銀座「黒部ノトナリ」さんアットホームな隠れ家バーで季節の小料理と日本酒堪能!

   

(和酒バル281)

そう言えば最近、銀座方面に行っていないな…と思ったところ、
再訪も含めて今年になってから全くご無沙汰しているところと判明しました(苦笑)。

 

そう言うわけでこの日は久しぶりの銀座新規開拓です。
お店の名前は「黒部ノトナリ」さんと言います。
お店の情報は記事の最後に記載します。

3回目再訪:2023/3/24 update

前回から約10ヶ月ぶりの訪問です。

この日は訪問直前に電話をして、空席を確認してから伺いました。
助かりました!!

たまたまですが、お客さんの谷間に伺うことが出来、途中まで貸切状態で楽しませていただきました( ̄▽ ̄)♪

最初の1杯目は、宮城県「あたごのまつ」はるこい 純米吟醸 生酒
をいただきました。

スペックは
23年2月製造、精米歩合60%、アルコール分11度
でした。

 

かわいい見た目で実際にアルコール度数も少なめですが、
結構しっかりコクがあって、見た目以上に飲みごたえのあるお酒でしたね。

 

なので生の魚介の独特な磯の香りやコクのあるソースの味わいには
案外ピッタリ合ってて良いチョイスが出来ました。

炙りホタテの黄身酢かけ、全景です。
一人用サイズで少なめにしていただけました。

 

炙りの焦げの香りがしっかり生きてました。
黄身酢にコクあって、酸っぱすぎず、絶妙なバランスでした。

根菜の塩昆布あえ・自家製糠漬け使用。
こちらも、あとこれ以降も、ハーフサイズ対応をしていただけました。

浅い根菜の糠漬けに、塩昆布と紫蘇とすりごまをあえていて、
意外と新食感で楽しいお料理でした。
正直な話、本日のお料理の一番のヒットはこちらだったかも(笑)。

続いての日本酒、悩みましたがこれにしました。
京都府「銀シャリ」特別純米 無濾過生原酒
です。

 

ちなみに悩んだ銘柄は、同蔵の「金シャリ」と、でした。
飲み比べもできるようでしたが、こっちのみにしました。
ちょうど私が飲みたいと思っている感じの味わいが、
銀シャリの方だと思ったためです。

 

スペックは
23年1月製造、酒米:丹後産ササニシキ全量、精米歩合60%、アルコール分16〜17度
でした。

三陸産真蛸ブツ、です。

ジャケ飲みです(笑)。
いいですなぁ、このノスタルジーさ。
岩手県「北上夜曲」純米、
「タクシードライバー」の銘柄で有名な、喜久盛酒造の日本酒です。

スペックは
22年4月上槽・23年2月製造、酒米:亀の尾100%、精米歩合55%、きょうかい6号酵母使用、日本酒度+1、酸度1.8、アミノ酸度1.1、アルコール分15度
でした。

 

上槽日を書いているのはかなり珍しいラベルですね(笑)。
あ、上槽とは大雑把に言うと、搾って生酒と酒粕を分けた日のことです。

太刀魚の一夜干し
これもハーフにしていただいちゃいました🙌、本当にお気遣いありがとうございます!

塩がしっかり効いてて、いい感じに旨味が引き立ってました。
気持ち良いフワッとさも残っていて、正直言ってめちゃくちゃ美味かったです♪

長野県「ソガペール」トロワ サケ・エロティック生酛2022。
なんだかすごく久しぶりですね。。。
一時期めちゃくちゃハマって色々集めた時期もあったのになぁ。
でも息長く続けて作ってくださっているのには、本当に感激ですね。

 

スペックは
23年2月製造、酒米:22年収穫長野県産美山錦100%、精米歩合59%、旧協会3号酵母使用、アルコール分16度
でした。

 

以上でこの日は締めました。
ご馳走様でした!

