新宿御苑前「Goutte de Raisin(グットドレザン)」さんでトラディショナルなビストロ料理とワイン堪能!

   

ついに伺うことが出来ました。念願のお店でした!

ビストロ開拓と言いながら、住宅街の雑居ビル地下にひっそりある、というロケーションからなかなか足を運べなかった私。。。
新宿御苑前にお店を構える「グットドレザン」さんに伺いました。
お店の公式ホームページはこちらになります。

再訪:2024/1/27 update

前回から1年4ヶ月ぶりの訪問になっちゃいました(汗)。。。
いやー、そんなに前だったけ??。

 

以前は違った記憶なのですが、ネットから一人予約が可能になっていたので
利用させていただきました。
電話で事前予約・・・相変わらずチキンなのもありここまで足が遠のいたんだしね。

テーブルでもよかったらしいですが、
この日もカウンターに座らせていただきました。

 

以前はアラカルトで頼んだ記憶なのですが
今はおそらくコース一択なんだと思います。

 

でももちろん、コースに種類があったので、
この日は
ジビエ6種コースに3杯のペアリングをつけていただきました。

そう言うわけで早速最初のワインを。
シャンパーニュ、ミッシェルトルジュ。

 

季節を感じさせてくれるこのチョイス、本当に感激でした!。
(お店訪問はクリスマス前後の日でした。)

この日のアミューズ。
ちっこい蕎麦粉のパンケーキみたいなのでした。
メニュー名、覚えきれていなくてごめんなさい(汗)。

 

見た目マカロンのようでスイーティかな?、と思いきや、
ハーヴィな味わいで大人の味だったのは個人的なツボでした。

続いては、前菜。
帆立のムースと季節野菜のゼリー寄せテリーヌ

 

ソースは、ニンニクパワー?のおかげでしょうか、すごく美味しいです!。
かなりしっかり煮詰めた動物系の味わいでした。

なので野菜と帆立のムースは、ソースの引き立て役的みたいに感じられました。
あ、ゼリー寄せの味わいであるコンソメも美味しかったです。
ついつい入っている野菜の味わいが脇役扱いなのが申し訳ないですが
それだけこの味付け系のポテンシャルには本当に感激でした!

 

これは和食やイタリアンでは味わえない楽しさですよね。
ビストロ、本当に定期的に通うべきお店ですわほんま( ̄▽ ̄)。

このタイミングでバケットをいただきました。
こちらのバケット、フランスで7割焼いて冷凍で空輸し、残りをお店で焼いたパンとのことでした。
全粒粉的な香ばしい香りが立ってて、硬さはフランス人が好きそうな感じ(笑)な、お約束的硬さでした。

続いては白ワインをいただきました。
ドイツのリースリング、クワント

冷菜はかわいいサラダでした。
「南信州の有機野菜のパフェ」

中にさつまいものポテトサラダが入ってました。
それ以外でも、掘るたび全部違う野菜が出てきて、この種類の多さにはびっくりでした!。
これだけ種類を揃えてられるの、感服です。

 

このお料理はぜひ、お店の定番としてずっといただきたいですね。
期待しています!。

 

 

さて、いよいよメインのお料理の前に、
ワインも赤ワインが注がれました。

ニュージーランドのピノノワール、シャングリラ
をいただきました。

煙や獣的な複雑系で、まさに「ザ・ピノノワール」の期待通りの香りでした。
味わいは酸が期待通りに効いていて、果実感が前に出てて、タンニンは穏やかでした。

 

・・・はー、とにかく香りが素敵すぎなワインでした( ̄▽ ̄)

メインディッシュ、登場。
「鹿肉の炭火ソテー」

ちゃんと炭火の香りがしっかり立ち上がっているのには感動でした!
なお、赤いですがそこは炭火、遠火の強火効果で、きちんと食感は加熱肉でした。

癖のない肉だったのでにおいもほぼなく、
ピノノワールの香りが全く喧嘩しないのがいい組み合わせだったと思います。
そして、肉のソースが甘めだったので、ワインの酸を強めに感じて、
お腹がいっぱいのところにさっぱりさを感じられるのは(笑)
ヒットな組み合わせだったのではないかな、と思ったのでした。

この日のリゾットは、
生ハムとブルーチーズの古代米のリゾット
でした。

生ハムは手削りだったので、見た目以上に肉感の厚みがありました。
そのためコクもかなりしっかりありました。。
チーズ感は、クリーミー的という意味で感じられてましたが、
「ブルーチーズ」の期待をしてた割には塩味が穏やかだったので、全体的なバランスはよかったです。

最後は、デザート。

 

 

順調に全て美味しくいただけました。

 

このくらいの量が本当にちょうど良いですね!。
ペアリング5種もとっても気になってます(笑)。
多分、お料理1品ごとにワインが変わるイメージでしょうね。
いつかチャレンジしてみたいと思います。

 

とりあえず今度はもちょっと間を置かない再訪を目指します!笑

初訪問:2022/8/27 update

当日お店に電話し、空席確認(予約)の上お店に訪問しました。
初めて降る階段にドキドキでした(笑)。

カウンターをこの日は貸切状態で使わせていただけました。

早速注文!本日のお料理とお酒をご紹介!!

