四ツ谷「Poliphony(ポリフォニー)」さんで創作野菜フルコース料理と日本酒orワインのペアリングコース堪能

   

念願のお店の開拓をすることができました!

四ツ谷の住宅街にお店を構える、お野菜料理専門のペアリングコース料理専門店
「Poliphony(ポリフォニー)」さんに伺いました。
お店の公式ホームページはこちらです。

 

再訪:2024/1/13 update

前回からは多分1年4ヶ月ぶりになると思います。
随分間が空いてしまいました!!。

 

考えてみれば、日本酒ペアリングコースのお店に伺うのも
本当に久しぶりです。
以前は積極的に開拓していたんですよねー。なんだか遠い昔のようです。。。

 

そう言うわけで前回は、ワインと日本酒のハイブリットなペアリングコースにしましたが、
今回は日本酒だけで会わせていただきました。

お店の内装が少し変更?されているようで、
この日はお店の入り口近くのテーブル席に座らせていただきました。

・・・なんか嬉しいメッセージですなぁ😂。
つーか本当、長く開きすぎで申し訳ないです。。。

早速コース、いただきます!

最初の日本酒。
島根県「月山」スパークリング。

スペックは
製造年月控え忘れ😅、アルコール分12度
でした。

アミューズは、ゆりねのポタージュをいただきました。
クリームなしで野菜のとろみだけでトロトロさせてるとのことでした。
ただそのため味は優しいですし、
じゃがいもとかと違って粉々しない感じが個人的にツボでしたね。

口当たり滑らかなスープに対して、弾けるぴちぴちさが立ってた日本酒だったので、
テクスチャの違いがとても楽しい組み合わせでした。

 

 

2品目。

日本酒は広島県「富久長」辛口純米
いただきました。

 

海鮮系に合わせるのが常套な銘柄に、
アワビ的な代替料理(笑)に合わせてくれるのがなんとも洒落が効いてていいですね(笑)。

味わいのコメントはちゃんとインスタに書いてますので笑
余力あったら読んでね(笑)。

 

スペックは
23年12月製造、酒米:広島県産米、精米歩合:麹米60%・掛米65%、アルコール分15度
でした。

お料理全景。

あわび茸にかかっている粉は「うまも」(藻)の粉とのことです。

説明をいただいたのはもちろんですが、バーコードURLがあったので
思わずアクセスしちゃいました(笑)。

お皿のラインナップは、
きくいもと切り干し大根・海藻生こんにゃく酢味噌・大豆大葉白和え・スティックセニョール・せりのみそ和え
らしいです。
ズバリ「腸活」がテーマなお皿とのことでした。

 

 

3品目。

愛知県「長珍」純米 生 無濾過
をお燗していただきました。
そのためそこそこガッツリ量いただけました。
やばい、そこそこふわふわな気分になってきた(笑)。

スペックは
23年7月製造、酒米:阿波産山田錦100%、精米歩合65%、901酵母使用、日本酒度+10、酸度2.0、アルコール分19度

既視感あるボールがやってきました(笑)。

色の濃い方から、
ごぼう・何か(かぼちゃだったかな。。。)・にんじん・セロリ
と、前回よりバリエーションが増えてました笑。
で、ごぼうとにんじんを一緒に口に含むと「きんぴらごぼう」になると
アドバイスもいただけました(笑)。

 

特に、ごぼうがかなりしっかりごぼうで、香りも味もとても濃かったです。
この密度で、これだけでお腹いっぱいになりそうな感覚を覚えました笑。
そう言う意味ではセロリもすごかったです。

 

 

4品目。

新潟県「山城屋」煉ren 生酒
です。

スペックは
23年11月製造、アルコール分15度
でした。

セロリのピザ風餃子風
ジェノベーゼソースと散らされたパルミジャーノが本当にグッジョブでした。
ピザもそうですが、パスタって感じですかね。

 

 

5品目。

秋田県「新政」紫舟Spark。
あえて低温で熟成した感じですかね。
トロトロな口当たりと落ち着いた吟醸香が絶妙でした!