再訪:2022/6/2 update

約2年7ヶ月ぶりの再訪になります!大変ご無沙汰いたしました。
かなり期間が空いているのに、覚えてくださっていたのは本当に感激です。。。

以前はアラカルトで色々楽しんだのですが、
この度、一人でも事前予約可能な季節のコース(5500円)があり
そちらを楽しませていただきました。

1品目、ホタルイカの茶碗蒸し
こごみと筍も入っており、早速季節を存分に味わえました。

イカの出汁がしっかり効いてました。
茶碗蒸しとしては硬めで、ほろっとした歯応えの卵液の甘さとこごみのほろ苦さがよくマッチしていたお料理と思いました。

 

お上品なゆるゆる茶碗蒸しの方が和食らしくて良いと思っていましたが、
こちらのように色んな出汁がしっかり+具がたくさんな、
おつまみ的茶碗蒸しも、飲みにはおつまみになっていいですね♪
自分で作る時の参考にします。

日本酒メニュー。
メニューへの力の入れよう、相変わらずで日本酒愛溢れております。

 

以前伺った時のチャートは上の方が固まっていたのですが
この日は中盤から下な配置ですね。
季節性なのもあるかもしれませんが、なんかバラバラにならないのは面白いですね。

 

ただ、メニューにないものやメニューからすでにないものもあるので
おすすめを一旦店主さんに伺ってから飲むものを決めました。

そう言うわけでこの日の1杯目に選んだのはこちら、
高知県「無手無冠」(むてむか)純米生原酒
をいただきました。

スペックは
21年4月製造、精米歩合70%、アルコール分18.5度
でした。

 

1年以上越しの日本酒ですね。
どっしりした飲みごたえではありましたが、酸が豊かで
口当たりもピチピチしてたのでフレッシュ感は感じられる日本酒でした。

お料理です。
鶏肉もも肉のたたき・しそジェノベーゼソース

ソースの香りがとても爽やかでした♪
和のハーブとして採用されていると思いますが、
夏先取り感も感じられるのが良いですね。

続いて、お魚料理。
サーモン竜田揚げをいただきました。

カリカリな衣の一方で身はふんわり、このお魚のお味はとても美味しいです♪
かかっているあんに沢山入っているのはふきのとうの葉でした。
これも香りが良くて気分上がりました♪

日本酒は、愛知県「二兎」純米吟醸 雄町五十五
をいただきました。

スペックは
22年4月製造、酒米:備前御町100%、精米歩合55%、アルコール分16度
でした。

 

こちらの日本酒、前のお料理のふきのとうのほろ苦さと、
日本酒のジューシーさがなかなかいいマッチングでした。

ですが日本酒の相棒には選んだお料理は続いてのお料理にしちゃいました(笑)。
真鯛の翡翠ソース、です。

魚肉がとっても柔らかい・・・♪
豆の香りのこってり自然な甘味のソースが柔らかいお魚によく絡んでいい味わいでした。

本日のメインディッシュは、
「今帰仁(なきじん)ソーセージのポトフ」をいただきました。

 

今帰仁ソーセージとは、おじいさんが一人で作っているソーセージだそうで
これを扱っている飲食店は東京ではここを含めて2軒のみだそうです。

こちらのソーセージ、すごくハーヴィーでスパイシーな香りが特徴的でした。
めちゃくちゃ粗挽きで食感がとてもワイルドでした(笑)。
ポトフの具材にはじゃがいもと竹の子と玉ねぎで、
ソーセージの特徴的な出汁のしたで、基本の和出汁がさりげない味わいのベースになっていました。

そろそろ、締めを意識した日本酒のチョイスですが
本日はこちら、
新潟県「北雪」純米吟醸 をいただきました。

スペックは
22年4月製造、精米歩合55%、アルコール分16度
でした。

締めのご飯は、楽しみにしていた深川飯

香りがしっかりアサリの香り!、お腹いっぱいでも酔っていてもしっかり感じられました♪
アルミ鍋で炊いた後炊飯器で保温し、香りを馴染ませたいるとのことでした。
一手間が違いますなぁ( ̄▽ ̄)。。。嬉しいです。

 

 

お料理の量もちょうどよかったですし、合わせて飲めた日本酒の量も程よくていい楽しみ方が出来るコースでした!

 

季節の素材が多く、また季節が変わったらお料理も変わるみたいなので
また季節を変えて伺いたいと思いました!
ごちそうさまででした!

