初訪問：恵比寿「東京和食りくう」さんにて地域食材生かした和割烹フルコースと日本酒＆ワインのペアリングコース堪能！

2022/12/11

結構前からチェックしていた素敵なペアリングコースのお店を開拓することができました！

恵比寿駅から徒歩5分くらいの雑居ビルにお店を構える
「東京和食りくう」さんに伺いました。
お店の公式ホームページはこちらです。

ネットからお一人様予約、無事に席をゲット！

この日は、日本酒とワイン混合ペアリングコースを予約しました。
期間限定ネット割引にて10,000円。
この機会を見逃しませんでしたよ私（笑）。

この日のレジュメ。
お料理は順に「壱」から始まっていますが、
途中で出せない漢字もあったので（私が個人的に（苦笑））
副見出しは私が勝手につけさせていただきます。
ご了承ください。

前菜と日本酒

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最初のドリンクは、日本酒スパークリングをいただきました。
広島県「弥山」
をいただきました。

スペックは
22年8月製造、炭酸添加、アルコール分11〜12度
でした。

前菜は、おばんざいの3種盛りでした。

上から行きます。
・飛騨なめこのお浸し
柚子の香りがポイントでした。大きななめこをさっぱりいただけました。

・甘エビの漬け
ねっとり感がしっかりなのが特徴的でした。
酒のつまみにたまらん粘度と旨味でしたね(￣▽￣)。

・柿と東京あやめ雪蕪のなます
蕪の香りと柿のもったりとした甘味が絡んで、
お酢が爽やかにまとめてるお料理で、この中では個人的に一番好きでした。

刺身とワイン

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いただいたワインはこちら、
ニュージーランド・白ワイン、ソービニヨンブラン
「グリーンホフ　リバーガーデン」
ネルソン　2021
でした。

香りはめちゃくちゃ華やか系で、百合・青草・絞った果実・いちじく的。
温度が上がるとケミカル感が少し前に出てきました。

アタックは豊かな甘味と果実味主体で、
酸が効きつつも結構しっとりした口当たりで、
余韻には苦渋さがほんのり口に残りました。

結構、一杯一杯が多いですね。
最後そこそこな酔っ払い誕生かもしれません（笑）。

真鯛カボスジュレかけ。

お魚は、青臭の爽やかな香りながら、滑らかさもいい感じにあって、
食べごろ的な熟成具合でした。
湯引きの効果もあるのか、脂の甘味が口内でしっとり解けるのが素敵でした。
ジュレがツルツル滑るので、一緒にいただくのに少し苦労しました。
でもこのジュレがあったからこそ、小松菜の茎とカボスの香りが、
鯛の爽やかさを一層引き立てていたと思いました。

刺身と日本酒

日本酒は、福島県「飛露喜」初しぼり　特別純米
をいただきました。

スペックは
22年11月製造、精米歩合55%、アルコール分16度
でした。

カンパチお刺身。
醤油かけて本ワサビと一緒にいただく、スタンダートなお刺身スタイルでいただきました。

醤油の香りに負けないお魚の血合と脂の香りでしたが、しつこさはなくてさっぱりいただけました。
後口に鰹節的なしっとりした旨味を感じられるのはさすがにカンパチですね。

お刺身をお酒に合わせて分けて出してくださる配慮は、いいですね♪

お酒もお料理も、「生」同士のコラボでした。
生酒のぴちぴち感と濃さが、カンパチの熟した生の身のねっとりさと脂の甘味とのコラボになってて、
お酒の酸が生きてさっぱり感じられた不思議な感覚でした。

揚げ物とワイン

続いてのワインは、白ワイン。
オーストリアのグリューナーフェルトリナー
でした。

先ほど同様のフローラル系の香りで、ケミカル感も合わせて強めのノードでした。
蜜飴なニュアンスもあって、もしかすると温度がもっと上がった方が感じられるかもと思いましたが、
残念ながら待てませんでした（笑）。

昆布〆本ししゃもの天麩羅。

鼻を近づけなくても、香草系のお魚の香りが上がってきました。
これは、いいです！

サクサクな衣とふんわりの身は見事でした。
食感的には天ぷらよりも、唐揚げを思い起こす感じでした。

衣の下のふんわりなお魚の食感と一瞬に含んだワインが、
口内で温度が上がって、ワインの旨味引き出されて余韻にどっしりさを感じました。
味のバランスは取れているペアリングで、ししゃもの味をワインが邪魔しない感じでしたが、
ワインの長所かなと思った、温度が上がった時に出てくるヒノキ的な香りが、
個人的にあまり好みではないものでした。
ワインはこういう温度変化も、ペアリングが難しいところなんでしょうね。