赤坂「瀬文」さん隠れ家で日本酒とお料理舌鼓

      2020/02/25

(和酒バル194)
とあるお店からおすすめいただき、夜おそい時間にも行けるお店としてチェックしておりました。
そういうわけで赤坂にある和酒バル「瀬文(せふみ)」さんに伺いました!
(お店の情報は記事の最後に記載します。)

 

 

再訪:2019/8/20 update

前回から1年5ヶ月ぶりの訪問です。。。

流石に覚えていただいてないでしょう(笑)。

 

こちらのお店、カウンター4席しかないので
夜中(朝4時まで営業:当時)に伺う時に事前電話で席確保の対象だったのですが

 

・・・最近、そんなシチュエーションがなかなかなくて
こんだけ遅くなってしまいました。

言い訳はこの辺にして。
さて、この日は21時過ぎに電話して空席確認の上訪問させていただきました。

 

なんかダブルブッキングしたらしく、席を詰めて5席にしてくださいました。
ありがとうございます!!

 

それにしても、この時間帯でも満席ですよ。。。
人気度が伺えますなぁ!

お二人様に囲まれたカウンターの真ん中で、まずは生ビールから。

 

なんとなく両隣に遠慮?したっぽい角度の写真(笑)。

お通し、と言うわけではなく、
注文したお料理が若干お時間がかかっていたようで、その間のつなぎで
ぬか漬けを出していただいちゃいました。

浸かりすぎてなくシャキシャキしてました!。

 

さて、この日は前回頼めなかった串焼きを思う存分楽しみます!
・・・ですが、その前に。

お酒は兵庫県「奥播磨」純米吟醸をいただきました。

 

熟成香と乳酸香が混ざってミルク紅茶のニュアンスでした。
酵母由来系フルーツ香(酢酸イソアミル)の片鱗のようなスースー感も感じました。

夏酒ですがアルコール度数が高く濃い口当たりでした。
アタックは苦味と酸味が強めで、トロトロした滑らかさとピリピリ感が特徴的でした。

そんなわけで最初にあん肝ポン酢から摘みました。

写真の通り、ねぎがたっぷりシャキシャキです。
ポン酢の酸がシュっとしてメリハリ効いてる口当たりが良いですな。
おかげで濃い旨味のあん肝がとてもさっぱりいただけました。

 

さて、いよいよ串開始です!

もも。すごく厚い!!おかげでとってもジューシーでした♪

白レバー。タレでいただきました。
半ナマでふわふわでした♪

。これもタレでした。少なくて寂しいですが(苦笑)カリカリでよい食感でした。

串に合わせたお酒は、奈良県「大倉」山廃特別純米・無濾過生原酒でした。

これも熟成香と乳酸香が主体で、洋梨のニュアンスでした。
アタックはしっかりした酸を主体に、旨味甘味のバランスがよく取れた味わいでジューシーでした。
中盤以降旨味が伸びてしっかりとした余韻がありました。

珍しい雉子(きじ)串は注文の一番最後に出てきました。
味はいいのですが、なかなか硬い歯ごたえ。。。結構賛否両論なくらい硬かったです。

 

とても気分良く飲めたので、もう1杯飲むために串を追加させていただきました。

選んだお酒は、愛媛県「山丹正宗」氷温熟成でした。

酵母由来系フルーツ香(カプロン酸エチル・酢酸イソアミル)の南国フルーツ感もツンとした感も両方感じられました。
アルコール18度だけあって香りの主張は強く、梨のニュアンスでした。
アタックは強い酸でまさに梨でした。口当たりも滑らかです。
強いアルコール度数からくる苦味と旨味が後口にバランスよく残りました。

せせり、塩でいただきました。
脂がノリノリで濃い甘味がありました。
これは最初にいただければよかったかな(笑)。
軟骨のようなコリコリした口当たりがありました。

万願寺唐辛子は串ではなくそのまま一本の素焼きでいただきました。
生姜醤油でいただけたのは嬉しかったです。

隣のお客さんが帰った後のカウンター。

 

両脇とも帰られてカウンターの真ん中でポツンと一瞬残ってしまったのですが
面倒なので最後までそこで踏襲させていただきました。

 

4席のところ5席でも全然大丈夫でした!
来られて本当に良かったです♪ありがとうございました。

初訪問:2018/3/15 update

実は・・・この日は別のお店に伺う予定だったんです、
赤坂駅に着くまでは。

 

ですが、この日は冷たい雨の日でもあり。。。
不慣れなこの地で、あまりうろうろもしたくなかったですし
何よりもこの日は超出遅れの日でして、夜22時を回っておりました。。。

 

なので駅から近かったこちらのお店をチョイスしたのです( ̄▽ ̄)。

 

お店はまさに隠れ家の様相、通り沿いではなくビルの狭間の外階段から降りるような造り。

 

お店は階段から入口が直結しているものの、ウナギの寝床的に奥へと細く通路が繋がっており
店内の様子をうかがうには結構お店に足を踏み込まないといけません。

 

あまり一見のお一人様女子が尋ねるシチュエーションとは言えませんな(苦笑)。

 

でもここまで来たらなんとしても入らねばと言う意地もあり
なんとか4席しかないカウンター席をゲットすることが出来ました。

(写真はお隣のお客さんが去った後です。)

そう、カウンター4席なんですよ(´・_・`)。
普通の時間に来るならば、一度電話した方がいいですよね。

早速注文!本日のお料理とお酒をご紹介!!

