阿佐ヶ谷「Under The Tree(アンダーザツリー)」さんバルでオシャレに日本酒

      2022/01/19

(和酒バル102)
阿佐ヶ谷と言えばまずここに行かねば!、と言う位置付けで結構前からチェックしており念願の訪問となりました。
阿佐ヶ谷駅ほど近いオシャレな日本酒バル「Under The Tree(アンダーザツリー)」さんに伺いました!

お店の公式ホームページはこちらです。

7回目再訪:2019/7/20 update

約8ヶ月ぶりとなりました。。。ご無沙汰しました!

 

この日はあまり天気もよくなかったので、油断して突撃訪問で行ってしまいました。
ですが運悪くこの日はお店側がワンオペの日でした(汗)。。。

 

カウンター席もほぼ満席でしたが、なんとか入口手前の端っこ1席をゲットすることができました!

その日のお料理おすすめ。
以前はカウンター後ろの黒板に書かれていましたが
このようにメニュー冊子インになっていました。

 

おすすめ料理も多くて迷います。。。

 

お通しも無くなっており、1杯目のお酒はペアリングではなく単独で楽しみました。
お酒の容量は、全て90mlでお願いしました。

1杯目は岡山県「大典白菊」純米吟醸 一年熟成を。

熟成香と乳酸香に加え、スースーと鼻をつくマジック的な香りでした。
アタックはこっくりした甘味と苦味がコーヒー牛乳的なニュアンスでしたが、
中盤から酸がしっかり伸びて、スッキリしつつ後口にわずかな渋味が感じられました。

 

生だとかなり暴れん坊な香りが特徴の銘柄でしたが、
火入れで香りがかなり落ち着いている、とのことでした。

 

さて、待ちに待ったお料理も、ようやくやってまいりました♪

2杯目のお酒は、山形県「米鶴」純米酒ピンクのかっぱ をいただきました。
アルコール10度しかなくて、色も赤色酵母使用で鮮やかなピンクの珍しいお酒でした!

香りは意外に穏やかでした。乳酸香とほんのりマジックなニュアンスで、酸が強そうな印象を持ちました。
アタックは案の定、しっかりした酸と甘味がピーチのニュアンスでした。
(色から引っ張られているかも(笑)。)
ぱつっと後口が切れる感覚で、とっても飲み口がさっぱりしていました。

お料理の全景です。
久しぶりにチョイスしたら、鰹節がこんもりなお料理に変化していました。

 

ミョウガは主役ではなく、三つ葉がお料理のメインです。
お浸しのベースになっている出汁が美味しいですね♪。

次のお酒は、長野県「井筒長」氷雪貯蔵酒 純米生原酒でした。

黒澤酒造の地元銘柄とのことでした。
マジック香が強くて、乳酸香も熟成的なメープル香も強く濃く、生感もしっかり強い濃い香りでした。
熟れたメロンの印象でしょうか。
アタックはガツっと濃い甘味と苦味がマンゴーのニュアンスでした。
酸も伸びましたが、それ以上に旨味と苦味のしっかりとした中盤の伸びが心地よい余韻として残りました。

お料理の全景です。

 

今回、麻婆豆腐は絶対いただこうと思っていたのですが、
この日のおすすめで変わり種が出ていたので注文させていただきました。

 

上田産のトマトを使用し、トマトの甘さではなく酸味を生かしてるお料理とのことでした。
味わいは例えるとミートソースが近いのですが、
豆板醤とニンニク、山椒がしっかり味の根幹を作っており、まさにしっかり麻婆豆腐になっていました。
これは美味しかったです♪頼んでよかった\(^o^)/!

