初訪問!新宿のロシア料理店「スンガリー」さんでジョージア料理とジョージアワインを堪能!

      2022/03/28

世界最初のワイン発祥地と言われるジョージア。

ジョージア料理を調べている過程でこちらのお店でいただけると知り、
ワインと是非一緒に頂いてみたいと、早速お伺いすることにしたのでした!

 

新宿東口から5分くらいの雑居ビル地下にお店を構える
「スンガリー」さんに伺いました。
お店の公式ホームページはこちらです。

ネットから席予約し、無事に席をゲット!

こちらのお店も、ネットで当日のお一人様予約が可能でした🙌
雑居ビルの地下二階、お店の中が全くうかがい知れない雰囲気。
一人だと私では間違いなく飛び込みで入れないのでとってもありがたいです。

カウンターのないお店ですので、
奥のテーブル席を予約席として取っていただけておりました。
ありがとうございました!

 

お店の照明は暗いですが、壁が全面鏡ばりなおかげで閉塞感はありません。
今後また私が出現するかもしれません(笑)が、ご了承ください。

 

あと、その薄暗い照明のため、写真がかなり見づらいですがそれもご了承ください。

早速注文!本日のお料理とお酒をご紹介!!

こちらのお店はロシア料理・ジョージア料理がメインではあるのですが
もとよりウクライナ料理も扱っておりまして。

 

元からウクライナ料理のコースも用意されており
(実はこの日、これを頼むか本当に悩みました!)

また、この日限定でしょうか、ウクライナワインのグラスも多くいただけたようでした。
(このグラスワインもめちゃくちゃ心惹かれました!!)

 

ですが、ここは忘れてはならない初志貫徹。
ジョージア料理とジョージアワインを飲みにきたことを忘れちゃいけません!!
ウクライナ料理のコースはまた食べに来ればいいんですしね。
(グラスワインが次回いただける保証はないですが😂苦笑)

 

と言うわけで、単品でジョージア料理をつまんでいく作戦としました。

ただ、最初のワインはスパークリングが良くても、ジョージア産はなかったようなので
南ロシアジャンパンスカヤをいただきました。

 

シャンパンスカヤとは、ロシア語で「シャンパン風の」と言うことらしく
言ってみればスパークリングワインですよ、とのことですね(笑)。

 

シャンパンスカヤ・アブラウ・ドゥルソBRUT
なかなか酸のしっかりした口当たりで、
甘味も水飴的な穏やかさを感じつつもグレープフルーツ的なフルーティさもありました。
炭酸のプチプチ感とともに滑らかさもあるテクスチャでした。
とても飲みやすいグラスでした。

特にお通しやコースでないためアミューズはないので、
自分で頼んだ前菜的お料理をいただきました。

ルレット・イズ・パグラジャン
フェタチーズとくるみとトマトのなす巻きでした。
フェタチーズはソース的にかけられてたようでした。

組み合わせ的にアリですね。
フェタチーズとくるみがコクありつつもしつこいコクではないので
さっぱりといただくのにアクセントになっていいと思いました。
トマトがフレッシュなものが使われていて、夏のお料理なのかなと想像しました。

 

一口でいただければまとまりある味わいだろうなぁと思いましたが
それが私の口では難しく、なんとも汚くしてしまって申し訳なかったです。

スープとして、ハルチョーと言うジョージア料理をいただきました。
肉とお米のスープ、フメリ・スネリ風味とのことです。

 

フメリ・スネリとはジョージアの香辛料らしく
ドライスパイスミックスらしいですが、具体的にどんな味かは説明できません。すみません。。。
(何にも形容できず。。。)
めちゃくちゃスパイシーって言うわけでもなく、どちらかと言うと着色(サフラン)と肉の臭み消しなのかな。

 

スープはと言うと、スパイス処理された牛からしっかり出汁がでており、
それを細かく刻んだ野菜がしっかり吸っているような印象のスープでした。
一口で言うと、牛を煮込んで仕上げにフレッシュトマトとパプリカを入れてるようなお味だったかな。

お米入りをうたっているメニューでしたが、たまにいるのを感じたくらいでした。
リゾットとか雑炊とかではなく野菜の一つとして入っている感じですかね。
ただ、量が少ない分、たまにお米のふわっとした食感が楽しかったです。

 

牛肉は肉とスジの固まりが2個だけで少し寂しかったです😅。
お出汁をいただくスープなんだと割り切りましょう(笑)。
ですがそのお肉たちは、ほろっと解けて柔らかくてとても美味しかったです。

