初訪問:四谷三丁目「haru」さんバル的カジュアルな隠れ家でフレンチコースとワイン堪能

   

素敵なお店の開拓が出来ました!
四谷三丁目駅から5分程度、街道から一歩入ったところにある
「haru」さんに予約して伺いました。

SNSメッセージで事前予約、無事に席をゲット!

こちらのお店の予約は、少し他と異なっており、
SNSのメッセージによる予約が主な方法でした。
ワンオペなので営業中は電話対応が難しいからとのことでした。

候補日2つのうちの1つの方で予約OKとの嬉しいお返事をいただいたため、
その日に意気揚々とお店に伺いました。

なんとこの日は貸切状態でした!
奥側カウンターの真ん中くらいの場所をゲットいたしました。

コース開始!この日のお料理とワインをご紹介

お料理のコースはおまかせのみ、私は座っているだけと言う状態(笑)ですので
折角なのでワインもお任せでいただくことにしました。
ペアリングではなく、無くなったら次のをいただくタイミングで決めていただく方式にしました。

オードブルとスパークリングワイン

最初はスパークリングワインをいただきました。

 

イタリア・ピアモンテ州のスプマンテ
主な品種はコルテーゼとのことでした。

 

しっかりとした泡とみずみずしい酸が特徴的で、
アタックは豊かな果実感を感じる1杯でした。
立ち香にはラムネ的な人口的ハーブな香りもありました。

アタックは若さが前に、後口の余韻は苦味や渋味の大人の味が残る、
「大人の入り口」感を感じました(笑)。

お料理は、こちら。
自家製スモークサーモン
チーズムース
洋梨と水菜

私のセンスではひとことでメニュー名が書けません(笑)。
最初から結構ガッツり系なお皿でした。

ムースがモリモリ。むっちりで密度のこいムーズは
クリーミーさがスモークサーモンの優しい脂と合間ってか、
あまりこってり感は食べている最中は目立ちませんでした。

 

水菜と洋梨がそれぞれ、みずみずしさと甘味を、
このお料理の中で形にしてくれていて、
そこに一緒にワインをいただくと、ワインの酸とフルーティさが加わ流ので
すごく口内が爽やかに感じられました。

スープ

かぶのポタージュ
お出汁が効いていて、すりながしにイメージが近いお味でした。

 

先程のムースもそうでしたが、しっかり胡椒が効いており、
まさに大人の味わい&いいおつまみでした。

 

 

・・・が。

自家製パン胡麻油
もちろんこちらは、サイドの方々です。

 

ですが、この胡麻油、香りがめちゃくちゃスッキリなのにしっかりごまのコクがあり、めちゃくちゃ酒すすむやつです!
口に含むまでごま感なく、後口に、胡麻の香りと香ばしさが。。。
パンに含ませて口に含むと、パンの甘味が加わって本当に至福!

正直、本日の優勝はこの組み合わせだったかも(爆)。
本当に素敵な出会いでした!!

温菜とワイン

続いては、アルザスの白ワイン
リースリング70%。

 

先ほどのワインと比べるからかもですが、めちゃくちゃフローラルでした。
立ち香は蜜・花梨を思わすような印象でした。
アタックは香りの華やかさから一転して酸と甘味が控えめでした。
滑らかなテクスチャやフローラルな口内香が楽しめるワインだと思いました。

北海道真鱈の白子ソテー・春菊ソース

表面をフリット的に香ばしく焼き上げてあり、
衣は胡椒で香ばしく仕上げていました。
春菊のソースは滑らかながらも、素材のらしい苦味が生きていました。

魚料理

さわらのポワレと大根のサフラン煮

スープは少し粘度が高くてクリーミーでしたが、
大根もすごくとろとろで柔らかく仕上がっており、
口溶けが楽しいお料理でした。

 

 

こちらのお料理の特徴が段々把握できてきた気がしました。
系統としては、「素材・塩・調味料」の構成をどストレートに生かしたタイプだと思います。

 

お料理に効いているサフランの香りと、先程のアルザスワインの
フローラルな香りがマッチしてたと思いました。
ただ組み合わせ的に、個人的には、ワインにはもう少し酸が効いてるほうが好みだったかな。
白身魚の味わいが淡白寄りだったからでしょうね。

メインディッシュ肉料理とワイン

ワインは、
ブルゴーニュのピノノワール2019
をいただきました。

ケミカル感も感じる、結構複雑な立ち香でした。
枯れ葉・落ち葉のニュアンスが森林を思い起こす一方で、ジャムのような甘味を思わせる要素も感じられて、
口内に含むとバラのようなエレガントな香りが一気に広がるのを感じました。

スワリングをすると、表情が少しづつ変わって、
アタックは果実味が豊かに、タンニンは落ち着いてきて、酸が豊かに感じられるようになってきました。

お料理はこちらでした。
アンガス牛ザブトンのロースト・北海道北あかりのソテー

付け合わせ野菜は豚バラと煮込んでるらしくて、
きたあかり(じゃがいも)もあることも含め、とても甘い付け合わせとお肉のセットでした。
一方、ベリー系のソースは酸が効いていて、甘酸っぱさを強めに感じるので、
私のビンボーな舌ではワインとのマッチングコメントが思い浮かびませんでした😅(苦笑)。

 

肉や付け合わせがボリューミーだったので、ワインの爽やかさが立って紅茶っぽさが前に出る印象でした。

 

味や香り、テクスチャの印象はどれもはっきり感覚的で分かるものだと思うので、
言語化が上手い人ならばすごくいいマリアージュコメントが出来るんだろうなぁと想像しながらいただきました。
ワインはどのように鍛錬したらいいんでしょうね(苦笑)。

デザートほか

デザートは、こちらでした。
熟成させたかぼちゃと金柑のタルトと、
ミルクのジェラート、でした。

ドリンクはエスプレッソをチョイスしました。
久しぶりにいただきました。

 

 

実は、スワリングのたびに表情が変わる最後のワインを、
未練たらしくちびちび飲んでいたのですが、
一口、デザートに釣られてエスプレッソを含んでしまい、
口に残った香りと味で、その後、一気にワインの味も香りもわからなくなってしまいました(爆)。

 

ああ、素敵なワイン・・・。早めに飲んでおくんでした。
大反省です(涙)。

コース終了!全体的な感想は?

コースの品数自体は少なかったので、全部で1時間ちょっとのコース時間でした。
ですがお料理の量はがっつりしっかりあったので、
お腹もしっかり満足することが出来ました。

 

私個人的に、お料理自体や楽しみ方はすごくビストロに近いのかな?、でもワインは特別なのを飲みたいな、
と言う楽しみ方が一番正しいかも、と直感してます。

 

本当はふらっと訪れたいロケーションなのですが
まだしばらくは事前予約で地道に通っていきたいですね。

 

ご馳走様でした。
本日も素敵なお店との出会いに感謝です。

お店情報

住所:東京都新宿区四谷3-4-2 鳥重ビル 1F
電話番号:03-6457-8680
営業時間:18:00~23:00(L.O.21:30)
定休日:不定休
URL:食べログ

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