2024年初春:島根県玉造温泉「出雲神々縁結びの宿紺家」さん一人温泉宿宿泊レポ

   

出雲旅行の目的の一つ、玉造温泉の旅館宿への宿泊です。
今回は、「出雲神々縁結びの宿紺家」さんに伺いました。
お宿の公式ホームページはこちらです。

お宿までのロケーション

出雲市駅から在来線で30分くらい、結構近くでした、玉造温泉駅に到着。

この駅の周り、少しウロウロしましたが、何もないです(爆)。
なので温泉郷までポテポテ歩いて向かいました。

普通に歩いたら20分くらいかな。
でもこの時期はお散歩路が工事中で迂回が必要だったので
25分くらいかかったかな。

温泉郷にもそこそこお散歩コースがあったりで、時間を潰せるといいなとは思っていましたが
この日は奇しくも天気が雨。。。
ガラガラと荷物を引きながら歩き回れる状況ではなく、
この地域を楽しみきれなくて残念ではありました。

で、時間がかなり余ってしまい、
でも雨が降っててどうしようもなくて、
お宿の軒先で雨宿りせざるを得なかったんですけど
見るにみかねたお宿のスタッフさんが中に入れてくれて、
先行してチェックインもさせていただいてしまいました。。。

本当にありがとうございました!!

お宿の施設をご紹介

そこそこ大箱めの旅館さんだと思うのですが、
期待通りノルタルジー感あるインテリアが非日常感溢れてて素敵でした!

チェックインの書類を書いた後、お抹茶とお茶菓子をいただけました。

女性と子供向けの色浴衣がチョイス可でした。

廊下にも伝統工芸っぽい置物や飾りがあり、ただ単に館内を歩く時にも非日常感を感じられるのは個人的に本当に癒されました。

お風呂をご紹介!

(以後の浴室の写真は公式ホームページからいただいてます。)

お風呂は大浴場と中浴場がありました。
大浴場は男女それぞれあるため、いつでも入浴が可能でしたが
中浴場は時間で男女入れ替えのため、先に入りました。

でも個人的には大浴場はお気に入りでした!。
結構急な階段を登るロケーションだし、
露天風呂は段差が結構大きい造りで(多分昔から変わらない造りなんでしょうね)
バリアフリーとは程遠い感じでしたが、
お湯の良さはもちろん、広い意味での開放感も清潔感もとても良かったと思います。

中浴場もそこそこ大きな空間な浴場なのですが、
大浴場と比べるとやっぱり大きさと言う点では一歩後ろってとこでしたしね。

お部屋をご紹介!

この日のお部屋は洋室でした。

このお部屋、なかなか広く、開放感がありました。

この日は何度も言ってますが雨が降っており、
色んなものを床に広げて乾燥させたいのもあったので
広いお部屋は本当にありがたかったです。

 

で。

・・・これは私がよく調べなかったのが悪かったのですが
部屋でWi-Fiが使えないお宿でした。。。

 

公共のWi-Fiも飛んでない。。。

 

これは、誤算でした。

 

幸いにもこの旅行は土日だったので、仕事をリアルタイムでやる必要はなかったのですが
ワーケーションが日常となったコロナ禍後のお宿の戦略的に、どこも通常はWi-Fiを導入しているものだと思い込んでました。。。

 

で、このお宿、ロビーではWi-Fiが使えるんです。

 

なので一旦ロビーまで降りて、適当なコンテンツをダウンロードして
部屋で見る、と言う形を取らざるを得ませんでした。

 

それでもSNSをまめにチェックすることも叶わず
(Wi-Fi下でないとうまくSNSが読めなかったりするんですよねたまに)
正直、部屋滞在がめちゃくちゃ窮屈に感じざるを得ませんでした。

 

旅行に来てまでSNSなどの日常に繋がっている必要あるか、と言う声も分からなくもないですが
一人旅って結局、人と会話するわけでもないので、部屋では日常生活の延長でしかないんですよ。

観光だったり、お風呂だったり、食事だったりは非日常かもしれませんが
部屋では日常が最低限保証されないと、満足感が得られないものなのです。

 

正直今更宿選びにWi-Fi利用可能かをチェックする必要があるかとか、そもそも頭にありませんでした。
感覚が麻痺しきっていることだけは、自覚しました。
今後は首都圏や地方都市圏でない場合はちゃんとチェックしないとと改めて思ったのでした。

この日の夕食をご紹介!

