四谷荒木町「山灯(やまびこ)」さん、燗酒の日本酒ペアリングコース

   

(和酒店39)
ペアリング店を探していたところ、
こちらのホームページにてペアリングコースをやられていることを知りました。
もちろんこちらのお店自体にも初めての訪問です。

 

お店は四谷荒木町の「山灯(やまびこ)」さんに伺いました。
お店の公式ホームページはこちらになります。

<テイクアウト記録(別ページ)>
初回:2020/4/13 update
<訪問記録>
3回目再訪:2020/9/13 update(最新)
再訪:2019/2/20 update
初訪問:2018/8/16 update(ペアリングコース)
お店情報

お店のテイクアウトの記録はこちらです

3回目再訪:2020/9/13 update

前回の訪問から、テイクアウト利用も挟みましたが
約1年6ヶ月ぶりの訪問になりました。。。

 

もちろんコロナ禍があったのは否めませんが
その間、満席で入れなかったりと言うこともあり、
本当に懐かしい念願の訪問をすることが出来たのでした🙌

席数を減らしているとのことで(カウンターは2組限定)
念のため電話をして空席を確認してから伺いました。

手前側のカウンター席をゲットです。

お、季節ですねいいですな( ̄▽ ̄)
実物はこの日縁がありませんでしたが(笑)。

 

さて。
この日はコースの中でも品が少ない「酒肴コース5000円」をお願いしました。
気持ちお料理の量を少なめでお願いしました。

先付けは「だだ茶豆燻製」をいただきました。

 

しっかり燻されてて塩気も強く、いぶりがっこの柔らかバージョンに感じられました。
でも豆の旨味もちゃんと感じるのがすごいですね、さすがだだちゃ豆!

ビール(マスターズドリーム)がうまかったです( ̄▽ ̄)(笑)

小柱春巻き
塩分(ソース)代わりにイクラをこんもり乗せてます。

 

小柱むちむち、春巻きの皮パリパリ、イクラプチプチで
いきなりめっちゃポテンシャル高いのきちゃいました🙌
2つに切ってくれてるのですがその一切れいただくのも一口では大きすぎました。。。
男性の口むきかな?(笑)

また、冷めても皮パリパリなのは嬉しかったです。

さて、この日の日本酒メニュー。
ですが(面倒なので(笑))日本酒はお任せで出していただいたのでした。
また、メニューでは1合単位で紹介されていたものの、
半合でもOKでしたのでそれもお願いしました。

そんなわけで最初は冷酒でリクエストしてこちらを出していただきました。
鳥取県「諏訪泉」純米吟醸満点星 そら 生酒 をいただきました。

スペックは
20年4月製造、精米歩合50%、アルコール分15度
でした。

続きまして。
鳥取県「辨天娘」純米大吟醸 を、
温度を上げた後で下げてから提供いただきました。
いわゆる燗冷ましです。

 

純米大吟醸とついているけど騙されてはダメです(笑)、と言われました(笑)。
おっしゃる通りでした(笑)。

スペックは
19年8月製造、酒米:若桜町産山田錦100%、精米歩合45%、日本酒度-2、アルコール分15〜16度
でした。

でんすけ穴子とモロヘイヤ、ガスパチョのジュレかけ 全景です。

 

お料理のイメージとしてはうざくのような印象でした。

でんすけ穴子とは、通常よりも大きな穴子で、関西では重宝されてる酒だそうです。
少しスパイシーな衣で纏っているお料理にジュレは、
温かい(穴子)・冷たい(ジュレ)・カリっ(衣)・フワフワ(ジュレ)・ネバネバ(モロヘイヤ)の、
まさに食感のコントラストが見事でした。

あ、ちなみにこの後ろにきゅうりの飾り切りも入ってて、それもプラス食感でした。

 

味わいも食感と同じように色んなコントラストがあるにしても
むしろその中で際立って穴子の淡い旨味が引き立つのは見事ですね。
穴子のポテンシャルが高かったです。
骨もあるが私にはいい口当たりでした。

続いてのお料理はコチのお造りでした。

 

3種類、コチが乗ってます。
手前は柑橘締め、奥は昆布締め、真ん中は内臓です。
ちなみに手前に出汁醤油で漬けたトマト、その醤油で浸したおろしが奥に控えてます。

 

コチの身はさっぱりしてましたがおろしとあえると甘味がじわりと来ました!
昆布締めが個人的に好きな味わいでした。
そう、この時飲んでた日本酒(辨天娘)と合ったのも大きいですね。

