四谷三丁目「日本料理しうが」さん、季節感ある創作和食コースと日本酒堪能!

   

素敵なお店の開拓です♪
と言っても完全な一見ではなく、
以前大好きだった四谷三丁目「山灯」さんの店主さんが独立したお店への念願の訪問になります。

 

以前のお店から近い、新宿通り沿いのビルにお店を構える「しうが」さんに伺いました。
お店の公式ホームページはこちらです。

再訪:2023/3/28 update

前回から約9ヶ月ぶりの訪問です。

 

今回も当日ネットから予約が出来たので、そこで予約後伺いました。

この日はL字カウンターの、短い側の席に一人で座らせていただきました。

生ビールを早速いただき、
この日は単品頼みのつもりで伺っていたので、
ジロジロメニューを眺めていたのですが。。

結局、以前と同じコースを(爆)。

 

お料理を都度頼む、手間よりも、来るのを待っている楽さを選びました。
単品にないお料理がコースには出ているようだったので、気になるしまいっかと。
経験則で少し私の許容量より多いのですが、お酒があるなら大丈夫!(笑)。

この日の先付。
出水鯵・菊芋・香味野菜・花穂・ケッパー

菊芋はペーストとチップ両方で使われていました。

ペーストは山芋よりは緩い感じでしたが、トロッとした口当たりが心地よくていいですね。
鯵の皮目を炙った香ばしさと、香味野菜や花穂の香ばしさやシャキシャキさが、
半生の鯵の身のしっとりとした旨味を引き立ててるお料理でした。

この日の日本酒メニュー。
こちらのお店は、メニューで選んでいただくと言うよりは
選んでいただくイメージですが、1杯目ですし、
好みのものを頂かせてもらいました。

最初の日本酒は、佐賀県「鍋島」純米吟醸生酒
をいただきました。

スペックは
22年12月製造、酒米:五百万石100%、精米歩合50%、アルコール分16度
でした。

温皿、早堀り筍と車海老のワンタン、芹と筍出汁

揚げワンタンの中にごろっとした海老と筍が入っていて、塊が口にゴロっと入ってくる可能性が高く、火傷注意です笑
芹が、かなりしっかりと香りと味わいの軸になっていて、
ワンタンの中のほくほく食感のたけのこと海老をちょうどよく媒介しているような役割になってました。

続いては、割鮮。
天竜金目・スナップいんげん、紅玉・韮

金目は皮目をすごく香ばしく炙り、その後冷たく締めてました。
紅玉やスナップえんどうは室温くらいですが魚と比較して温かく感じるようにしており、食材で違う温度のバランスが楽しいお料理でした。

 

見た目、ソースがとても濃そうに見えるのですが、適度な出汁と酢のバランスで、いいお仕事見せてくれたソースになってました。

日本酒はここでお燗をおまかせで出していただきました。
山形県「羽前白梅」
私が好きそう、と言うことで出していただいた銘柄でした。
なんか選んでいただけるのって、嬉しいですね♪
テクスチャや味で酸がしっかり感じるお酒でした。

スペックは
22年12月製造、酒米:山形県産美山錦100%、精米歩合50%、日本酒度+4、酸度1.5、アルコール分16度
でした。

魚料理、全景です。
平目・春野菜、青海苔・貝出汁飴・赤胡椒
色が鮮やかすぎて一瞬びっくりしました(笑)。

貝は出汁のほか甘露煮みたいな状態でいただきました。
ごろっとしてる野菜はローストで香ばしくお料理していて、これがすごく美味しかったです。
特に、芽キャベツがお気に入りでした。

赤胡椒の香りがすごくメリハリきいてて、いいですね。

 

平目は厚切りな身で、茹でて火を入れてすごく食感をふわふわに仕上げているのが素敵でした。

肉料理。
かすみ鴨、ブラッドオレンジ・金時人参・トレビス・ヘーゼルナッツ

食べ応えがありましたが、クミンが効いていてさっぱりいただけました。

おまかせお燗、こちら「竹鶴」純米
をいただきました。

 

スペックは
20年3月製造・2015年醸造、酒米:広島県産八反100%、精米歩合65%、アルコール分15〜16度
でした。

 

加水して熱を入れてくれており、酸を立たせて飲みやすくしていただきました。

コースはここで終わり・・・なはずだったのですが
(ショートコースなので)
ご好意?でデザートも頂いてしまいました。
ありがとうございました!

 

 

久々に伺いましたが、五感の刺激をもらう、美味しいだけではない楽し佐があるのが本当に素敵なんですよね。
この日も本当に素敵なお料理とお酒をありがとうございました!