さて、気を取り直して、楽しみにしていた夕食と島根の地酒タイムのお時間です!
この日は宴会場らしき大きなホールの食堂でいただきました。

この日はズワイガニのコースです。

突き出し的な小料理はお約束ですが

お刺身はもちろん生カニも仲間入り。

ゆでがにさんはすでにスタンバッてます(笑)。

手前は焼きガニさんの焼き前スタンバイ。
奥はカニ釜飯です。

ビール飲んで、早速焼きガニさんをセッティングし、ゆでがにさん解体に入ります。

解体と同時に手でパクリ。。。
行儀悪くてすみません、ですがもうお上品には無理ですよ、解体作業が入っちゃうと、ね。

蟹鍋はありがたいサイズで固形燃料で温めるタイプでした。
こちらの火付けは少し待っていただきました。

天ぷら。

もちろんカニもお約束!。

 

私、こう言うコースでいただく、カニの天ぷらってものすごく好きで、
これがないとコース頼む意味ないとすら思ってるくらいなのですが
なんだろう、今回のこちらは・・・、
正直な話、期待しすぎたって感じ、肩透かしでした。。。

後から配膳の一つ、茶碗蒸し。
こちらにもちゃんと、カニさんいます。

日本酒はもちろん、島根県の地酒がラインナップされておりました。
徳利で来るので、種類は選べないなぁと思ったため、
中居さんに相談しながら選んでみました。

その次はお燗にしてもらって
「豊の秋」純米吟醸を飲ませていただきました。

色はついてるが香りは穏やかでツンツンはしていません。
酸も強いわけではなくさらっといただけました。

 

色を見て欲しいと中居さんが、酒器を2つ持ってきてくださいました。
気遣いとても嬉しいですね。

炊き込みご飯、完成。

カニとお出汁だけのシンプルなご飯です。
こちらも私にとってはおつまみです(笑)。

ただ、世間一般笑では「お食事」開始なので、
お汁とお新香、デザートも合わせて持ってきていただきました。

翌朝の朝食をご紹介!

メニューはこちらでした。

陶板はのど黒の干物と、湯豆腐でした。
温かいままいただけるのは嬉しいですよね。

お汁は当然、しじみ汁ですよね。

ご飯はお代わりが必要だったら中居さんを呼ぶ形でした。
ひよって呼べませんでした(爆)。

チェックアウトして帰京、全体的な感想など

朝1便だけ、空港までのシャトルバスが温泉街から出るのですが
そのバス停がお宿の目の前のバス停からだったので、とても楽でした。

 

そのことを意識してお宿を選んでいるわけではなかったのですが
最近こういうのが続いていて、運が良くて本当に嬉しいですね。

空港まで問題なく到着し、午前中に東京に帰ることができました。

 

 

今回、初めての玉造温泉でした。

 

この温泉近隣地域についての散策が、雨でままならなかったので
この温泉地自体にはまた是非訪れたい気持ちでいっぱいです。

 

で、今回の温泉旅館、
すごく温かなスタッフさんたちで、お宿のレトロ感もすごく個人的にツボなお宿でした。
好きなタイプではあるのですが、多分再来は・・・ないだろうなぁとの予感です。

 

それは、Wi-Fiの問題もそうなのですが、
お食事の質が、自分の想像を下回ってしまっていたこと、でしょうか。

いえ、お値段相応だったとは思います、今となっては。
ポイントなんかも使ってですが、一人部屋で2万数千円(お酒も込み)の価格帯が
昔の価格の感覚で、今の旅館相場に見合わないことを自覚すべきでした。

 

でも個人的に、カニのフルコースにも関わらず、
すごくちょうどいい量でいただけたことは、酒を飲む身としてはとても嬉しいのも確かでした。

いいところも沢山あるのは承知の上ですが、
一部消化不良感が出てしまうことは本当に寂しく悔しいものです。。。

 

次回のお宿選びでは、素敵なご縁になればいいなと思ってます。

 - 旅行, 日本酒のある宿