この時に店主さんとお醤油の話をして、盛り上がった勢いで
いいお醤油を試させていただきました♪

旨味と甘味がずーんと余韻に残るのがすごかったです!
やっぱりいいお醤油はいいなぁ〜( ̄▽ ̄)

続いてのお酒は、岩手県「酔右衛門(よえもん)」夏ぎんが 純米吟醸生酒
今年2回目の体験でした。
先ほどと同様、温度を上げてから下げてもらっていただきました。

スペックは
20年7月製造、酒米:岩手県産吟ぎんが100%、精米歩合50%、協会7号酵母使用、日本酒度+8.5、酸度1.9、アミノ酸度0.6、アルコール度14〜15度
でした。

続いてのお料理は、「アワビ香草パン粉焼き」でした。
いきなりお料理が洋風になりました。
パン粉の焦げは香ばしくアワビの香りに負けてません。
付け合わせのズッキーニやコーンもしっかり味わいが引き立ってました。

 

 

さて、いよいよコースはクライマックス。
締めのお酒もここでいただきました。

島根県「十旭日」純米吟醸 夏仕立て でした。

スペックは
20年6月製造、酒米:佐賀錦100%、精米歩合55%、島根K-1酵母使用、日本酒度+6、アルコール分15度
でした。

カシスとマスタードソース イチジク天ぷら・セルバチコ 全景です。

一応メモってますが正直なところ、酔っ払いすぎて味わいあやふやです😅
(って自分でメモってます(笑))

豚肉のソテーか、肉の脂が甘くて美味しいですね♪
付け合わせの野菜(セルバチコ)に角があるのでマスタードソースが柔らかく感じました。

 

 

久々にお料理ガッツリ楽しみました。
夜中にふらりと来てちょい飲みしてたのが懐かしいです。
またそういう楽しみ方ができればいいなと願ってこの日は締めました。
ごちそうさまでした♪

再訪:2019/6/3 update

初回訪問は予約してペアリングコースを楽しませていただきましたが
こちらのお店は木~土に深夜帯の営業を行っており
週一バー手伝いをした後に行ける!、と密かにチェックしておりました。

 

そういうわけで本日念願かなっての訪問です( ̄▽ ̄)。

念のため電話で空席確認の上訪問、無事入店!

空席確認と言うか(空席は時間的に絶対あるでしょうし)、営業確認って方が正しいですかね。
時間帯的にもしかすると突然用事が出来て急に閉店早まるってことも無きにしも非ずですし。

訪問30分くらい前に電話し、無事に席をゲットすることが出来ました。

早速注文!本日のお酒とお料理をご紹介!!

まずは一口グラスビール、アサヒマスターズドリームから。

 

お料理は当然ながらコースは終わっているのでアラカルトで。
ハーフサイズにしていただけると言う有難いお言葉に甘えて2つ注文しちゃいました( ̄▽ ̄)。

お料理全景。

 

こちらのお料理、結構創作工夫に富んでおり、来てみて新たな発見があるのがとっても魅力的だったりします。
見事今回も期待を裏切りませんでした!

 

右側が、「槍烏賊と新玉ねぎの酢味噌和え」
見た目とメニュー名から一転、オイスターソース的な味のコクでどことなく洋風でした!。
ブロッコリーやパプリカがそれをさらに冗長しておりました。

左側が、「とろたく棒鮨」
バッテラの皮で表面を包んでるのでしょうか?。
中に包まれているこってりなとろたくがかなり濃くてクリーム的でした。
混ぜ込まれているシソがお料理の中でいいバランスとっていました。

 

 

日本酒のメニュー・・・はもちろんありましたが
銘柄を言うと関連?する銘柄を2~3つほど並べてくださいました。

 

そうすると悩んじゃうので辛いのですが(笑)
なんとか無事にチョイスすることが出来ました。

酒器は自分でこちらから選び放題でした( ̄▽ ̄)。

お酒は半合で、鳥取県「日置桜」生酛玉栄27BYを燗でいただきました。
香りは乳酸香と熟成香が主体でした。
アタックはコーヒー的な苦甘味が主体で、総じて穏やかな口当たりですが
中盤から口内にピリピリした刺激が感じられました。
後口は渋みと苦味が広がります。熟成のニュアンスがアルコールに乗って余韻を作っていました。

この辺りからお客さんが私のみになってしまい、
お話も弾んでしまい(笑)、終電で帰るのは諦めました(笑)。

 