当日注文できるならばコースが面倒じゃないかな、と思っていたのですが
お店もそれほど混んでおらず、注文が通りそうだったことと
ほとんどのお料理で一人サイズ対応可能とありがたいお言葉をいただけたので
単品で頼ませていただくことにしました。

 

それでもって、肝心のワインですが

結構多くの種類でグラス対応可能、
しかもなんとサイズのバリエーションの多いこと!!

 

ですがせっかくなので、飲兵衛にはかなりお得な、
「本日のおすすめワイン3種セット」100ccづつ4050円を頂いてしまうことにしました。

 

ワインの組み合わせは自由とのことでしたけど、
【泡・白・赤で1杯づつおまかせ】をリクエストさせていただきました。

そう言うわけで早速スパークリングワインから参ります!。
いただいたのは、クレマンドブルゴーニュ
女性の生産者さんのワインとのことでした。

 

かなり溌剌な泡でプチプチ感が楽しいです。
アタックは果実味と酸味がかなりしっかりタイプで、
ぶどうのみずみずしさがそのまま味わえるような印象のワインでした。

アラカルトで悩みまくって選んだお料理は、前菜の位置付けの、
豚すね肉ハムとパセリのテリーヌ、
その名も「ジャンボン ペルシェ」をいただきました。

 

いただいたブルゴーニュのスパークリングと
同じ地域の料理のため、教科書的なペアリングになっちゃいました(笑)。
一応、偶然です(笑)。
店主さんは意図的に選んでくださったのかもしれませんが。
(ワインをね笑)

多分初めていただいたお料理です。
色も綺麗ですが、ポイントで入っているパセリの清々しい香りが夏っぽくて爽やかですね。
ハムも大振りに切っているのでむちっとした歯ごたえが食べ応えありました。
塩辛すぎないのもワインと合わせるのにはよかったと思いました。

続きまして。白ワインをチョイスいただきました。

同じくプルゴーニュで、シャルドネ2017を。

 

香りは石灰・ミント・ラムネ的なニュアンスで、焦燥感に近いスースー感がしっかり鼻から上がってくる感じでした。
アタックは果実味が穏やかで、甘味も結構しっかりありました。
テクスチャは滑らかで、後口に苦味の余韻が長くしっとり残って楽しめました。

お料理は、フランス産鴨のもも肉のコンフィ、ビーツのソースを。

表面パリッと、なかがほろほろな歯ごたえな食感と
ジューシーな脂や肉の旨味と甘味のバランスが絶妙で、
特に骨をしゃぶるようにいただく時の背徳感なんかも味わえて、
どこをいただいてもたまらん肉でした。

 

白ワインも途中でしたが、せっかく肉をいただいてたので
合わせて赤も出していただいちゃいました。

と言うわけで、リオハ(スペイン)テンプラリーニョをいただきました。
香りはジャムと鉱物的な独特な印象でした。
アタックは果実味豊か、タンニンもしっかり。酸はバランス的にはほどほどでしたが、キレがよく、甘味とコクの余韻を長く感じられました。

締めのお料理として、
古代米のリゾット・自家製ツナのタプナードソース
をいただきました。

タプナードはケイパー・オリーブ・アンチョビベースのソースで、
自家製のツナはローズマリーが効いててかなりスパイシーに仕上がっていました。

 

お料理の、トマトソースとオリーブ(オリーブオイル)の香りは、
白ワインよりも赤ワインにもよく合ってたと思いました。

本日はこれにて締め!ご馳走様でした!!

この日はワンオペなお店でしたが、お客さんも少なかったからか
店主さんにもよくお声がけいただけて、楽しく過ごさせていただきました。

 

何よりもワインとお料理がかなり本格的なのに
アラカルトで気軽に楽しめる、私の理想のビストロ像にめちゃくちゃピッタリハマる、素敵なお店でした!。
なんで今まで来なかったんだろうとめちゃくちゃ後悔しております(笑)。

今後足繁く通う気満々です( ̄▽ ̄)。どうぞよろしくお願いします!

 

本日も素敵なお店との出会いに感謝です。

お店情報

住所:東京都新宿区新宿1-19-11 クサマビルB1
電話番号:03-6273-1721
営業時間:【火〜土】17:00〜23:00(L.O.) 21:00〜BarTime利用可、【日・祝】17:00〜21:00(L.O.)
定休日:月曜日
URL:食べログ

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