三軒茶屋「Firenze Sake Tokyo」(フィレンツェサケトーキョー)さんでボリュームバルメニューと日本酒!

      2020/02/12

(和酒バル184)

チェックして以降、行きたくて仕方なかったお店に伺うことが出来ました!!
三軒茶屋にあるバルビストロ「Firenze Sake Tokyo(フィレンツェサケトーキョー)」さんです。
お店の公式ホームページはこちらです。

再訪:2019/4/26 update

前回の訪問から1年2ヶ月ぶりになります。

 

かなり再訪が難しいと踏んでいたお店ですが、
2号店が出来たことにより予約が分散されるようで、若干行きやすくなってくださってました♪
感謝です(^人^)

 

この日は開店前にネットで空席っぽい日なのを確認した上で、
電話して空席確認、当日予約の上で伺いました。
抜かりありません(笑)。

雑居ビルなので、看板を目印にビルに入ります。

なんと!2席しかない(爆)貴重なカウンター席をゲットすることができました!
あざっす!!

テーブルセッティングはこんな感じでした。

この日の日本酒メニュー。

オススメは頭の上の黒板でした。

 

以前はワインなんかもメニューインしていたのですが
グラスワインを残して、ほぼメインを日本酒に絞っているようですね。

 

だったら1杯目から早速日本酒行っちゃうか?、とも思いつつも

イタリアの地ビールって珍しくない?、しかも種類多い!。

 

なんでも、イタリアの最初のクラフトビールメーカーとのことです。
興味をグイグイ惹かれてしまい、ついつい?注文してしまいました。

「バラデン」ノラを注文。
330mlが一気にグラスに入ると、重いです(笑)。

オレンジピールや生姜が入ったビールとのことです。
そのため香りは、オレンジを思わせる爽やかな柑橘系のニュアンスを感じました。
味わいも、ハーブを思わせる清涼感でしたが、それ以上に黒糖的なコクがあり飲みごたえがありました。

本日のアミューズは、ロマネスコのポタージュでした。
コンソメと素材の青臭い野菜風の甘味とマッチしてて美味しいです。

最初の日本酒は、青森県「陸奥八仙」直汲みヌーヴォ、でした。

すごく濃い乳酸香にかぶせて熟成的なモタっとした香りがありました。
酸がとても強くグレープフルーツ的なニュアンスを感じられました。
アタックはしっかりした酸と甘味と苦味が、熟れすぎた柿のようなニュアンスでした。
中盤以降は苦さと酸がしっかり伸びて、トロトロの口当たりと相まってコーヒー牛乳のような印象になりました。

お料理の全景です。

規定量よりも少なめバージョンにしていただいてます。

 

低温調理で色がきれいです( ̄▽ ̄)。下に紫キャベツとパセリが敷かれていました。
食感は生ですが火を通したもったりとしたレバー香が口内に広がりました。
それでもってぷりっぷりとした食感が楽しかったです。

 

さて、2杯目です!

本日のオススメ日本酒から、神奈川県「天青」純米吟醸 酒未来をチョイスです。
酵母由来系フルーツ香(酢酸イソアミル)とイソアミルアルコールのマジック的ツンとした感じがしっかりでした。
生香も相まっているかもしれません、スースー感をしっかり感じました。
アタックはしっかりした酸と苦味がレモンの皮のニュアンスでした。
苦味は後口までしっかり残っていました。

「スミイカとポレンタの炙り アンチョビとカラスミのクリームソース」
お料理の全景です。

 

下に敷かれているポレンタもしっかり炙られて、炭火の香りがついてて美味しいです。
見た目すっかりイタリアンですが、味付けは和風寄りですね。
炙りイカとともにカラスミとイタリアンパセリの香りそれぞれが独立しているのですが
クリーミーなソースがうまくまとめていると思いました。

イカでーす( ̄▽ ̄)(笑)。

イカの食感が生に近くてぷりぷりしております!!

 

さて、お料理ですが・・・。
パスタを食べようと思っていたのですが、お腹が思いの外膨れてしまい
(ポレンタ、一応炭水化物だったしね。。。)
急遽、肉への方向修正しました。

待っている間、暇だったので(爆)1杯いただくことにしました。
お酒は、福島県「金水晶」純米吟醸 華吹雪をチョイスしました。

香りはとっても穏やかでした。(ワイングラスだったのに。。。)
多分イソアミルアルコール系のマジック的な香り主体だと思います。
アタックは豊かな酸主体でレモンのニュアンスでした。
苦味も穏やかでさっぱりとくいくいいけてしまって危険でした(笑)。

さて、お肉お待たせでーす\(^o^)/

 

お酒はすごく迷ったのですが、店主さんの「燗もやりますよー」とのお声がけに負け(笑)
先ほどの「天青」を燗にしていただきました。

好きな酒器を選ばせていただきました♪

 

熱を入れることで香りが穏やかになりました。
アタックは苦味もなく、ツンともせず、アルコールの揮発感と甘味がほんのりと感じられました。
柑橘系を温かくした印象でした。

お料理の全景です♪
量は少なめにしていただけました!

 

見た目ではわかりませんが、きっちりゴルゴンゾーラの香りが立ってました!。
付け合わせの青菜がすごく甘く感じました。タレの影響でしょうか?
同じく付け合わせですがジャガイモのソテーが一番ゴルゴンゾーラ感をうまくまとめてくれてたと思います。

この日は珍しく、飛び込みのお客さんも入れるほどのんびりしておりました!。
本当にラッキーでした!

