浜田山のおしゃれバル「BISTRO KURODO(ビストロ・クロード)」さん

      2020/09/15

(和酒バル76)
井の頭線は、訪問拠点の渋谷と吉祥寺を結ぶ線なので
そこそこ乗る機会は多いのですが、
その途中の駅で降りる習慣はなかなかありませんでした。

その駅の一つ、浜田山駅も、人生の中で降り立つのは2度目(笑)。
駅出口からすぐの場所に構える「ビストロクロード」さんに伺ってきました!。

お店の公式ホームページはこちらです。

4回目再訪:2018/4/17 update

約4ヶ月ぶりくらいの訪問でした。

まずはスパークリングから。
秋田県「亜麻猫スパークリング」
穏やかな香りでしたがキンとかたい印象でした。
アタックは酸強めの甘味が濃く、桃のニュアンス。
炭酸に助けられないほどもともとの酸が強く伸び、後口はコハク酸の渋みをほんのり残すような作りでした。

お通しがこの日は変わっていました。たらこが入った煮こごり。。。だったのかな。
かなり強い歯ごたえがありました。

この日の一杯目は銘柄開拓のつもりで頼んだのですが、瓶ディスプレイサービスがなくなっていました。。
お客さんが多く、忙しかったのもあったんでしょうが、常連さんの様子から、最近はやってないような感じに取れました。
少し寂しい。。。

一応、テイスティングメモ。福岡県の純米吟醸生酒とのこと。
華やかな酵母由来(カプロン酸エチル)系香りと、加水から来るすっぱ目の酸が印象的。
アタックはほんのりとした甘味と、程よい酸。また、しっとりとした口当たりを感じ、いちごの印象がありました。
中盤から苦味が目立ち、収斂感もありましたが、酸でスッキリした後口になっていました。

「刈穂」超辛口+12、山廃純米。
熟成香ともったりした乳酸香で、メープルシロップ的ニュアンスでした。
アタックは苦味と甘味と強く感じた酸味。中盤以降ピリピリ感と苦味が目立つが後口には刺激は落ち着いて、
ほんのりとした余韻を残してくれました。

この日はこれで締め。
オペレーションが回っていなかったのがとても気になりました。。。
もちょっと頼みたかったんですけどね。

3回目再訪:2017/11/19 update

約4ヶ月ぶりの訪問です。

浜田山駅訪問も慣れたもの!?平日夜訪問、無事入店!

井の頭線の沿線で降りる、今の所の唯一の機会になりつつあります(笑)。

 

少し平日の夕方ラッシュを避けた?時間帯のつもりでしたが
(完全に避けると、帰宅の時間帯のこともありますしね(笑))
相変わらずな改札付近の混雑もなんとかこなれてきた(つもり)感じで楽々(??)突破。
お店へのアプローチも楽になってきました♪

 

無事入店、今まで三回連続、奥側のカウンター席をゲットすることが出来ました。
\(^o^)/

早速注文!本日の日本酒とお料理をご紹介!!

相変わらず、席横のこの眺めは気持ちを揺さぶります(笑)。

 

この日もやっぱり、日本酒から始めたい。
本日の狙いはこちら。

スパークリング日本酒( ̄▽ ̄)

お通しの梅干しに合わせたのはこちら、
三重県「伊勢の白酒(しろき)」純米活性酒でした。

折角ラベルをつけていただいていたので、敬意を表して撮影(笑)。

 

もち米の香りをベースに持ちながらしっかりとした生の香り。
テクスチャは炭酸のピリピリ感が強いですが若干のとろみも感じられました。
アタックはグレープフルーツ的なほのかな酸味とほろ苦さ。
甘さ控えめでスッキリといただくことが出来ました。

 

柑橘系の、甘すぎない酸味主体なので、
梅干し相手だったらむしろ梅干しの甘さが引き立ってなかなかいけたのではないでしょうか
( ̄▽ ̄)

日本酒のメニューから続いてのお酒を選びます。
相変わらずメニューブックのコメントが分かりやすくて素晴らしい!!。

 