本当はさっさと日本酒を飲みたかったんですが(時間的に)
やっぱり初めてのお店ですし作戦タイムないときついのでビールを注文。。。

 

ここのお店、めっちゃインテリアがかわいい。。。
ビールの奥のたぬきさんもそうなのですが

箸置きもこんなかんじ( ̄▽ ̄)。

 

なかなか遊び心満載なお店です\(^o^)/。

日本酒のメニューはこちら。

 

スペックなしの銘柄名のみですが、なんとなく銘柄のみでタイプが分かるようになってきた。
大体30種と言う所でしょうかね。

 

まずの1杯目と最初のお料理。

お通しがないお店のようで、空腹の身にはちと辛かった(爆)。
すぐつまめるものをビールと一緒に頼んどくんだった。
以後気を付けよう。。。

お酒は、宮城県「伯楽星」特別純米。
ミルキーなヨーグルト的香りが主体でした。
酵母由来系(カプロン酸エチル)由来のミルキーさもあるかと思います。
アタックは甘旨さと酸味とほろ苦さ。コーヒー的な渋い(笑)印象。
収斂感と苦味が後口に残るのが印象的でした。

お料理の全景はこちら。

 

いきなり一皿目で、お店の底力あふれる一品が食べられると思わなかった(爆)。
美味いですよ、これ~♪♪\(^o^)/

 

食感が生で、全く臭くなくて、いい塩梅にタレをからませている。
生つくねと言うのを別の店で食べたことがあるけど、まさにそんな印象。
お肉の鮮度がよいから、ペアリングはタレ合わせでも全然いけるんですね~♪

 

これは気に入りました!
もう一皿頼もうかと思ったくらい(爆)。

 

ですがペアリングネタ的に困るので(爆)ほかのお皿も楽しむことにします( ̄▽ ̄)。

尚、インスタネタにならなかった2杯目はこちら。
銘柄開拓として注文した山口県「中島屋」山田錦生酛純米。
酵母由来系(カプロン酸エチル)と思わしきもったり香と生香で、桃のイメージでした。
アタックは甘味主体の酸味。後半からかなりビリビリ感の刺激が際立つお酒でした。

 

非常に刺激的なお酒だったから、最初に頼んだお料理とは合わせづらかったんですよね。。。
そんなわけで次のお酒でペアリング。

静岡県「和香牡丹(わかぼたん)」純米吟醸
すごくはっきりとした強い酵母由来系(カプロン酸エチル)の刺激香。
アルコール度数は15度なのでそれほど強くないが香りに輪郭がありました。
アタックは甘旨味に程よい酸味。出汁の香りがよく溶け合うそんなさりげない旨味です。
後口はスッキリとしていました。

お料理の全景はこちら。
本日一番の目をひく写真。(明るい赤ですからね(笑)。)

 

想像よりも幾分かお上品ないでたちでいらっしゃいました( ̄▽ ̄)。

 

この味が見た目以上に繊細でしてね。
私の作るタコの酢の物だったら生ギンギンな(笑)主張する
日本酒でも全然いけたのですが、
もうちょっと甘味が前面に出ている方が合わせやすいと思ったんですよね。

 

もっともこちらの銘柄、お初ですし
たまたま銘柄開拓でチョイスしたのがヒットだっただけですけど(笑)。

 

もうちょっとだけお腹に入れたかったので
ハーフ量にしていただけると言うお言葉にあまえて
こちらを注文してしまいました( ̄▽ ̄)。

肉付きヤゲン軟骨のから揚げ。

 

これがこの日一番のクリーンヒットでした\(^o^)/!!
歯ごたえサクサクで、味も濃過ぎず丁度良くて、
付け合わせの塩もいらないくらいでした。。。
まさかまさかこの時間帯でこんなお料理をいただけるとは・・・(感涙)。

 

このお料理だったら、2番目に頼んだお酒と合わせられたな・・・と言う
野暮なことは言わないことにします(笑)。

本日はこれにて締め!ごちそうさまでした!!

お店は喫煙可だったり、店員さん(店主さん?)は関西の方らしく
常連さんへのノリがそんなかんじだったりで
好みはあるかもしれませんが、
気遣いもなかなかいいし、お料理は予想を上回る秀逸さでしたし
それと深夜この時間に加えてこの場所だと思えないくらいお値段も優しいところでした。

 

本当にまさにおススメられて大正解!
本当にありがとうございました!!

 

私の中ではすでにリピ決定しちゃっております(爆)☆。
また懲りずにどうぞよろしくお願いいたします。

お店情報

住所:東京都港区赤坂3-13-12 赤坂料飲会館 B1F
電話番号:03-5544-8257
営業時間:18:00~翌5:00(最終入店翌3:00)
定休日:日曜日(祝日は不定休)
URL:食べログ

私的:日本酒バルチェックリスト

<どちらか一つ満たす>
☆店内内装がバル&バー風:○
☆器ワイングラス    :○(脚なし)
<全て満たす>
★当日予約か予約なしOK :○
★カウンター利用可   :○
★こぼし提供無し    :○

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