初訪問:2022/6/19 update

まだ店主さんがいらっしゃった山灯さんに最後に伺ってから、
約1年9ヶ月ぶりの訪問です。

 

お店をチェックさせていただいた以前から
Google Mapで予約できることを確認させていただいておりました。

 

この日は本当は別のお店に伺う予定だったのですが、
その日予約がネットで当日可能だったのをいいことに、
こちらの予約を入れてしまった私(笑)。

 

電話予約だと、時間帯とか気を遣う一方で、ネットだと気軽にできてしまうので最近ではもっぱらこのパターンですわ😅(苦笑)。

そういうわけでお店にいざ訪問!
ビルの外階段(なのかな?)で地下まで下り、すぐの扉をオープン。

Lの字カウンターの中ほどがこの日の席と相成りました。

 

広いし綺麗だしとても素敵な内装です。

早速コース開始!この日のお料理と日本酒をご紹介!!

今回は品数少なめの7000円のコースをお願いいたしました。

一杯目はやっぱり生ビールから♪

 

早速コースお料理いただきます。

先付けは、
じゅんさい・姫筍・うに・あおさ・あかみずの和物でした。

 

涼しげな器が初夏を感じますわ( ̄▽ ̄)

トロッとした口当たりの食材のコラボに、アカミズというシャキシャキしたお野菜?がいいコラボだったと思いました。
アカミズはねばねばしてないモロヘイヤみたいな食感でした。

 

後に残ってたスープも美味しくおさじで掬っていただいちゃいました。

 

 

さて、日本酒はメニューがないので
熱をあまり上げない燗(香りが飛ばない程度)でおすすめの日本酒をいただくことにしました。
おひとり様で混んでないと言うことで半合からお燗をつけていただくことができました。
ありがとうございました!

最初の日本酒は、岩手県「酔右衛門」夏ぎんが 純米吟醸生原酒
をいただきました。

季節感じますわ( ̄▽ ̄)♪いいですな。

 

スペックは
22年5月製造、酒米:岩手県産吟ぎんが100%、精米歩合50%、協会7号酵母使用、日本酒度+9、酸度1.8、アミノ酸度0.6、アルコール分14〜15度
でした。

温鉢は、
和牛モツの黒胡椒と天然山菜沢煮
でした。

この時期までまだ残っている名残山菜がたっぷりで、
スープにほろ苦さが滲み出て、モツのコクと風味にとてもマッチしていました。
炙ったもつからたっぷり出た脂は油膜になっており冷めずに熱々なのもいいですね。
スープは鰹出汁のベースがしっかりあるので、和風のスープそのものがいいおつまみでした。

割鮮は、
本鮪、酒盗鬼おろし・針山葵・蕨添えでした。

本鮪は境港、鳥取からのものとのことでした。

炙りの脂が・・・美味しすぎ( ̄▽ ̄)
付け合わせとしていただいた和ハーブもすべて好みでした。よい!
炙りもバナーのガス臭さがなく香りまで美味しくいただけました。

続きまして。
日本酒は、福岡県「旭菊・綾花」夏あやか2022
でした。

スペックは
22年5月製造、酒米:山田錦100%、精米歩合60%、日本酒度+4、酸度1.4、アルコール分14度
でした。

この日のお魚料理。
金目鯛、新玉ねぎと河内晩柑と天然独活和え
をいただきました。

金目鯛・・・まぁなんとふっくらなんでしょう( ̄▽ ̄)
うどが見知らぬ姿だったのには驚きなお料理でした!
下に敷いているくたくたな新玉ねぎのペーストがとっても甘く、味わいの下支えをしてくれていました。

続きまして。
福岡県「独楽蔵」玄 円熟 純米吟醸
をいただきました。

スペックは
22年3月製造、酒米:福岡県糸島産山田錦100%、精米歩合55%、アルコール分15度
でした。

この日の肉料理は羊肉で、
松の実・しどけ・行者ニンニク・パルミジャーノのジェノベーゼ風
をいただきました。

 

ニンニクの代わりに行者ニンニク、バジルの代わりにしどけという山菜を使用し、
松の実も使ってまさに和ジェノベーゼなソースのメインディッシュでした。

ちゃんとジェノベーゼですね!
パルミジャーノのコクと甘味が味わいをまとめてくれていたお料理でした。

コース終了!全体的な感想は?

お酒もお腹もかなり私サイズにはぴったりな素敵なコースでした♪

この後単品で注文も可能でしたが
この丁度いい状態で気持ちよく帰りたく、ここで締めました。

お会計の間、お茶とデザートもいただいちゃいました。
ありがとうございました!。

 

 

山菜をふんだんに使用した相違溢れる季節のお料理が
一口一口とっても楽しい時間でした。

 

日本酒も半おまかせで出していただけるのも心地よく。
本当にこの日、こちらに来られて良かったです!

また是非伺いたいと思います。

 

本日も素敵なお店との出会いに感謝です。

お店情報

住所:東京都新宿区四谷3-1 スガビル B1F
電話番号:03-3354-1550
営業時間:18:00 ~ 24:00(Lo: 23:00)
定休日:不定休
URL:食べログ

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