 

またこういう日を見つけてふらりと入るのもいいですが・・・

これって一人でも予約できるのかなぁ?(笑)
今回、これよりも結構高くなっちゃったので(爆)←飲みすぎじゃ(笑)
お料理で腹パンで苦しくなりそうですが、一度こちら経験したいと思いました!。

初訪問:2018/2/22 update

こちらのお店、以前にも電話で当日訪問を試みたのですが、あえなく断念。
2度目の試みでした。

 

この日も相変わらずの満席だったようで、空く時間も見えない状況だったので
また先送りかな・・・、と思ったところ、
なんと開いたらコールバックをくださるとおっしゃってくださり。。。

 

21時過ぎに電話をいただき、そこからお店に向かい、
席をゲットすることが出来ました!!

地図を見て向かうものの、わからず一旦通り過ぎてしまい(苦笑)。
それもそのはず、お店はビルに入って奥のドアの向こうでした。

この隠れ家感、嫌いじゃないです( ̄▽ ̄)
(↑偉そう。。。)

カウンターは2席。
2人掛けのテーブルが3席と、大きなテーブルが1つあり
(今日は6人団体がいたのでたまたまこの配席だったのかもしれませんが)
カウンターは2席しかありませんでした。

 

・・・これは、完全予約が根付いてきており、
一見のふらりと訪れるお客さんが減ってきている、と言う現れでしょうか。。。
人気のあるお店なので、当然の流れではあるんでしょうが。。。

 

何にしろ今回、本当に入れてラッキーでした。。。
とりあえず今日のこの時間を楽しみます!!

早速注文!本日のお料理とお酒をご紹介!!

最初の一杯目はスパークリングで。
イタリアプロセッコスプマンテ。

立ち香のイメージはさくらんぼ、石灰岩。
リンゴ酸の爽やかな香りとともに、味わいもリンゴ酸と思わしき酸味が主体でまさにリンゴ風味でした。

お通しスープのアップです。
下仁田ネギのポタージュ。
ネギらしい辛さのニュアンスがありますが、ネギの炒めた甘味がしっかり出てて美味しいです。。。
( ̄▽ ̄)

こちらもお通し・・・かな?。
バケットに添えられているオリーブオイルが美味しい( ̄▽ ̄)

 

お腹も温まってきたところで、そろそろお酒に移ります。
頼んだお料理もやってまいりましたし。

この日の日本酒のメニューはこちらでした。
さて、どうしましょうかね( ̄▽ ̄)

栃木県「仙禽」モダン仙禽無垢。
酸、特にリンゴ酸と乳酸を軸として
若干のセメダイン香に見られる酵母由来(酢酸イソアミル)の特徴がほんのり見られました。
アタックは酸強めのほのかな甘みが主体ですが、苦味もそこそこ目立つもので
レモネードのイメージでした。
苦味は伸びがよく、旨味渋みとともに余韻を作っていました。

 

甘さを生かす仙禽らしい一杯ですね( ̄▽ ̄)

絶品のお料理全景( ̄▽ ̄)

 

癖のないモッツアレラの甘さとふくよかさが見事にフキノトウの苦さと調和してました。
この組み合わせ意外はないのでは。。。

 

モッツアレラとふきのとうがこんなに合うとは・・・(感涙)。
苦味とクリーミーさが相まった味に合わせられるのは日本酒ならではですね。
仙禽は甘めの味わいなので本当にグッチョイな組み合わせでした!!

二杯目は、島根県「王碌」超王碌無濾過生詰。1回火入れですね。

かなり濃いねっとり香。熟成香と乳酸香が混じり合っている感じでしょうか。
イメージはコンポートでした。
アタックは濃い甘旨味で、杏子のような印象でした。
中盤からほろ苦さが伸び、余韻はコーヒーのような印象を作っていました。
口当たりもトロトロで、王碌らしい特徴でした( ̄▽ ̄)。

お料理の全景。
これは通常メニューのハーフ(正確には少し小さめ)です。

 

これを頼んだ時から、王碌頼むことを決めていました(笑)。
冒険しないところが小心者だったりしますが、やっぱり飲みたいものを飲むのが一番!

本日はこれにて締め!ご馳走様でした!!

素敵なインテリア、美味しい食事、心温まる接客、そして、日本酒。
女子の心をつかむには十分な要素たっぷりのお店でした。

 

21時半に私が入店後、22時を過ぎてからもお客さんが絶えないのは本当に驚きです。。。
近所に欲しいとこれほど思ったことはありません(汗)。

 

競争率が激しく難易度の高い「フラッと飲み」ですが、また懲りずにチャレンジしたいと思います!。

本日も素敵なお店との出会いに感謝です(^人^)

お店情報

住所:東京都世田谷区三軒茶屋2-10-14 昭和ビル 1F
電話番号:03-5432-9654
営業時間:月曜日〜木曜日 18:00〜翌1:00(22:30以降はバータイムメニューになります)ラストオーダー24時30分、金曜日・土曜日・祝日前夜 18:00〜翌2:00(ラストオーダー1:30)
定休日:日曜日 ※月曜日が祝日の場合は日曜日も営業いたします
URL:食べログ

私的:日本酒バルチェックリスト

<どちらか一つ満たす>
☆店内内装がバル&バー風:○
☆器ワイングラス    :○
<全て満たす>
★当日予約か予約なしOK :○
★カウンター利用可   :○
★こぼし提供無し    :○

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