震災後復興地域訪問記＜閖上地区＞

2012/08/27 2016/07/16

前回の記事はこちらになります。

初体験のボランティア！一口で感想を述べると。。。今月、ご縁があって知り合いのボランディアツアーに参加させて頂きました。正直に言えばわたくし、あまりボランティアとか好きではない口なのですが今回のツアーは、参加している人たちのリテラシーがすごかった。約半分がベンチャー起業家であったり、トップマネジメントをしている方だったり。公務員もいたり（←私。。。）会話のすべてがラテラルシンキングで繋がっており、政治的な話や新しいビジネスの話がてんこもり。ここで新しいビジネスがリアルタイムに始まるところを目の当...

集合直後、「地図からなくなった街」に降り立つ

仙台駅集合から、最初に訪れたのは、宮城県名取市の閖上（ゆりあげ）地区。
震災後の地区としては定番だったのかもしれませんが、最初にここを訪れいきなり衝撃でした。。。
どことなく絵空事だった大震災が、一気に現実になりました。

ほとんどのがれきが撤去されていますが、たまに残っている家屋が見受けられます。
こちら、所有者が処分の可否を申し立てしていないので（恐らくお亡くなりになったんでしょう）
撤去が出来ないそうです。

海側の景色。防波林もまばら。丸坊主です。

分かりますか？、がれきの焼却炉です。
こちらの地区は、これと後数カ所ある焼却炉でほぼ処理は出来ているそうです。
全国的に、がれき焼却が云々と問題になってますが・・・。
無理して他の地域にお任せしなくても？？、と言うのが感想みたいですね。

小丘にある、記念碑と追悼碑。
手前に飾ってある風車で「元気」の文字が書かれています。
（指が写っていますが気にしないでください（笑）。）

小丘の、植樹。数回に分けて行われているみたいで
残念なことに枯れている木もありました。。。

追悼碑。このあと手を合わせましたが、胸が苦しくなりましたね。。。
この時は、日本人以外の人たちも・・・恐らくアラブ系の方々も、何故か沢山まいられてました。
小丘の入り口の階段で、うずくまっていた、アラブ系の子供が、すごく印象的でした。
彼が遠いこの国まで来て、得たものは何だったのでしょうか。
強く生きて欲しいですね。