初訪問:2019/10/10 update

どうやらカウンターが6席のみらしいので、念のため電話で空席確認してから伺いました。
なんとか無事直前予約できました\(^o^)/

 

お店は銀座六丁目。
バー二ーズニューヨークの大きなビルの隣にひっそりある雑居ビルにお店はありました。

外階段っぽい内階段と言う面白い造りの建物でした。
階段から見上げたお店の扉です。

階段正面だったのですぐに分かりましたが
中から様子が見えないので一見が入りづらいのは間違いありません。

電話予約の特権。カウンター中程の席をゲットいたしました。

早速注文!本日のお料理と日本酒をご紹介!!

まずは生ビールから。
(一口飲んじゃいました(笑)。)

本日の日本酒メニューがチャート上にマッピングされており

常備酒に至っては地図にしていただいてます。。。

 

日本酒ご紹介への熱意がビシビシ伝わってしまいました。。。

 

お酒メニューが楽しくて暇になることがありませんでした(笑)。

この日の1杯目は、山形県「吾有事(わがうじ)」 山の頂 純米吟醸からいただきました。

 

一杯分いただけなかったので
すぐ次のお酒を考えなくてはいけないことに少し焦りました(笑)。

 

スペックは
19年8月製造、酒米:山形県産米100%、精米歩合55%、アルコール分15度
でした。

お料理の全景です。

割ったところ。(あまりよく分かりませんが。。。)

 

生姜の香りがよく立ってました。
味噌の甘味もさながら、おナスがそれ以上に甘くてびっくりでした!。
香りも冷めると分かりやすく青リンゴのようでした。
赤味噌ソースは味噌と言うよりクリーム的な位置付けでした。
デザートワインか甘味の赤ワイン合いそうな一品でした。

2杯目は、以前飲みそびれて気にかかっていた季節酒
群馬県「尾瀬のゆきどけ」純米大吟醸 ハロウィンラベルを。

スペックは
19年9月製造、生詰・火入れ処理、精米歩合50%、アルコール分15度
でした。

お料理の全景。

いわゆる風呂吹き大根で、くり抜いて肉味噌を詰めて温玉のせてるものでした。

割ってみました。中途半端で恐縮です!。
結構柔らかいですね。

 

 

本当はこのお料理が最初に来たのですが
先ほどのお酒(吾有事)の方がナスにあったので
こちらを次のお酒に合わせてペアリング書きました。

 

お料理とともに締め行きます。

お酒はお久しぶり、山形県「山川光男」あきをいただきました。

スペックは
19年8月製造、酒米:岡山県赤磐市産雄町100%、精米歩合65%、アルコール分16度
でした。

お料理の全景です。

タレにはそれほど濃く甘味をつけていない分、身の旨味をしっかり味わえました。
新鮮なんですかね、身がプリプリしてました。
生姜もいいアクセントでした。

本日はこれにて締め!ご馳走様でした!!

SNSとか口コミとかで事前チェックしていた写真で
内装や、↑のような細かなこだわりがみられるお店だったので
勝手ながら女将がやられているお店だと思い込んでおりましたので

 

行ってみて初めてマスターさんだと分かり、たいそう驚いてしまったのは
ここだけの話です(笑)。

 

それにしても。
結構お料理のポーションもしっかりしているのに、お値段が全く銀座価格でなくて驚いてしまいました。
気軽に足を運べるお値段なのは本当に嬉しい限りでした。

 

気がついたら両隣が常連さんで埋まっており
(電話して来て本当によかった!)
みなさんお料理をお任せで頼まれておりました。
今度は私もお任せでお願いできればいいなと思います。

 

本日も素敵なお店との出会いに感謝です(^人^)

お店情報

住所:東京都中央区銀座6-8-6 木の実ビル 3FB
電話番号:03-3573-5576
営業時間:月曜日 18:00~24:00L.O、火曜日~金曜日 18:30~26:00L.O、土曜日  16:00~21:30L.O
定休日:日曜&祝日 ※その他、月に1度だけ不定休あり
URL:食べログ

私的:日本酒バルチェックリスト

<どちらか一つ満たす>
☆店内内装がバル&バー風:○
☆器ワイングラス    :○
<全て満たす>
★当日予約か予約なしOK :○
★カウンター利用可   :◯
★こぼし提供無し    :◯

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