銀酒器制作体験イベントに参加しました!レポート
2018/11/15
久しぶりすぎるイベントレポートです!
10年近く細く長く通っている、国立のお料理教室
「モンプレジール」さんのスピンオフイベント、
銀酒器制作&作りたて酒器で日本酒を楽しむ会で
日本酒を選ばせていただくと言う重役を務めさせていただきました!。
場所は大塚にかまえる工房「アーティス」さん。
素人でも短時間で出来る酒器制作レクチャーを、本当にありがとうございました!
酒器作成レクチャー&実践
まず使う銀盃のもととなる銀の板が配られます。
この丸型に切り取った際の切り口は口が直接あたるところになるため、
滑らかになるようにまずはやすりで綺麗に整えます。
整えた後、熱をバーナーで加え、金属を柔らかくします。
てっきり、冷めたらまた硬くなるものと思っていたのですが
一旦やわらかくなった金属は、打って硬くなるもので
打たなかったら柔らかいままなんだそうです。
知りませんでした!!
次に、金づちで模様を打っていきます。
これは見た目が綺麗なだけではなく、液体を入れると反射を起こす面が多くなるため
液体内のイオン流動も高まる効果があるそうです。
なるほど~( ̄▽ ̄)
そうして、再びバナーで炙り、
型にはめて丸い湾曲になるように、今度は木づちでたたいていきます。
カーブの緩い型から少しカーブのある型に変更する前、
再度バナーで熱を与えます。
人によっては底をつくるために後さらにもう一回熱を加えていた方もいらっしゃいました。
私は、底がない器は不安定かもと思いましたが
綺麗な湾曲のみの方が液体を入れたときの反射が綺麗(見た目)な気がしたので
底をあえて作りませんでした。
そうして、磨き材で磨き、完成です\(^o^)/。
大体、レクチャーを含めない作業が2時間程度。
ただ、ひたすら「木づちでたたく」と言う行為について、どのような状態になったら終わりと言えるのかがよく分からず。
「終わりなき作業」は気持ち的に結構辛かった(苦笑)。
これを職業でなさっているなんて、本当に尊敬です!!
本当のお楽しみはこれから、素敵おつまみと銀盃で日本酒タイム!
さて、これからが本命タイムです。
モンプレジールの小濱先生のお手製おつまみがずらりと並びます!
この日のメニューは
・鴨のテリーヌ
・しょうゆ味のローストビーフ
・甘エビの柚子胡椒マリネ
・紫キャベツと白きくらげのポン酢和え
などです( ̄▽ ̄)。
私は、季節を感じるお酒として、以下のお酒を持参しました。
・・・あれ、これ、以前の別のお店のでは??
そうなんです、瓶の写真を撮り忘れてしまいましてん(´Д` )。。。
大失態!!
で、普通の陶器酒器もあったので、飲み比べてみたのですが
私の持参したみむろ杉については
味わいや口当たりについては、双方で差があまりなく
香りに関しては、陶器の方がより吟醸香が立っているように感じましたが
陶器だから、銀だからと言うよりは、間口の広さを比べたら今回は陶器の方が広かっただけだったから、と言う気がします。
・・・ちょっと、飲み比べで差が出ないものを持ち込んだのが間違いだったかな。想定通りでした(爆)。
でも明らかに差が出るお酒を選ぶよりも、美味しいお酒を持ってくる方がよかったと思ったんですもの。。。
盛会になり、イベントは大成功!当日の感想は?
予定では18時くらいに終わるはずだったのですが
おつまみの実食に入ったのがそれくらい。
私は21時半くらいにおいとましましたが、話は尽きず、
会はまだまだ続く感じでした。
皆さま本当にお疲れさまでした!
当日、実は私、いかんことに重度の二日酔いでして(爆)
会場に向かうまでは、お酒を置いたらすぐ帰る!、とか、
そんなことを考えておりました(苦笑)。
でも、木づちで打つ単純労働で、結構元気に。
おかげで、日本酒はあまり飲めなかったのですが(苦笑)、お料理はしっかり頂くことが出来たのでした。
本当によかったです。
何よりも、世間であまり流通していない銀盃を作る機会を頂けたのは
本当に貴重な体験が出来て嬉しかったです!。
今回のおちょこ、使っていれば銀特有の黒ずみが避けられるそうなので
定期的にお酒をちびちび楽しんでいきたいと思います!
本日はありがとうございました!
チーズプロフェッショナルと唎酒師のブログです。
スタイリッシュで楽しく美味しい飲食空間が大好きです。
たまに本音のキツイことも書きますが(苦笑)、大好きなことを沢山の人とシェアしていければ幸せです。
趣味の山と旅行とランニングもたまに書きます。
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