ワインはジョージアの白ワイン、おすすめと書かれていたコンドリをいただきました。

 

品種はよくわからなかったのですが、イメージはアルザス寄りリースリングな印象でした。
香りの主軸はペトロールや蜂蜜的なニュアンスで、その中にソービニヨンブラン系の柑橘さや煙的水仙的な花の香りが感じられました。
アタックは酸と甘味が穏やかで、全体的な他のニュアンスも穏やかな印象でした。苦味が比較的長くしっかり感じられました。

こちら、ハルチョーとの相性よかったです。
スープの柔らかさの中にあるスパイシーさがワインの優しい味わいを損なわず苦味だけをマスクしてくれる感じでした。
やっぱりその土地のお料理にはその土地のワインなんだなぁ。
と言うかこちらのワインを置いてくださったお店に感謝です。

本日の本命で、メインディッシュでもある「シュクメルリ」をいただきました。
鶏もも肉がまるっと入っているゴージャスさです。
(少し小ぶりなので若鶏ですかね?。)

ソースは想像通り、めちゃくちゃミルキー&こってり&ニンニクの香りしっかりの三拍子でした。
マッシュルームベースだと思うのですが、ポルチーニかと思うほど濃厚なコクで
それに加えて熟成チーズも足されているかもと言うような風味を感じました。
これは家庭で再現はなかなかハードル高いぞ、と思うリッチな味わいを感じました。

 

このコクがっつりスープ、余すところなく全部いただきたい!!、
ついているバケット(ガーリックトーストでこれも美味しい♪)と、
追加で「ハリエプ」という、自家製ライ麦パンを注文。

おっと、思わぬボリュームできたぞ。。。(笑)
しかも単独でも美味しいぞ(笑)。

 

これ、このまま、塩かオリーブオイルかをかけていただきたかったな。
いつかお持ち帰りした際、このパンも忘れずに頼まなくては。

 

 

ワインは、「チェルティ・クヴァヴリ」と言うオレンジワインをチョイスしてみました。
ノンフィルターのオーガニックとのことで、味の骨子がしっかりしていて
酸がそれほどたたず、植物系や乳製品系のコクにはマッチするかな、と思ったからです。

 

実際のテイスティングですが、
香りは熟成した柑橘系でオレンジピールや金柑的なニュアンスを感じました。
味わいは意外と酸がしっかりですがまさにオレンジ的に苦味もしっかりで味の輪郭がしっかり感じられる味わいでした。

 

 

さて。
そろそろお料理も締めなのですが、
あと1杯だけワインもいただきたく、頼んじゃいました。

しかも最後なのに、白のテーブルワイン(笑)。
「ファナゴリア Fスタイル」という、南ロシア・タマン半島のシャルドネをいただきました。

さっぱり系ですが、水飴的・蜂蜜的な優しい甘味を感じるような香りを感じました。

 

調べてみると、タマン半島って、黒海の真ん中くらいにクリミア半島(クリミア共和国)をすぐ目の前に向き合っている半島なんですね。

 

ロシアでブドウ(ワイン)を作ることができる、本当に貴重な貴重な場所なんでしょうね。
(よく分からないですが。)

 

貴重なロシアの生産者さんに敬意を払い。
この生産者さんが引き続き美味しいワインを作ることが出来るように祈りを込めて。
頂かせていただきました。

本日はこれにて締め!ごちそうさまでした!!

気がついたら店内はほぼ満席。

 

しかも、自分では絶対一人で飛び込みで入れない、と
思っていたのですが、飛び込みのお客さんもそれなりにいらっしゃったようでした。
(一人客も結構おられました。)

 

すっかりこのお店に対する印象が変わったので
次回からは臆せず伺いたいと思います。

 

 

次回以降、宿題のウクライナ料理コースはもとより、
ロシア料理とロシアの貴重なワイン、
特にワインは今後果たして飲めるのか、危惧しますが、
是非楽しめるように、祈っております。

本日も素敵なお店との出会いに感謝です。

お店情報

住所:東京都新宿区新宿3-21-6 新宿龍生堂ビル B1F
電話番号:03-3353-3947
営業時間:[月~金]17:00~22:00(L.O.21:00)、[土・日・祝]17:00~22:30(L.O.21:30)
定休日:年中無休、年末年始・ビル設備点検日に休みあり。12月31日〜1月4日まで冬季休業。
URL:食べログ

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