初訪問！四谷三丁目「福の川いしだ」さんカウンターで京風おでんコースと日本酒堪能

素敵なお店を開拓することができました！
念願のおでんのコースの割烹さんです。

煮込んだおでんではなく、煮えばな（煮たばかり）のおでん、
実は私もこっちの方が好きなんですよね。

 

新宿区荒木町の住所にて、四谷三丁目、もしくは曙橋エリアにお店を構える
「福の川いしだ」さんの一人訪問レポになります。
お店の公式ホームページはこちらです。

当日電話で席予約、無事に席をゲット！！

お店はコース料理一択で、流石に飛び込みは厳しいと思っていたので
直前に電話で予約してから伺いました。

この日はカウンターの一番窓側の席をゲットしました。

早速コース開始！この日のお料理とお酒をご紹介！

この日は「3月のコース料理」7700円
をいただきました。
と言うか、こちらのお店では単品のみと言う頼み方ではなく
基本このコースで、足りない場合に単品の追加をさせていただけるそうでした。

まずは最初のドリンクでは、梅酒のソーダ割りをいただきました。
ビールが中瓶（量多い）でしたからね。

最初のお料理は、「名残の粕汁」。
鮭の粕汁をいただきました。

甘酒か？、と思ったくらいトロッとした汁物で、
昆布ベースの優しい出汁ベースに、酒粕と野菜の甘味が自然に溶け込んでいました。
汁なのにとても食べ応えがありました！。

次のお料理は「当店名物　穴子の煮ばなおでん」。
穴子をお花に見立てた包丁仕事で飾っている逸品でした。
見た目が綺麗で気分上がります。

お味ですが、甘めの和出汁とシンプルな旨味の穴子がとろける口当たりからじわっと滋味を感じられました。
このお出汁の甘味、砂糖系ではなさそうでしたが、なにかしら？

 

あと、こちらのお料理も先ほどもそうでしたが、
お料理にはしっかり山椒が効いていました。
お料理がしっかり大人の味になってるんですよね。
それがなんとも、お酒を誘うんですよね。

と言うわけで日本酒のメニューを眺めて楽しみます。
何から行こうかとっても悩みましたので、相変わらずの勘で行っちゃいます（笑）。

 

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そう言うわけで最初の日本酒は
滋賀県「喜楽長」辛口純米吟醸
をいただきました。

スペックは
21年11月製造、精米歩合55％、アルコール度数17度
でした。

ここからおばんざい盛り合わせの小鉢をいくつかいただきます。
まず第一弾。

左は、牛肉とフキの炊いたん。

牛脂の甘味がフキのクセをうまく緩和してる感じでした。
こちらもしっかり効いている山椒入りの七味がいいお仕事していました。

右は、菜花とアワビタゲのピリ辛スープ煮。

アワビタゲがぎゅっと身が詰まっていて、身自体が結構しっかり味が濃く感じるので、
出汁を吸った菜花の味の濃さと食感でバランスとってるお料理でした。
胡麻油が滑らかさと香りでワンポイントになってました。

続いてお惣菜第２弾。
今度はワンプレートでいただきました。

 

右から行きます。

天ぷら盛り合わせ、
この日は、タラの芽・うど・たけのこ・しめじ、でした。
春の野菜満載ですね。
衣が薄くパリパリしてて、素材のむっちりな歯応えもよりしっかり感じられる逸品になってました。

真ん中、いぶりがっこのポテサラ。

青海苔がいい香りで、いぶりがっことのバランスがとてもよかったです。
いぶりがっこはパリパリというよりもちょっと湿ったような食感が調和取れてたと思います。

新玉ねぎソテー。
甘味と身の詰まりが半端なかったです。

 

 

それにしてもこのおばんざい盛り合わせ、
すごくボリュームありました。
これだけでも通常の食事だったら、普通にお腹いっぱいになる量だったと思います。

クライマックスは、椎茸の煮ばなおでん
でした。

最初はなんでクライマックスなのに「椎茸？」と思ってました（笑）。

まず椎茸の大きさにびっくりしました！
「煮ばなおでん」とは、お花の様なおでんなのかな？、と思ってたのですが、
煮えすぎてない、と言うのが本来の意味なのですね（笑）
ですがこの椎茸はすごく出汁吸っててとても食べ応えがありました。

 

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続いての日本酒は、
秋田県「天の戸」美稲 特別純米
をいただきました。

スペックは
22年6月製造、酒米：秋田県産酒造好適米100%、精米歩合55%、AK-1酵母使用、アルコール分15度
でした。

締めは、やっとここで、お待ちかねのおでんでした。
自分でネタを5種類選べるとのことでしたので、こちらを。

大根・里芋・しらたき・鯵のさつま揚げ・イワシのつみれ
をいただきました。

想像と異なり、練り物が少ない選択肢なのはとても珍しかったです。
過去通ったおでんのお店では、選択肢がついつい練り物だらけになりがちだったんですよね。
特に珍しいネタとかあると。
この日用意されていたネタでは、練り物は1つ（さつま揚げ）しかなかったので
こういうチョイスになりました。

なお、里芋だけ別皿で、白味噌仕立てでいただけました。

京風のおでんとのことですが、これも京風ならではな食べ方なのでしょうかね。
甘く柔らかい味噌がとてもよかったです。

追加お料理は頂かず、このままデザートをいただきました。
この日のデザートは干し柿でした。
・・・渋い！笑
あ、味は甘いですよ（笑）。

いちご添えのこの盛り方も可愛くていいですよね。

コース終了！全体的な感想は？

おでんを中心としたコースは珍しく、コースの内容にとても楽しめましたし、
もちろんお味もとても美味しかったです。

 

自宅や他のお店では堪能できないような、仕事の細かさに感動する一方で、
奇を衒わない基本に忠実なお出汁が、どこか懐かしさもあったように
心が温かくもなりました。

 

お店の雰囲気もそんなほっこりした雰囲気で、
荒木町らしいとても居心地良く過ごすことができました。

 

季節を問わず、いただきたくなるお料理ですし（笑）
忘れないうちにまた是非伺いたいと思います。
ご馳走様でした！

本日も素敵なお店との出会いに感謝です。

お店情報

住所：東京都新宿区荒木町15 津の守坂マンション 1F
電話番号：03-5341-4258
営業時間：17:00〜23:00（最終入店時刻21:00）
定休日：毎週月曜日、但し第一日曜日は店休日 臨時休業有
URL：食べログ

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