スペックは
21年4月出荷、賞味期限(笑)21年7月、酒米:秋田県産改良信交100%、精米歩合55%、きょうかい6号酵母使用、アルコール分12度
でした。

花びら茸などキノコのポワレ
ソースは玉ねぎベースとのことですが、
お酒に合わせたのか、かなり酸をしっかり効かせている印象でした。

個性あるキノコがたくさんでケンカするかと思いきや、意外と共存しつつ
それでも沢山の味を味わえている満足感が半端なかったです。

 

 

6品目。

大阪府「秋鹿」純米吟醸 無濾過生原酒
いただきました。

スペックは
23年10月製造、酒米:山田錦100%、精米歩合60%、901酵母使用、日本酒度+10、酸度2.0、アミノ酸度1.6、アルコール分17度
でした。

山形の「甚五右衛門」(じんごえもん)と言う里芋の
ゴルゴンゾーラのソースかけです。
なお、上のトッピングは大分の完熟かぼすの皮とのことでした。
色的に、言われなかったらゆずと思っちゃいますよね(笑)。

このソースのボリュームがかなりしっかりでした!。
なのでボリューミーな日本酒もしっかり合ってました。

 

 

7品目。
無事に締めまでやってきました。

宮城県「阿部勘」純米吟醸
いただきました。
相変わらず可愛いラベルですよね。

スペックは
23年11月製造、精米歩合55%、アルコール分13度
でした。

締めは、なんと小松菜トッピングラーメン(笑)。
スープがかなりさっぱりで、全部飲みほしてもオッケーとアドバイスもいただきました(笑)。

お腹にたまらないので、個人的にもう1杯くらいいけそうでした笑。

そしてデザートは、お手製感あるプリンいただきました。
可愛いですな😍
でも味わいは甘さがかなり抑えられていて、その気になれば最後の日本酒とペアリングできそうでした(笑)。
ま、それは次回の楽しみにしますか(笑)。

 

次回は予約なしのバータイム営業も体験してみたいですね。
今回も素敵な時間の提供をありがとうございました!。

初訪問:2022/8/16 update

私のSNSには結構頻繁に登場しているので、その度に伺いたいなぁと思っていたお店でした。
ネットで一人予約が可能なことを事前から知っていたので、チャンスを狙って無事に予約を取ることができました。

 

お店はかなり住宅街の分かりづらい場所にあり、
最寄駅は、四ツ谷以外にも信濃町や四谷三丁目も使えるところではありますが
どこからも10分は見ておいた方がいいところです。

私は以前、こちらの前を通る様にお散歩コースを設定し、
全然関係ない時に一度通りかかって場所をチェックしておりました(笑)。

この日は窓側のテーブル席に着かせていただきました。

ペアリングコース開始!この日のお酒とお料理をご紹介!!

このお店はお野菜料理でフルコースをいただけます。
今回は、日本ワインと日本酒のハイブリットのペアリングコースをお願いしました。

アミューズとペアリング

最初のお酒は日本酒でした。
広島県「誠鏡」純米スパークリング
をいただきました。

スペックは
22年7月製造、酒米:広島県産米100%、精米歩合65%、アルコール分13度
でした。

アミューズは、ビーツのすりながし的なスープでした。

緑の葉っぱはつぼくさと言うものとのことでした。

しっかりとしたバターのコクとコンソメの出汁がしっかりな一品でした。
ビーツの甘味とバランス取れた旨味が素敵でした。

冷菜(サラダ)とペアリング

次もお酒は日本酒でした。
奈良県「篠峯」Azur 山田錦 無濾過生原酒
でした。

スペックは
22年7月製造、酒米:奈良県産山田錦100%、精米歩合55%、アルコール分15度
でした。

ピーマンの青菜ペースト詰め、スイスチャードのマリネサラダ和え。

すごく沢山のお野菜が入っている一皿でした。
当然(?)ですが全部覚えていないのでニュアンスだけお伝えしますと

ピーマンは肉詰めの肉がお野菜になっている物でした。
複数の青菜が使用されており、その中にモロヘイヤもあり、
香りとねばねばさがモロヘイヤそのものなお料理でした。
ナイフを刺すと中身がむにゅっと出るため食べるまでが困難でした(苦笑)。
味わいは、肉詰めとはまた別物としていただく必要がありますが、
優しくてこれはこれでありかなと思いました。

 

添えられてるサラダはかなり酢が効いていて、
酸が穏やかな日本酒の甘味と旨味を酸で洗ってスッキリ飲ませてくれる印象を作ってくれました。

冷菜(おばんざい)とペアリング

続きまして。

日本酒はお燗の器でドドドンと量を頂いてしまいました(笑)。
兵庫県「神稲」(くましね)野条穂 純米吟醸生原酒無濾過
でした。

スペックは
22年5月製造、酒米:兵庫県産野条穂100%使用、精米歩合60%、アルコール分19度
でした。

 

お料理は一口ではなかなか説明するのが難しい創作のお惣菜でした。

右は、ゴボウのきんぴら
印象としてはきんぴらごぼうを細かく刻んで丸めたお料理でした。

見た目に反して(?)結構ゆるい球で、掴んで一口パク、とはいかず、
お箸で何回かに分けていただきました。
甘めに寄った味付けで、甘旨さが濃い日本酒の燗としっかり合っていたと思いました。