眺めているだけでも幸せを感じます(笑))。

続きまして。
青森県「喜久泉」金冠吟醸。
香りは穏やかで、酸が揮発するようなツンとした香りと、機械油っぽい香りが両方入っていました。
テクスチャは滑らか、アタックはほんのり甘く洋梨のニュアンスです。
中盤から苦味が旨味とともに伸び、後口には収斂感を感じました。

 

一昔前の「ザ・吟醸酒」な味と香りです( ̄▽ ̄)
こういうのだと、「ザ・酒肴」なんかも旨いんですよね。

今回はキャベツは置いておいて(笑)あえて「ゴマ」に注目。
日本酒の甘味の裏にある苦さと旨さ。
それにゴマの香ばしさが口の中で一体になる瞬間( ̄▽ ̄)

 

キャベツが酒肴になる瞬間( ̄▽ ̄)
至福ですわ。。。

さて、本日のメインと合わせるのは京都府「主基泉」(すきいずみ)純米吟醸無濾過原酒。
酒米はなんとコシヒカリとのことです!。

酵母由来系の香り。カプロン酸も酢酸イソアミルも両方のニュアンスを感じました。
アタックは熟度を感じる苦味と酸味。
細く長い甘味は常に通じて裏側に潜んでおり、苦味と相まってカラメル感を感じました。

 

お料理は「ゴルゴンゾーラのサルシッチャ」です。

ちょっと引いた全景はこんな感じで

割った瞬間!。

肉汁が、じゅわ〜っと!!
そうして、旨味をたっぷり含んだスープが下に敷かれたマッシュポテトがしっかと吸ってます。

 

この、スープを吸ったマッシュポテトがまた、塩味がよく効いてる!。
主基泉の相対する甘味がお互いを補い合っていいコンビネーション作ってました。

思い出してもヨダレが。。。( ̄▽ ̄)
本当に幸せな時間です。。。

(ゴルゴンゾーラはどこに行ったのと言うツッコミはなしね。。。)

締めのお酒として頼んだのは、山形県「三十六人衆」
菊勇の別ブランドで、純米大吟醸6号プラスといいます。日本酒度も+6。
6尽くしですね( ̄▽ ̄)(笑)

 

香りは酵母由来(酢酸イソアミル)系のフルーツ香、バナナのニュアンス。
アタックは特に目立たずニュートラルで穏やか。
ふんわりほのかに感じられる甘味と酸味でさくらんぼのイメージです。
アルコール度数は15度ですが、味わいが穏やかなのでピリピリ感もアフターで感じられました。

本日はこの辺で締め!ご馳走様でした!!

本日は思う存分日本酒の開拓ができました!
同時にお料理も開拓することが出来ました。

 

何度来ても初めての出会いが出来るのは素敵です!。

この日のお客さん、私以外はみなさん常連さんのようでした。
何度も通いたくなる気持ち、充分すぎるくらい実感しております(笑)。

 

次回もまた新しい出会いを楽しみに伺います(^人^)

再訪:2017/7/17 update

前回から間をおかずに来るつもりでしたが。。。
私の「来るつもり」は4ヶ月ですか。。。そんなもんですか(汗)。

なんとか、一季節に1回のペースにはなりました。。。自分の中だけですが、ホッとしました(苦笑)。

無事入店!早速本日の日本酒とお料理をご紹介!!

早速ですが

じゃん!

 

そう、この日の目的は


こちらから、夏酒飲み比べを最初にチョイスしちゃいました。

銘柄はちゃんと札をつけてくださいました!。
これは素晴らしいサービスですね♪

 

左からいきます。

「澤の花」(長野県)純米吟醸
香りは穏やかだが、ほんのりと生の爽やかな香り。
アタックは甘味と酸味が主体。
中盤から旨味がじわりと広がり、後口は酸で綺麗にスッキリと切れ、ほんのりとした渋みがアクセントになりました。

「加賀鳶」(石川県)夏純米生
生の香りと乳酸香が半々くらい。後ろの方からメープル的な熟成香もほんのり香る。
アタックはピリピリ感と酸味+甘味。イメージとしては濃い桃の味。
これも後口の切れはスッキリしています。

