔らかく甘酸っぱそうな香りを作っていました。
含み香で米の香りも感じられました。アルコールのピリピリした刺激がそこそこ残っている感じでした。

 

 

カウンターの他のお客さんの言ってることが丸聞こえなので
このお酒についての情報はあらかじめ横耳で聞いていたのですが(笑)

どうやら滋賀の出身の方がいらしたらしく、
「旨い酒(多分特定名称酒)だけではなく、地元でしか飲めない上級酒
(普通酒の上撰のことかと思います)も出すなんてすごいね!」と言われていたので
てっきり普通酒が来ると思っていたのですが

全然ちゃんとした特別純米酒(スペックは純米吟醸)がやってきて少しだけ残念?でした(苦笑)。

お料理の全景です。

醤油あんとわさびを薬味としていただきました。
肉は、筋が硬く歯ごたえがかなりしっかりしていました。
合鴨よりは脂身も少なくて、赤身中心の野生的な味だっ他と思います。
肉の産地は青森とのことでした。
個人的に、しその実がいいアクセントでとっても気に入りました(笑)。

御凌ぎとペアリング

お料理と併せたのは、宮城県「山和」純米吟醸pulito。
なかなかオシャレなラベルです♪
香りはとてもとりづらかったです。。。酵母由来系(酢酸イソアミル)と生香がほんのり感じました。
アタックは程よい甘味と酸に苦味もほのかにあり、びわのような印象でした。
苦味の余韻は中盤以降も続きましたが酸もしっかり伸びるので、後口はわずかな収斂感を残して綺麗に切れるタイプだったと思います。

お料理の全景です。
この時点で面白いことに酢の物が出てくるんですね。面白い!。
でもお腹が膨れるものではないし、口がさっぱりするから丁度いいのかな( ̄▽ ̄)。

 

きゅうりと菊の花が添えられていました。
ナマコの歯ごたえがとにかくすごかったです!!。
酢は効かせすぎずほんのりと感じるくらいでした。
食感のハーモニーが楽しい器でした。
ナマコがくにゃ&しっかり、りんごがしゃっくり、きゅうりがシャクシャクと言うイメージの歯ごたえでした(笑)。
(↑わかりますかね?(笑))

揚物とペアリング

お酒は滋賀県「七本槍」2016年純米火入れ。
ぬる燗でいただきました。

香りは穏やかな乳酸香主体でした。
アタックは温かいヨーグルト的な優しい酸と甘味でしたが、熟成的な苦さも少々ありました。
燗でもしっかり残っているアルコールのピリピリした刺激は強かったです。

お料理の全景です。

 

ゆずの香りをしっかりとこちらも立たせて、爽やかさを演出していました。
あんには大根おろしを和えてるものでしたので、これもお魚と白子の食感と相まって面白いハーモニーだったと思います。

コース終了!全体的な感想は?

最後、お一人様でもまるっと土鍋で真鯛ご飯を炊いてくださいました。

 

生姜をしっかりときかせてました。
おかわりもあるとのことでしたが、食べきれなかったのでおにぎりとしてお持ち帰りさせていただきました。
とっても助かりました(^人^)

追い出汁をかけてさらに楽しみます( ̄▽ ̄)。

 

 

お料理の繊細さもさることながら、選定の面白い日本酒には
「麦酒庵」さんさながら脱帽レベルで、お皿か変わるたびワクワクして
とても楽しかったです。

 

お酒、特に燗の時は少し多めに付けてくれたりして
量もちゃんと個人の要望に合わせてくださるところも大好印象でした。
そんなに多く追加で頂かなかったのもありますが、料金も規定内でしたし。

 

このくらいの軽めのコースで気軽にペアリングを楽しめるのはやっぱり嬉しいです。
季節を変えて是非また伺いたいお店がまた増えてしまいました(爆)。

 

本日も素敵なお店との出会いに感謝です(^人^)。

お店情報

住所:東京都中央区日本橋本町1-4-3 ムロホンビル 1F
電話番号:03-6262-7997
営業時間:17:00~23:00(L.O.22:00)
定休日:日曜(祝日の場合は翌月曜休)
URL:食べログ

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