折角だからのんびりともう1杯いきたいなと、ついついオーダーしちゃったのでした。

千葉県「辨天娘」(ベンテンムスメ)、続いてお燗していただきました。

ヒノキの香りが立ってます。刺激もかなりピリピリ感じました。
アタックは出汁のような旨味が主体でした。
酸はそこそこあるはずなのですがとてもバランスよく感じられました。

お料理の全景。

 

オーソドックスな酒肴を頼んだらどうなのかなと思っていたところ
仕事が細かくて感激な一鉢が出てまいったではないですかっ( ̄▽ ̄)♪

 

大根おろしを醤油をかけた状態でほどよい硬さで絞っていたり
そういうちょっとした気遣いがまた嬉しい♪

 

焼き具合も、表のカリカリ感と中のほどよいレア具合がまた楽しい食感♪
明太子は生が好きなので余計に嬉しかったです。

本日はこれにて締め!ごちそうさまでした!!

さすがにここまで来ると眠くなり、ここで締めました。

 

店主さんはもっと気楽にお店に来てほしいという願望があるそうで
出来る範囲で色々工夫をされているようなのですが
お店の造り的にやっぱり一筋縄ではいかないとのことでした。

 

そういうわけで今後はもっと遠慮なしにちょい飲み使いしてみたいと思います(笑)。

 

本日もご馳走様でした!!

初訪問:2018/8/16 update

予約日を1日前倒しにしてしまったのですが(本予約の2日前に)
それでも快く対応していただけたのは本当にありがたかったです。

 

お店は入口から入ると奥まで続く廊下の途中に個室が並んでいる配置でした。
奥はカウンターと厨房、それとテーブル席が並んでいました。

カウンターでのお一人様は今回私のみでした( ̄▽ ̄)。

 

本日のコースは、当日注文も可能な「山灯ミニコース5品3000円」に加え、
「日本酒ミニコース 3000円」という日本酒ペアリングをつけました。

 

肉料理と野菜料理はプリフィックスになっており
好きなものを自分でチョイスすることが出来ます。

 

お酒は基本的にすべて燗で提供されるとのことですが
季節的にやっぱり冷たいものも頂きたかったので
刺し盛には冷酒を出していただけることになりました。

とりあえずの1杯は、暑かったのでミニ生ビールからでしたが(笑)。

前菜盛り合わせとペアリング

最初に出していただいたお酒は、島根県「弁天娘」純米大吟醸。

 

こちらの燗は通常、一度70度に上げるそうです。
燗冷ましが好きなので嬉しいわ♪

 

メイン香はお酢のような酢酸の立香ですが、燗冷ましのおかげでそれほど強くはありませんでした。
アタックは旨味と穏やかなピリピリとした刺激。
アフターは収斂感と米の旨味がほんのり残りました。

お料理の全景。
スズキこぶじめ押し寿司の他は、
ゴーヤのうめごしょうあえトキシラズと、枝豆タルタルたまご和えです。

ゴーヤは、ゴーヤに和えられてる梅が絶妙でした!。
苦味がアクセントくらいにしか思えなかったです。

 

前菜から期待を膨らませるステキなお料理にしてくださいました♪
この後も楽しみです!

椀物とペアリング

続いてのお酒は、島根県「玉桜」生酛仕込みでした。
見た目にわかる、かなり黄色い色。

香りはほんのりとした乳酸香が感じられました。
アタックはかなり酸っぱく、お酢のニュアンスでした。
ただし後口では酸がキレイにスッキリ切れていました。

 

お料理の全景はこちら。

鴨を荒くミンチにして緩く団子状にしていました。
他の具は、焼きねぎとイチヂク。
粒胡椒の味が強いのがもったいないと思ったが、お酒が生酛で濃い酸だったので
それを意識されていたのかしれませんね。

 

お酒の味、酸以外の雑味が燗で飛んだか、酸で目立たなくなっていたおかげで、
鴨出汁の旨さを殺さないステキな組み合わせとなっていました♪

お造りとペアリング

お造り3点盛りの中からあえて一番クセのあるこちらを選んでしまいました(笑)。

 

お酒は山形県麓井酒造からの夏酒「フモトヰ」夏純吟。
本日唯一の冷酒です。

香りは酵母由来(酢酸イソアミル)の中の高級アルコールや
火入れに見られる飴のような甘い香りが感じられました。
総じてラムネのような印象で、確かに夏の飲みたい飲み物ですね(笑)。