左は3種のカボチャをマッシュして丸めたもの。
これはしっかり捏ねられて安心して掴めました笑。
むしろ口の中の水分が取られる系で、この2つのお団子の個性がめちゃくちゃ強く感じられるコンビでした。
粉のお抹茶がよく合ってたと思います。

セットで、すべりひゆのきんぴら風お料理もこのタイミングでいただきました。
印象は香りのないフキの酢味噌和え的な印象でした。
和え味噌がかなり甘い味付けでした。
上に乗ってるのはセルバチコとのことでした。

温菜とペアリング

続いては白ワインをいただきました。
北海道の、モンカク谷2020栃と言う白ワインで、
ピノノワール、シャルドネ、ピノグリのアッサンブラージュ(混合)とのことでした。
(正確にはフィールドブレンドで、ブドウを育てる段階から数品種を混ぜて製造しているワインです)

かなり香ばしいというか、皮をぎゅーっと絞った香りが強く出てる印象でした。
アタックは酸がしっかりで、甘味果実味はほどほどな第一印象。
種感の渋みやナッツ的な味わいが深めに感じられました。

空芯菜の中華炒め
かなり辛めの味付けと伺い身構えましたが、案外そうでもなかったです。

八角の香りがしっかりな、「ザ・中華」な一品でした。

 

ソースはブルーチーズのソースでした。
気持ち多めに見えるのは、先ほどのペアリングで余っていたお燗を考慮していただいたのかも(笑)。

スープとペアリング

続いても白ワイン、山形県の高畠ワイナリーのシャルドネをいただきました。
亜硫酸塩無添加とのことでした。

表現がしょぼくて恐縮ですが、日本酒の熟成した吟醸香と被るような印象がありました。
アタックは果実味豊かで甘味はほどほど。酸がしっかりある飲みやすいワインでした。

ブロッコリーとカリフローレのスープ
80以上種の野菜のコンソメの出汁とのことですごく香りと滋味豊かなスープでした。心地よい美味しさでした。
花野菜(と言うのかな)の花部分をしっかりソテーしており、とても香ばしく感じられました。

焼き野菜(前半)とペアリング

ワインは青森のネッビオーロをいただきました。
かなり酸が強そうなツンとした香りが特徴的でした。

 

お料理、これはどこをどうやって説明したらいいのか分かりません(苦笑)。
真ん中のタルトみたいなものは、裏漉しコーンのタルト状にしたものと思います。
スプラウトのソテーも複数散りばめられておりかなりここに来てボリューミーな一皿でした。覚えるのがかなり大変…

 

ネッビオーロとは品種が持つ苦味的な成分が、コーンではなくスプラウトの青さを感じるさっぱりさと合うペアリングだったと思います。

焼き野菜(後半)とペアリング

ワインは、新潟のピノノワールでした。
味わいも香りもシンプル系でした。

じゃがいも2種のソテー。
手前のソースはバンジョーヌベースのものとのことでした。
上に乗っている葉っぱはソレルというらしいです。

締めのデザート

デザートにはペアリングはありませんでした。

メニューには発酵乳というのでてっきりチーズと思いこんでましたが
フローズンヨーグルトでした(笑)。
スッキリいただくことができました。

コース終了!全体的な感想は?

お料理もお酒も、両方しっかりな量と種類をいただけたのにすごく満足感あるコースでした!

 

特にお料理、想像以上の野菜の種類の数!
おそらく一度にこんなに多くの種類のお料理をいただく機会なんてこのお店以外はないんじゃないかなぁと思いました。
しかもお料理に必ず知らない名前のお野菜があるのも・・・。

 

ペアリングのお酒も、日本酒とワインを前半と後半で分けて出してくださったので
頭がこんがらなくてよかったかも、と思いました。
むしろどちらかだけなら片手で収まる種類だったので
それぞれの特徴を覚えられるのがよかったですね。

 

ま、多分次回はハイブリットにはせずに日本酒だけかも(笑)。
ワインはボトルで頼んでじっくりワインを楽しみたいかな。

 

いつ伺っても完全に同じメニューにはならないとのことで
伺い甲斐のあるお店なのもいいですね。
お散歩が苦にならない時期にまた伺おうと思っています。

本日も素敵なお店との出会いに感謝です。

お店情報

住所:東京都新宿区若葉1-21-2 ベルビー四谷 1F
電話番号:070-1187-8309
営業時間:[月~土(祝含む)]ディナー17:00~23:00
定休日:日曜日
URL:食べログ

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