日本酒バル訪問記:2019年1月前半(粋。)

      2019/08/23

この期間も楽しく飲ませていただきました!

リピ再訪:大井町「粋。」さん

前回の訪問はこちらです。

先月ですね( ̄▽ ̄)。

 

実はこの短い期間で2回訪問しております。
ちょっと多いのでサクサクまいります。

その前に。。。
相変わらず可愛い箸置き( ̄▽ ̄)

相変わらずの3種飲み比べ。

 

右から、静岡県「開運」無濾過純米。

香りは酵母由来系(カプロン酸エチル)と乳酸香が感じられました。
アタックは甘味と酸味が程よく調和していました。
旨味の伸びの代わりに酸がよく伸びて、甘味を伴って収斂かんの余韻が残りました。
後口はアルコールのピリピリした刺激を感じました。

 

真ん中、広島県「西条鶴」純米吟醸。

マジック的な香りがほんのりと感じられました。
アタックはとても滑らかな口当たりが印象的で、しっかりとした酸とほのかな甘味が梅ジュース的なニュアンスでした。
酸は収斂感を伴った後口を作っていますが、総じて印象はスッキリ系でした。
ほんのりとした甘味も後口に残りました。

 

そして最初のペアリングをしたのはこちらでした。

一番左、新潟県「鶴齢」

とても滑らかな口当たりでした。
アタックは甘味と酸味に加え、熟成からくる苦味も感じられ、コーヒー牛乳なイメージがありました。

 

一緒に写っているのはこの日のお通しです。

さて、この日は今年最初ということで振る舞い(お酒)もいただきつつ

お料理も振る舞いをいただいたりで、お酒もよく進んでしまいました。

山梨県「青煌」初しぼり。

アタックは収斂感と旨味が目立ち、果物的要素はなくとてもシンプルな旨味が感じられるお酒でした。

ここのお店にしては珍しいお酒が置いてあったので思わず注文(笑)。
秋田県「新政」元日しぼり。

酵母由来系(酢酸イソアミル)の特徴香がプンプン香っていました。
アタックはしっかりした甘味と程よい酸が若い桃のニュアンスでした。
中盤以降の旨味の伸びはなくスッキリした口当たりでした。

 

 

ここからは後日訪問時。
この日まずは珍しくピンからいきます。

神奈川県「いづみ橋」生酛純米吟醸生原酒。

しっかりした乳酸香だがソトロンのような甘いハチミツ系のニュアンスもある香り。色は少し黄色い。アタックはしっかりした酸とチョコレート的な甘にがさ。中盤以降はヨーグルト的な酸が伸び、ジューシー感をのこしつつ後口は収斂感が残る。

 

お料理写真はこの日のお通しでした。

さて、実はこの日も振る舞いをいただいてしまい(笑)。

 

最初のお料理がきたところで、お酒はいつもの3種飲み比べにうつります。

右から、愛媛県「梅錦」酒一筋 純米吟醸。

香りは酵母由来系(カプロン酸エチル)のもったり甘い香がほんのりとし、メロンのニュアンスでした。
アタックは豊かな甘味としっかりした酸に苦味やピリピリした刺激も感じられ、総じてジューシーさに感じられます。
熟成的な苦味が中盤から旨味を伴って伸びてきて、そのしっとりした旨味と酸のキレが相まって収斂感として後口に残っていました。

 

真ん中は、お久しぶり岐阜県「百十郎」純米吟醸。
香りは取りづらかったですが、含み香でカプっぽい南国フルーツ系の香りと少しの熟成感を感じます。
アタックは程よい甘味としっかりした酸に、苦味もほんのり感じられ、洋梨のような印象がありました。
余韻はなく酸で後口がスッキリしていました。

 

 

お料理と合わせたのは左側のこちらでした。

栃木県「鳳凰美田」純米大吟醸

香りはかなり強い乳酸香の香りでした。
アタックはしっかりした苦味と酸と甘味の三つ巴で、グレープフルーツのニュアンスでした。
しっかりした酸の伸びが後口まで続いていました。

 

 

最後、締めに頼んだのはこちら。

奈良県「篠峯」純米吟醸無濾過生原酒。

生の香りと乳酸香がしっかりしていました。
アタックは苦味と酸味がしっかりとあり、グレープフルーツ的にも感じながら、中盤には苦味が落ち着きコーヒーのニュアンスも感じられました。
酸の伸びはよく、後口には収斂感を感じました。

 

 

いつの間にかするする飲んでしまうのが危険ですね。

 

ここのところコメントが似ているお酒が多く、区別をつけるのが難しいです(笑)。

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