アタックはしっかりとした酸と程よい旨味甘味が感じられました。
熱を加えていないため、後口までしっかりと渋みと収斂感が感じられました。

お料理の全景。

イワシの肝漬けの他は、本鮪、マコガレイでした。
板前さんが、お造り+醤油だとそれで完璧なので、ペアリングがとっても難しいとおっしゃっており
ものすごく納得してしまいました(笑)。

 

だからこそ、ペアリングではなく味を流す意味合いですが
こういう冷酒との組み合わせでも美味しく感じるんですよね。
コース料理ではこういう役割も嬉しいですよね。

魚料理とペアリング

お酒は再び燗に戻り、広島県「竹鶴」の生酛純米。
香りは熟成香と酢酸、総じて消毒薬の香りが立ち上がってきました。
アタックはしっかりした酸と熟成から来る苦味があり、酸が強いコーヒーのニュアンスでした。
独特の熟成香が残り香として口に残るのですが、
酸っぱさが強い後口の中ではそれがほのかな甘味に感じられ、心地よい余韻となっていました。

お料理の全景。
こちらのお料理、プリフィクスの中の、追加料金が必要なお料理の一つ。
それもあったのか、鮎の全身を使いまくった豪華ないでたちでびっくりしました(笑)。

 

添えられているチェリートマトがすっごく甘い!!。
キモソースはバターで乳化されており、苦味がしっかり大人の味。
この甘味と苦味の対比がまた絶妙でとっても美味しい一皿。
間違いなく本日のナンバー1だったと思います。
(まだ肉出ていないのに(苦笑)。)

肉料理とペアリング

締めのお酒として持ってこられたのは奈良県「生酛のどぶ」の燗でした。

香りはかなりツンときつい乳酸香が主体。
アタックは柔らかい口当たりと、炊いたお米の甘い味が優しく、
香りと相まって温めたヨーグルトのようなニュアンスでした。
しっかり効いている酸は中盤以降もしっかりと伸び、
ふくよかな甘旨味を後口にはしっかりと切って爽やかにしてくれました。

 

好みの問題ですが、生酛のどぶが来て、お料理もエスニックだったら、
冷酒の方が私は好きですね。
燗冷ましはやっぱりちょっと酸っぱすぎるし酸っぱい香りも強いかなぁと。
人肌燗くらいの熱の入れかただったらまだ酸も立たなかったかもしれませんが。

お料理の全景。

トマトとなすがごろりと入っています。ナッツもゴロゴロあります。
ネギの大振りなみじん切りとパクチーのアクセントもあり、
今まで繊細だったお料理が一気に大胆になり(笑)何があったのかと驚きました(笑)。
ソースがそこそこ辛いですが大味と言うわけではなく、
大振りな具としっかりバランスを取っていたと思います。

本日のコース終了!ペアリングの感想は?

餃子とビールがペアリングしない、と言うコンセプトで
ペアリングコースを決められていると言うご主人。

 

お料理自体も一品一品がすごく絶妙にバランスよく、
ペアリングとあわせて一つのお料理にしている感がめちゃくちゃ伝わりました。
このお値段でこのクオリティなのは正直びっくりです。

 

定期的にこちらに伺って勉強したいと思ったくらい(笑)。

 

ただ、やっぱり燗に踏襲するのではなく
今回は、遊びで入れてもらった冷酒がやっぱりあったから、楽しめたんじゃないかなと個人的に思いました。

温度帯や香りに変化がないと飲み疲れしてしまうので。。。

また季節を変えて、今度はアラカルトでお店の味を楽しみたいなと思います。

 

本日も素敵なお店との出会いに感謝です(^人^)。

お店情報

住所:東京都新宿区 舟町 3-6 石山ビル1F
電話番号:03-3354-1550
営業時間:月、火、水 18時~24時(LO23時)、木、金、土 18時~27時(LO26時)、日 17時~23時30分(LO22時30分)
定休日:臨時休業についてはホームページをご確認ください
URL:食べログ

私的:日本酒バルチェックリスト

<どちらか一つ満たす>
☆店内内装がバル&バー風:
☆器ワイングラス    :
<全て満たす>
★当日予約か予約なしOK :○
★カウンター利用可   :○
★こぼし提供無し    :◯

 - [東京]四ツ谷・四谷三丁目, 日本酒お店訪問記, 日本酒のお店, 日本酒ペアリングコース店, 飲み歩きお店 , , , , , , , , ,

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