 

 

さて、最後にもう1杯飲みたかったのですが
お料理が中途半端だったので、あればすぐ出てくる系からチョイスしてみました。

お酒は島根県「裏月山」縁 直汲中取無濾過生原酒、でした。

これぞ典型的な生香と思われる香りぷんぷんで、
酵母由来系(カプロン酸エチル、酢酸イソアミル)フルーツ香もしっかりあり、
ツンと鼻を刺激するイソアミルアルコールも感じられる香りでした。
例えるとメロンのニュアンスでした。
アタックはしっかり甘味と苦味と酸がまさにメロン的でした。
苦旨味が酸に中盤以降乗ってしっかり伸びましたが基本的にスッキリとしているところが前に出ていました。

お料理の全景です。

たまに頼むと旨いものですね( ̄▽ ̄)塩辛かったですが。。。

この日はお隣がお話好きの常連さんだったからか、なかなか話に割って入るのが難しく。。。
特にお水を頂くことが出来ないのが痛かった。ふらふらになりました(苦笑)。

 

ですがやっぱり久しぶりの訪問は楽しかったです。
足繁くと言うわけにはいかないですがまた季節が変わったころに伺いたいと思います!

6回目再訪:2018/10/14 update

今年の1月に来たきり、約9ヶ月ぶりの訪問です。

 

その間に色々お店はバージョンアップしていました。
お通しがなくなり、日本酒や本日のお料理おすすめがメニューブックに全て収められてました。

さて、1品めのお料理「カニ味噌」が来ました。

 

これが美味しくてですね。。。お酒、1つめの2つめがすごく両方あったので
どちらか切れず、両方ペアリングのコメント残すことにしたのでした。

1つめは、三重県「颯(はやて)」純米吟醸無濾過生酒
別誂 直汲み 山田錦。
消毒薬とも思えるように強い酵母由来系(イソアミルアルコール)を伴いつつも
酵母由来系(カプロン酸エチル)のもったりした感じや乳酸香も強かったです。
アタックはしっかりした甘さと苦味、そしてぴちぴち感の酸が強くて、洋梨のニュアンスでした。
酸の伸びが長いですが、全体的に密度が濃くて、甘苦い余韻が残りました。

2つめは栃木県「鴎樹」生酛造り純米酒無濾過生詰原酒です。
かなり強い乳酸香と、ほどほど感じが伝わる熟成香で、冷たいココアのニュアンスでした。
アタックはひね感みたいな強い酸っぱさと苦味、そしてピリピリとする刺激も。
中盤から後口にかけて苦味が伸びて残りましたが、強い酸のおかげで収斂感も残し、意外にスッキリといただけるお酒でした。

 

お酒2杯はいずれも90mlでいただきましたが
これらを満足して飲めてしまうカニ味噌、恐るべし( ̄▽ ̄)

メインデッシュと一緒にいただいたのは、三重県「ターコイズブルー」純米吟醸でした。

強い消毒薬を思わせる、イソアミルアルコールと水飴のようなねっとり香が強かったです。
アタックはスッキリで、まさに水。後口の酸のキレもよく効いていました。

 

お料理の全景。

 

この手前のエビさんもいいですが、後ろの野菜のラインナップに惹かれました。
キャベツ、トウガラシの大きいの、玉ねぎ、じゃがいも、さつまいもがそれらです。

 

塩がすごく特別のものだそうで、その塩が薄味(ってのも変ですが(笑))で美味しいのです♪
本当に良い塩梅ってまさにこういうことなんですね( ̄▽ ̄)。

5回目再訪:2018/1/26 update

約2ヶ月ぶりの訪問になりました!
この日は二軒目、ちょい飲みでお邪魔しました!!

20時すぎに訪問!無事入店!!

時間帯が中途半端でしたが、二軒目ですでにほろ酔いな気分が楽観的に考えさせていたのか
突撃訪問し、空席を確認後、無事に席をゲットすることができました!
( ̄▽ ̄)

本日もカウンター奥側でした♪

早速注文!!本日のお料理と日本酒をご紹介!!