「天鷹」(栃木県)吟醸夏越
微量の熟成香と乳酸香。香りに濃さを感じ、アルコール度数強めな事を彷彿。
(実際も18度で、3つの中で一番アルコール度数が高いものでした。)
アタックは濃い甘味と酸味、中盤で旨味の広がりを感じます。
収斂感が若干あるが、それは多分比較してのことかと思うので
単独で飲んだらおそらく気にならない程度なんでしょう。

 

同じ夏の吟醸でも、飲み比べて初めて分かる味があるのは素晴らしいですね。

 

飲み比べ、万歳\(^o^)/(笑)

お料理の名前を控えてこなかった。。。不覚です(涙)。
夏らしいお野菜料理をと思い頼んだのは、ゴーヤとミョウガの和え物でした。
(正式料理名は多分違う(涙)。)

これがさっぱりしていていくらでも入っちゃう感じ♪。
日本酒が酸味豊かでキレが良いものだからか、
夏野菜のキレよさと相まってすごく合うコンビネーションでした!。

今更ですが本日のカウンターの様子。
後ろテーブル席に4名の団体さんが入っていましたが、カウンターは私の他に一人客1名。
その方はすぐ帰られ、入れ替わりに違う一人客がまたいらっしゃったくらいの
のんびり営業に来ることができました。ついてます( ̄▽ ̄)

飲み比べセットのあとの日本酒。続きまして。
京都「六歓」あお山廃純米吟醸酒。

やっぱり今日も知らない銘柄開拓にまいります( ̄▽ ̄)。

 

香りは山廃らしい乳酸香主体。
パンチのある香りと言うよりは穏やかなヨールグトのような爽やか系。
アタックは酸味と甘味で、これもヨーグルトを連想する感じ。
後口も酸がキレて非常に爽やかに仕上げてます。

 

これこれ、夏に飲むお酒ってこうですよ!、と言う見本のような香りと味わいでした!!
やっぱり、知らない銘柄開拓は今日も大正解\(^o^)/

メインディッシュは本日はお魚で。
ブリカマの塩焼きをいただきました。

 

1人で食べられる贅沢( ̄▽ ̄)。。。これも一人のみの醍醐味ですわね(笑)。

 

塩味なのでさっぱりパクパクあっという間に食べられちゃいます(笑)。

締めはどうしようかなーと悩みましたが、やっぱり魚と合わせると言うことで
北海道「二世古」をチョイスしてみました。

純米吟醸原酒、アルコール度数も17度でそこそこのパンチ力。
香りはどんなイメージかと言うと「みかんバニラ」(笑)。
アタックも香りに引きずられるからか、酸味主体で優しい甘味。
口当たりは非常に滑らかですが中盤で若干のピリピリ感がアクセント的にあり、
いろんな意味(笑)で小粋な印象を受けました(笑)。

 

魚には柑橘系の爽やかさが合いますから、なかなかグッドなチョイスが出来たんじゃないかしら?。
今回も自分のチョイスに自画自賛\(^o^)/(笑)。

本日はこれにて締め!ご馳走様でした!!

前回来た時も、飲み比べをちゃんと頼んでおくんだったな。。。

 

当時はそんなに飲む比べ自体に魅力を感じない私だったので
「飲み比べ企画」で他のお店を回り、ここに足を運ばなかったことを
とっても後悔しております。。。

 

もちろん、企画のためだけに日本酒バルに通うわけではなく、
本来は私が楽しむためなのが一番ですので(笑)
今後もきちんと、間をおかずにまた訪問させていただくことにします。

初訪問:2017/3/26 update

平日夕方、駅に降り立つと、帰路を急ぐ人たちで
意外(失敬)にも駅は大混雑!!。。。

駅自体がコンパクトなので、駅を出てからもその波は収まらず・・・。

 

そんな波にもまれている中、駅からすぐの場所にありました。
一面壁がガラス張りで中(カウンター)の様子が見えるのでとても入りやすいお店でした♪。

ですがお店は意外に奥に長細く、
店の奥側にテーブル席が、
カウンター席が入り口側壁沿いとテーブル席側とに2カ所に設けられてました。

早速注文!本日のお料理と日本酒をご紹介!!

