初訪問!六本木「百舌亭」でバル風に天ぷらとワイン&日本酒!

      2019/07/22

(和酒バル267)
ランチはお世話になったことがありましたが、夜は意外にも初めてでした。

 

六本木にある、バル感覚で天ぷらをいただけるお店「百舌亭」さんに伺いました!。
お店の情報は記事の最後に記載します。

平日夜、訪問直前に電話して空席確認、無事席をゲット!

こちらは昔伺った「MOZU」さんの2号店と言うことは把握していました。
(その時の記事はこちらです。)

 

なので、天ぷらと炭火焼と言う業態は、面白いなーとは思いつつも
同時にそのお酒の品揃えも楽しみだなーと、行く前からとっても楽しみにしていました!

お店の外観。

カウンターの、入口寄り一番端っこの席をゲットさせていただきました♪

早速注文!本日のお料理とお酒をご紹介!!

まずは喉を潤し、メニューをじっくり眺めます。

 

コースの量は食べられないですが、いちいち選ぶのが面倒。。。

 

なので、天ぷらのみの「百コース」2980円をまずチョイスさせていただき、
肉は単品で選んで、コースのあとにつけていただく形にしました。

こちらのお店のお楽しみ、食べ放題のお通しお惣菜4種がやってきました。
こちらのお惣菜、ランチでも出てくるので、密かに楽しみにしていました!

ゴボウとニンジンのきんぴら、カレー味が意外ですがなかなかこれがよかったです。

ゆず香るイカの塩辛。
これがバッチリおつまみです!!塩気は強いがかなりさっぱりで爽やかに感じました。

ガリとレンコンの甘酢漬け。

 

あと、写真に撮り忘れましたがもう1つは白菜ときゅうりの鰹節和えで、
きゅうりが浸かりまくっている、すでにお漬物な食感のお料理でした。

この日のお酒のメニューはこんな感じでした。

 

日本酒にやっぱり目がいくのですが、グラスワインも赤白それぞれ2種選べるのは嬉しいです♪

 

そんなわけでついついワインにも食指が伸びてしまうのをお許しあれ(笑)。

まずは白のグラスワインから。
サンタルーズ シャルドネ チリ産でした。

甘い蜜、ペトロールの科学的、花梨的な香り。少し樽のニュアンスもありました。
アタックは酸強め・甘味果実味控えめ・レモンのニュアンスでした。
収斂感が強く目立ちましたが、後口はミネラル的な旨味も同時にほんのり感じられました。

一品めから早速きちゃいました!エビ天です。

小さいですがサクサク&ぷりぷりの食感がすごくよかったです。
塩がいいバランスで美味しいです。

2品め、イカ天
サクッとしたすごくキレの良い歯ざわりでした。
旨味が強すぎずざっぱりしていて、とてもこれも塩とよく合いました。

 

塩ベースで魚介、それと油ってなんて白ワインと合うんだ♪
幸せです( ̄▽ ̄)

3品めは鱚天
少し魚のにおいはありましたが、それよりもサクサクふわふわな食感が気持ち良かったです。

4品目、レンコン
衣が心なし薄めで、その分食材のサクサク感が楽しめる気がしました。
レンコンのアク抜きが見事でした。
こういう細かい下処理の感動が出来るのは専門店ならではですね♪

ここから日本酒へと移行です。

 

選んだ日本酒は、福島県「冩楽」純米をグラスでいただきました。
ディスプレイサービスはなかったのでメモのみです。

酵母由来系フルーツ香(カプロン酸エチル)主体は王道でしたが乳酸香もしっかりあり、
熟れたメロンのニュアンスでした。
アタックは甘味酸味ともしっかりあり、加えて強いピリピリした刺激がまさにメロン的でした。
刺激が強く、後口まで残りました。

 

ちなみに、5品目かしわの紫蘇巻きに使われているお肉はささみでした。(多分ね)

6品目、ナス
これは水ナスだったでしょうか、食感が生でした。

7品目、たぬき天
見た目なんだか全くわかりませんが(笑)、しいたけと紫蘇巻き合体版ってところでした。
むっちりした食感とシソの爽やかさが相まっている、なかなか職人芸ある一品でした。