まずは、いつもの通りぬか漬けのお通しと、
珍しさも相まって頼んでしまった、東京都「多摩自慢」純米原酒あらばしり。

 

香りはしっかりした酵母由来系(カプロン酸エチル)が主体のようでしたが
どこかしらからか、石鹸てきなニュアンスもほのかに感じられました。
アタックは甘味主体、酸も強く、洋梨のニュアンスでした。
旨味が中盤から伸び、穏やかな余韻に仕上げていました。

さて、この日珍しく写真に収めた、日替わりメニュー。

 

若干お腹が空いていたので、がっつり頼んでしまうことにしました
\(^o^)/

「白麻婆」ではない普通の麻婆豆腐\(^o^)/♪
辛さは強くても私は全然平気なのですが、お酒に合わせるのでデフォにしてもらいました。

 

そんなわけで合わせたお酒は、三重県「(はやて)」
純米五百万石。

香りは酵母由来(酢酸イソアミル)系のキンと筋の通った香りが主体で、
びわ・・・をイメージしました。
アタックは甘味と酸味と苦味がバランスよく入り、甘めの柑橘系、伊予柑のような印象を持ちました。
アフターは甘味が強く出てきましたが、後口に残る酸は爽やかなさくらんぼの印象を受けました。

 

どこを切ってもフルーティですね( ̄▽ ̄)(笑)。

お料理の全景はこちらです。

茄子もチョイスできるようでしたが、やっぱりここはシンプルに豆腐にしてもらいました。

 

辛さも痺れも本格的!。
痺れに合う日本酒の味の要素はなかなか難しいところでしたが
柑橘的な苦甘味が山椒とはとっても相性が良かったので、一安心でした。
安心して合わせることができました♪

本日はこれにて締め!ご馳走様でした!!

思わず本格麻婆豆腐もいただけましたし、お腹も満足(笑)。
やっぱり足が向いた方向に逆らわず、訪問して本当に良かったです!。

 

次回ももしかするとまたちょい飲みかもしれませんが
また近々伺いたいと思ってます。

 

また新しいお料理開拓が出来ることを祈っています(笑)。

4回目再訪:2017/11/8 update

2ヶ月半ぶりの再訪になりました。
なかなかいいペースで来ることができました( ̄▽ ̄)

週明け平日夕方の訪問。無事入店!!

本当ならばこちらのお店は、貴重な日曜開店のお店ですので
平日に来ることはないと思っており、お店の休日を覚えておりませんでした。
なので駅改札前で直前でSNSで開店を確認(笑)。

 

よかった、開いてた♪

訪問三回目で、カウンター最初の席をゲットです\(^o^)/

早速注文!本日の日本酒とお料理をご紹介!!

まずの一杯目は、栃木県「羽水」ひやおろし。

見慣れないブランドだなーと思っていたら、あの「仙禽」の別ブランドの事でした。
そっか、社長の名前と一緒(漢字違い)でしたね。

 

火入れらしく香りは非常に穏やかな酵母由来系(酢酸イソアミル)、高級アルコール系のツンとした香りも少々。
アタックも穏やかな甘味と酸味。梨のニュアンス。
甘さが中盤まで残るが穏やかに口で溶けるように消え、さっぱりして飲みやすいです。

 

お通しはいつもの通りぬか漬け3種。

こちらのお料理、味付けが本当に絶妙( ̄▽ ̄)。
日本酒と飲んでその旨味が加わることを計算しているよう。
お酒と一緒にいただくと本当に「旨味」が際立って感じます♪

二杯目。長野県「九郎右衛門」純米吟醸愛山27BY 無濾過生原酒。
香りは玄米、麹香が主体。生の香りも若干まだ残っているようでした。
見た目通り、口当たりはとろとろ滑らか。
アタックは蜜のような強い甘味。中盤に旨味が乗ってくるが非常にスッキリした後口♪

 

最近、低温熟成の日本酒にはまっているのですが
この日本酒も、酒造さん(酒屋さんだっけ?)の冷蔵庫できちんと保管しているものでした。

 