なんとなく勢いで頼んでしまった生ビールでしたが
(側の梅干しはお通しです)

日本酒メニューが日本酒カタログのよう(笑)。

この見開きが後もう1セット+半分と、その日の飲み比べセットがペラで両面1枚。。。

多すぎます(笑)。

品揃えも、有名な銘柄から初めて見られる銘柄に渡っても幅広く揃えられています。
迷う、迷います。。。

 

これはビールなんか飲んでる場合じゃなかったわ(汗)。

 

とりあえずはせっかくなのでお料理で間をつなぎ銘柄を選びましょう。

しかしお料理はお料理で迷いました(苦笑)。。。

春野菜のフリットミスト。
数種の旬のお野菜が所狭しとバケツ型の食器に入れられて来るところがバルっぽくて可愛い(笑)。

 

見た目だけではなく、色々食べられて優しい味で、女子には嬉しいメニューでした!
どれも美味しかったですが、特に全然写真からは見えないですが
底に沈んでた玉ねぎのフリットがこの日のヒットでした(笑)。

付け合わせは抹茶塩とワサビ醤油の塩の2種類。
これだけ単独でもいい日本酒のお供です(笑)。

最初の日本酒は「鍋島」特別純米酒。
いつものごとく生酒からチョイスです。

 

青いハーブの香りとバナナ香が半々くらい。
ツンとくるアルコール感がアタックで感じ、ピリピリ感もほんのり最後まで響きます。
全体的に穏やかな味わいなので、アルコールが先に来たのかな。

続きまして、京都府のお酒「与謝娘」無濾過生原酒リンゴ酸酵母。
お初のお酒です。
この酵母違いの飲み比べセットがありました。

香りは青リンゴ主体。酵母特性というよりは生の青草さが非常に濃い感じです。
甘みのアタックがありつつ、アフターにかけてじわじわと旨みが伸びてきました。
酸が全体的に高いことが「リンゴ的」な味わいを作っているんでしょうね。

さてさて。
肉が食べたくて頼んだのはこちら「エゾジカのスペアリブソテー」。

一応事前に量を聞いたところ
「(1人では)多いのでは?」と言うことでしたが、
実際の身の部分は150gくらいだろうということで
まぁ、他に何も頼まないし、いいかということで頼んじゃいました(笑)。

あまり美味しそうに撮れなくてゴメンなさい(汗)。
ですが身がジューシーでボリューミー。ペロリといただいちゃいました(笑)。

締めの日本酒は栃木の日本酒「開華」山廃純米吟醸。
とろりとしたテクスチャが特徴的。青りんご系の爽やかな香りだが
甘みが控えめでジワリとした旨みの伸びがよくわかります。

大満足の訪問でした!ごちそうさまでした!!

日本酒はワイングラスでがっつりと提供ということと、
お料理もポーションが大きいものだったことで
量的な満足度も相当でしたが

たまたまかもしれませんが、
選んだお酒全てが見事、幸せになれるような味わいでした。。。

よく見ると、日本酒のためのグラスでしょうか、
「Sake」の文字が!!。

こういうセンスも、本当に好きです!!

 

いや〜、素晴らしい訪問ができました!!
お料理も日本酒も、安心して選べる確信を勝手にさせていただいちゃいます(笑)。

 

また是非違うお料理と日本酒を味わいに来させていただきます!!

よい出会いでした!!
ありがとうございました♪

お店情報

住所:東京都杉並区浜田山3-32-3 1F
電話番号:03-3329-3939
営業時間:【ディナー&テイクアウト】17:00~22:00(21:30LO)
定休日:日曜日
URL:食べログ

私的:日本酒バルチェックリスト

<どちらか一つ満たす>
☆店内内装がバル&バー風:○
☆器ワイングラス    :○
<全て満たす>
★当日予約か予約なしOK :○
★カウンター利用可   :○
★こぼし提供無し    :○

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