8品目、かぼちゃ天
好き好んで頼む具ではない(失敬)ですが、
コースの中にあると歯ごたえや甘味がいい緩衝材になりますね。
安定の一品です♪

ここでワインを追加。
フランスの赤ワインで、ヴィコンテ シラー&グルナッシュを。
梅的な酸っぱい香り主体で、まさに梅酒のニュアンスでした
アタックは酸強めの果実味控えめ・タンニン弱め。
清涼感あるので野菜天によく合うワインだと思いました。

 

そんな訳で9品目のウニ紫蘇巻き天と合わせようとした写真がこちらでした(笑)。

 

ですがこの一品、噛んだら中から熱い汁がっ(熱)。。。

あと、とろりとした口当りは好みでしたが、個人的には味わいとしてはよく感じられませんでした。
赤ワインでなくてもお酒とのペアリングがとても難しい一品でした。
臭みを感じる要素がないもの、もう少し温暖な所の、果実味もあるピノノワールが合う気がします。。。

 

頼んだ赤ワインには、先のかぼちゃや、この後のものがとてもよく合ったのでした。

10品目、サクサクホクホクなヤングコーン天

11品目と12品目は同時提供でした。

奥はししとう天、手前は穴子天
アナゴには独特の香りがかなりありました。
天ぷらにすると魚の脂が天ぷらの衣とまぎれるので、
なかなかいいバランスの一品になってたと思います。
でもこの一品だけは天つゆが欲しかったですね(笑)。

 

ここでコースの天ぷら終了。

 

ですが、うーん・・・。
ここですでにお腹いっぱい。。。
4品先付けを食べ過ぎたか(爆)。

ここで単品で頼んだお肉登場。牛はらみのコンフィです。

 

添えられてた梅と赤ワインのソース(写真上)がすごく美味しい!!
加えて肉自体もめちゃくちゃ柔らか\(^o^)/!!
なのに食感がサクサクで、歯ごたえが良いのがとても印象深いです。

 

ソースもお肉もとにかくすごく美味しい。(感涙)
天ぷらも悪くなかったですが、今度からこれだけ単品で飲みに来たいと本気で思いました(笑)。
(だったらこちらではなく一号店さんの方がいいか。。。)

そんな訳で思わず、高知県「美丈夫」を追加注文し、ペアリングしてみました。
※SNS投稿では誤った銘柄書いてました。。。失礼しました※

 

お酒は純米吟醸でした。
酵母由来系フルーツ香(酢酸イソアミル)がしっかり感じられ、ほのかに乳酸香感じました。
アタックは酸強めの甘味旨味が控えめで、ピリピリした刺激と収斂感は後口にも残っていました。
酸がとても強い印象でした。

さて・・・本当はもう遠慮したかった締めのお食事。
梅茶漬けかわさびメシくらいが妥当だと思ったのですが
ここは悪い癖が出て、どうしてもネタ的に試してみたいものを頼んでしまったのでした。。。

はい、あおさのりと桜海老の天茶、です。。。
わさびがアクセント。と言うかわさびだけでよかった。足りないくらいでした(爆)。
あっと言うまにかき揚げがスープを吸い、この世のものとは思えないくらい膨らみました(爆)。
すみません、膨らんでからは全く茶漬けではなくなってしまったので残してしまいました。。。

本日はこれにて締め!ご馳走様でした!!

締めに出てきたシャーベットとお茶。

 

お腹いっぱいになり、残してしまった罪悪感は計り知れず。。。

 

無理せず、夜でも頼める「天ぷら定食」、もしくは
全て単品で頼めばよかったと激しく後悔しました。。。
天ぷら定食のご飯抜き、とかあれば迷わず頼んだんですけどね。。。

 

でも天ぷらとお肉の質は本当に満足でしたので
再訪もといリベンジはいずれしたいと思います。

 

本日も素敵なお店との出会いに感謝です。

お店情報

住所:東京都港区六本木3-14-16 ペンタビル 1F
電話番号:03-6721-1330
営業時間:ディナー:18:00~23:00(L.O. 22:30)
定休日:不定休
URL:食べログ

私的:日本酒バルチェックリスト

<どちらか一つ満たす>
☆店内内装がバル&バー風:○
☆器ワイングラス    :○
<全て満たす>
★当日予約か予約なしOK :○
★カウンター利用可   :◯
★こぼし提供無し    :◯

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