「吟醸」とついてもアタックの香りは穏やかにもかかわらず、
口当たりとアフターの残り香がとっても豊か、そのくせ後口のスッキリ感があり
食中酒には絶好なんですよね( ̄▽ ̄)。

 

合わせたお料理はポテトサラダ梅風味。

全景はこんな感じでした。

 

このポテサラも、上に乗っているゆかりだけではなく、全体的にクエン酸の梅的な酸味が程よく効いているんです。
これはね、日本酒だけではなく、クエン酸多めのそう、梅酒なんかでも合いそうです。

 

ま、ポテサラですから、もともとがなんでも合うつまみなんですけどね( ̄▽ ̄)(笑)。

三杯目。三重県「田光」純米原酒ひやおろし。
穏やかなマジックインキ香が主体で、いろんな吟醸香(酵母由来・生系)の香りも溶け込んでいる感じでした。
アタックは酸がしっかりしており、中盤から穏やかな苦味が伸びてきます。
強すぎない旨味の余韻がいかにも低温熟成タイプ♪
口当たりもとっても滑らかでした。
後口にはさすがに高アルコール度数(17度)的なピリピリ感がありました。

お料理は「贅沢出汁の鶏豆腐」で、全景はこちら。

 

すごく大きな器で来ました(笑)。
お店で提供する際にイメージしているのは「湯豆腐」とのことでした。
具もシンプルに、豆腐と白菜、大ぶりの鶏肉がゴロゴロ。
まさに湯豆腐ならぬ、水炊き、鍋に入っていたらまさに一人鍋です(笑)。

 

本当に出汁と低温熟成の旨味がものすごく合います〜( ̄▽ ̄)
冬ならばここで本当に、このあと熱燗ですね(笑)。

最後の一杯として頼んだのは新潟県「鶴齢」純米吟醸愛山。
また偶然にも、愛山♪
雪室で低温熟成していたまさに「ザ☆低温熟成」。

 

コメントは今更書くことない(笑)かもしれないですが一応記載。
香りは穏やか、口当たりは非常に滑らか。
アタックは甘味、洋梨のニュアンス。酸が効いており口当たりは綺麗でした。

本日はこの辺で締め!ご馳走様でした!!

ちょうど後から入ってきた常連さんがはけ、次のお客さんが入ってきた辺りで
こちらも切りがよかったのでこの辺で締めました。

 

と言うか、お酒もちょうど良い量いただきましたし
鶏豆腐の量ががっつりだったのでお腹もいっぱい(笑)。

 

それにしても、低温熟成酒を立て続け飲みましたが
飲み疲れしないところが素晴らしいです。

 

ともすると飲み過ぎてしまうので(苦笑)自生が効いてよかったです。
最後まで楽しく美味しくいただけました♪。

本日も美味しさをありがとうございました(^人^)

3回目再訪:2017/8/15 update

日曜日の夕方。例のごとく突発の思いつきで訪問してみることにしました。
約1ヶ月半ぶりの訪問です!。
お料理のメニュー開拓がどうしても心残りで、直前の用事から45分電車に乗ってやってきました(笑)。

 

この日は阿佐ヶ谷が七夕だったようで・・・。
すごい混雑で駅から降りた瞬間、ものすごく心配(何の?)。。。

 

お店についたら無事にカウンター空いていました♪。
無事に、席ゲットです♪

早速注文!本日の日本酒とお料理をご紹介!!

やっぱりここでは一杯目から日本酒でないともったいない!!
いつものごとく、銘柄開拓!!。

 

お店では定番酒と言う、岡山県「大典白菊」生酒純米吟醸。
「朝日米」と言う、岡山の地米、食用米と兼用の米を使用しているとのことでした。

アセトアルデヒドとイソ系のキンとした香り。
アタックは甘さでボリュームがあり、なかなかパンチがありますが
口当たりは滑らかで心地よいです。
中盤から酸が効いてきて甘さを和らげ、アフターは綺麗な苦味と渋みがほんのり残りました。

 

一杯目から、幸せなお酒でした( ̄▽ ̄)
相変わらず一杯目でちびちびと幸せを少しづつ味わいました(笑)。

お通しはこちらのお店ではもう定番、お漬物3点盛り。

お料理が来ました!。
この日選んだのは「和風さっぱり出汁の牛すじ煮込み」。

 

これは、大正解\(^o^)/

 

牛すじと言うよりは牛もつなのかな?。
これが素晴らしい下処理で、全く臭くなく、出汁の旨さがしっかりと肉に染み込んでます。
本当にこれはすごい・・・。

 

頼んで良かった!!。

 

スープもすごく美味しくて、スープだけでもその出汁でおつまみになりました。

 

そんなわけで(笑)次のお酒を。


福岡県「山の壽」!!

最近、杜氏による日本酒作りを行わなくなったこの蔵ですが、
前の杜氏さんが仕込んだそのお酒を熟成させた、22BY雄町の超熟成酒でした!!

 

きちんと管理された低温熟成で、口当たりは非常に滑らか♪
アタックは酸味と旨味で、中盤からそれらがさらに伸び良くなってきました。
アフターはほんのりとしたコハク酸の渋みがほんのり。
穏やかな香りが熟成の年月を感じます。

勢いが乗ってきて、三杯目(笑)。

宮城県石巻の「墨廼江」(すみのえ)純米吟醸八反錦。

 

また渋いものが出てきます( ̄▽ ̄)

 

これも穏やかな香り、強いて言えばセメダイン香が主体。
アルコール度数が17度。これも、このシンプルな香りに対して揮発感としてよく感じられました。
アタックは甘味とピリピリ感。甘味はすぐ引き、旨味の余韻が長く続きます。

おつまみが足らなくなってきたので(スープ旨すぎで進みすぎる(笑))
お手製のなめ茸を追加。

 

これも手作り感がしっかり味わえる薄味タイプ。
細切りのきゅうりが食感のアクセントとして添えられているのも嬉しい\(^o^)/

悩んで選んだのは、三重県「青雲」と言う銘柄。
しぼりたて生酒。

香りは米由来の炊いた香りが主体。
アタックは旨味と苦味、それとピリピリ感もなかなか強く、
余韻も長く、パンチのある一杯でした。

 

そうなると、なめ茸だけではなく、もうちょっとお腹に入れたく・・・(笑)

揚げなすの素麺。
「時間がかかりますよ」と言われて待っていたら、えらくボリューミーなものが出てきました(笑)。

 

でも不思議とするする入る♪。
ボリューミーなお酒のおかげでしょうか(笑)。

本日はこれにて締め!ご馳走様でした!!

来た時はカウンターの真ん中を、堂々と使わせていただいておりましたが(笑)

お店はいつの間にかお客さんで埋まっていました。
日曜日の夕方にもかかわらず、お客さんに愛されているお店なのをひしひし感じます。

 

そんな貴重な時間を一緒に過ごさせていただき、ありがとうございました♪。

 

まだまだ、いただいていないお料理・日本酒、ありますので(笑)
図々しいですがまた来させていただきます!。

 

本日はご馳走様でした(^人^)

再訪:2017/6/21 update

1ヶ月も間をおかずの訪問と相成りました!。
阿佐ヶ谷北口駅そばの日本酒バル「アンダーザツリー(Under the tree)」さんに伺いました!!

早速注文!本日の日本酒とお料理をご紹介!!

最初の一杯目は相変わらず知らない銘柄から(笑)。
「始郎」、静岡県の純米吟醸。
生香とセメダイン香が香りの主軸。
アタックは酸と甘味で、両方とも豊かでボリュームを感じます。
酸は程よくのびて、アフターに苦味を伴って口の中に余韻を残してくれます。

 

少し前の「生酒」そのものな味がしますね。
すでに懐かしさを感じてしまいました(笑)。

お通しはこの日もお漬物です。
トマトがあるところをみると、夏が来たなーと思いますね(笑)。
(夏だから出しているのかは存じませんが(笑)。)

水茄子の生姜あんかけ。
こちらのお店はさりげなくお料理も一手間かけていてなかなか侮れません。

水茄子・・・ま、夏の野菜は大概、体を冷やす働きがある一方で
生姜は体を温める作用がある野菜。
こちらを食べると、果たして温まるのか冷えるのか(笑)どっちなんだろうとふと思ってしまいました(笑)。

 

ま、そんな野暮な疑問はさておき。
夏は皆目、胃腸が弱るものですから
優しい味のお野菜料理は本当に嬉しいですね。

 

甘さと酸味でボリューミーな日本酒に手こずっておりましたから(笑)
一層そんな優しさをいつまでも蝕んでいたい気持ちでおりました(笑)。

さて、日本酒は、こちらのお店の見せ所とも言える、日本酒飲み比べを。
困った時の「生」縛りを今回こちらででもお願いしてみました。

 

要するに、私のアセトアルデヒド香の特訓のためなのですが(笑)
強いて言えば、左の2つからは感じることができたけど、一番右のはそれが難しかったです。
右のはもしかすると、少し寝かせていたのかしら?。
そんなことをふと思いました。

お腹は普通に空いていたので、がっつりしたものを行こう!と思いましたが
「本日のおすすめ」にとことん弱い私・・・。
「ひらめのゆずポン酢和え」をお願いしたところ、
こんな感じ、想像以上に可愛い盛り付けで来られました(笑)。

 

きちんと薄造りしたあとでゆずポン酢と和えたひらめを
丁寧に重ねてボール状にしているのが、すごく芸がこまかい!!。
小鉢で出すお料理として非常に工夫創意を感じますね♪。

 

バルでこういう盛り付けを見てしまうと、とことん弱い私ですね。
他で何か悪いところがあっても目をつぶってしまう。
(あ、ここのお店の話じゃないですよ(爆)。)

締めは「満寿泉」生酛純米。
酔っ払って、楽しくお話だけが進んで、あまりテイスティングコメント取ってません(汗)。

 

取っていたコメントは、
乳酸香も感じる・・・のですが、それよりもアルコール度数高い揮発感の方が目立った。
、と言う一言のみ(汗)。

 

相変わらず酔っ払いのコメントは全然よく分かりませんな。。。反省。。。

本日はこれにて締め!ごちそうさまでした!!

休日、それほどお客さんも多くなかったので、図々しくいろいろお話しさせていただき
本当にありがとうございました♪

 

次回こそ、本日のおすすめに惑わされずに(笑)
通常メニューのお料理を忘れずしっかり頼みたいと思います!。

初訪問:2017/6/1 update

初めてのお店はドキドキ緊張しますんで、歩いている間にその気持ちを落ち着かせるのですけど
そんな間もなくすぐ駅からお店に着いてしまいました。

 

着いた時間はすこーし出遅れたかもなと思うような時間だったのが幸い?。
丁度お客さんが1名帰られる直前で入店したため
難なくその方がいらっしゃった席に着席することができました。

早速注文!!本日の日本酒とお料理をご紹介!!

お通しはお漬物でした。
地味な存在ですがほっこり気持ちが休まる気がするのは不思議な存在でした。

この日の1杯目、岡山県「ことのわ」特別純米酒。
いきなりレアな銘柄来ました!(笑)
こちらのお店でもこの瓶が初めての取り扱いだったそうです。

直汲み無濾過生原酒 吟のさと。
フレッシュハーブの香りと甘い梨のような香りが爽やかでした♪
甘さと酸っぱさがアタックからアフターまで長く続き、
旨味がじわじわ後口に残って余韻もなかなか楽しめました。

 

いきなりポテンシャル高いのに行っちゃったな〜( ̄▽ ̄)
最近いい日本酒に当たって本当にラッキーです(笑)。

ちなみに、量が90mlと120mlとで選べますので、90mlをチョイスしました。
ちょっとでも多い銘柄飲みたいですし( ̄▽ ̄)

本日のオススメマークがついていた「三つ葉とミョウガのおひたし」。
こちらも私的には超ヒット\(^o^)/

ミツバもミョウガもどちらも普段は脇役的な位置づけの野菜ですが
これが見事に主役になっておりました!。
香りが強いお野菜をしつこくしないようにきちんと味付けもされているのが好印象♪。
これはお気に入りの一品になりました!!

続きまして。岩手県「月の輪」夏限定生酒。

先ほどの華やか系から、一点して渋い「青草」寄りの生香でした。
味わいも、甘味旨味酸味共々控えめなため、辛口に感じます。
そんな中、アフターにじわりと旨味の渋みを残していく余韻が感じられ、
まさに「渋さ」(笑)をきちんと演出してくれておりました。

さて、この日のメインディッシュ「白麻婆」、来ました\(^o^)/。

なんでも、日本酒用に開発したとか。

 

いわゆる、和風味付けの、なんというか「おばあちゃんが作ったおかず麻婆」(笑)を彷彿するのですが
山椒が要所要所に効いており、しっかりとスパイシーさも感じるところが素敵です!。

 

おかずではなくきちんとおつまみになっており、これはまさに日本酒進みますわ!!

 

美味い美味い\(^o^)/

ということで(笑)、静岡県「正雪」純米吟醸。

これも生の青ハーブ系の香りが主体ですね。
夏になるとこういう香りがやっぱりスッキリ感じてよい、ってことでしょうね。

味わいですが、アタックは辛いヨーグルト(笑)って感じで
アルコールの熱さや揮発感が中盤からアフターにかけて主体になっていくイメージです。
なので後口にいろんな味が残らないので、スッキリ系かと思われました。

 

スパイシーな麻婆が進みます( ̄▽ ̄)。
辛口が好みの場合は辛口にしていただけるそうで、そっちも気になったのですが
やっぱりこの味わいをそのまま踏襲したい気分を貫きました(笑)。

締めの一杯にはちょっと優しい味わいがいいかなと、奈良県「篠峯」山廃仕込みをチョイスしてみました。

生原酒、香りは生ハーブ感主体で、ちょっとスースーしたイメージです。
アタックは甘味と弾けるような酸。ピチピチ感を感じますね。
そんな酸が中盤から徐々にフェードアウトし、後口はスッキリ綺麗に切れていきます。

 

締めの一杯には素晴らしい味わいでした\(^o^)/
私のお酒に関する千里眼、最近調子いいです(笑)。

本日はこれにて締め!ご馳走様でした!!

この日は常連さんのみがカウンターにおられ、非常にアットホームな雰囲気でしたが
要所要所できちんと気を配っていただき、おかげで常連さんとも少しお話に参加させていただく等、
非常に居心地よく過ごさせていただきました。

 

メニューインしている日本酒は10種程度ですが、
なくなり次第順次入れ替えで、裏にいろいろありそうな(笑)空気を醸し出してました(笑)。

 

何より白麻婆は実に気に入りました\(^o^)/
もちろん、他のお料理も是非味わいたいですし
また是非再訪させていただきます!。

ご馳走様でした!!

お店情報

住所:東京都杉並区阿佐谷北2-2-7 喜楽ビル 1F
電話番号:03-5356-6155
営業時間:[月・火・水・木・日祝]18:00~24:00、[金・土]19:00~翌2:00
定休日:不定休
URL:食べログ

私的:日本酒バルチェックリスト

<どちらか一つ満たす>
☆店内内装がバル&バー風:○
☆器ワイングラス    :△(脚無し)
<全て満たす>
★当日予約か予約なしOK :○
★カウンター利用可   :○
★こぼし提供無し    :○

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