(後半)2018年八丈島乳業さんへの見学&モッツァレラチーズ製造体験!

      2018/12/11

前半戦はこちらからどうぞ!

さて、お待ちかね、モッツァレラチーズ製造体験、午後からの部に突入です。

八丈島乳業でのチーズ製造体験続き

第3段階:チーズを形成する

さて、お待ちかねの、自分だけのモッツァレラチーズを作る時間がやってまいりました!。

水切りしたカード君、すっかり量がしょぼくれてしまいました(笑)。
どれだけカードには水分が多かったんだと言うことですよね。すごいです。

 

モッツァレラチーズは、パスタフィラータ特有の製造方法である
「混ぜる」「湯でこねる」「引き伸ばす」の作業が必須です。

 

と言うか、「モッツアレラ」は本来「引きちぎる」と言うイタリア語「mozzare」が由来なのですから
引き伸ばす作業がなければいけないわけでありまして。

まずはデモンストレーションで魚谷さんにやっていただきます。

 

一人分のカードを測り入れ、

塩も測り、

よく混ぜます。

その後、ガチな熱湯を入れ、チーズがまとまってくるまで少し練ります。
手でグニャグニャやると言うよりは、湯でカードを洗ってまとめるって感じで。
そうするとチーズ自身が自然とまとまってくるのです。

 

涼しい顔で行っていますが、熱湯に手をつけるのはやっぱりかなり強かったです。
実際、ゴム手袋は2重にしているのですが、いざやってみたところ、
結構耐えられるな、とは思いつつも、やっぱりこの作業はかなり熱いものでした(苦笑)。

 

そうして、ある程度湯の中でまとまってから

引き伸ばします。

 

引き伸ばすのは結構しっかり何度も繰り返す必要があります。
実際、引き伸ばしてしっかりした繊維を作ることが、このチーズの味の決め手なのですから。

最後は、カードを適当な大きさで、ちぎります。

 

これもなかなか上手くいかなくて、アドバイスとしては
「手で押さえて紙を切るとき固定しているような手」を、押さえる手側に適用するんだそうです。

 

なんのこっちゃ?、と思うかもしれませんが、これが皆結構的を得ているねと言う感想を持ったものでした(笑)。

 

 

そうして一人づつ体験が続きました。

あたしもやりました。

先生もやります(笑)。

一旦、水槽の中に入れて保管したちぎったモッツァレラを、自分のパウチパックに入れて本日は完了です。

こんな感じで、自分と分かるように、パウチパックに印をつけておきます。

水槽の中でなぜか余ってしまっていたチーズを試食。

 

どっちがどっちか忘れましたが、一緒に魚谷さんが作られたチーズも合わせて試食したのですが
同じカードから作ったものでも、やっぱり魚谷さんのチーズの方が断然美味しかったです。

 

差はやっぱり、引き伸ばす回数と言うか、引き伸ばしの量と言うか、
とにかくたくさん引き伸ばすことが美味しさの鍵だと言うことが実感できる試食でした。

ジャージー牛放牧をしている牧場を見学

その後、搾乳の時間に合わせて牧場見学に行くことになりました。

道の脇からすぐにもう牧場(驚)。

牛が警戒心無しにマイペースに過ごしています。

子牛が近くにやってきました。
可愛い!!

もっと小さい子牛は、職員さんからミルクを飲ませてもらいます。
ひたすらかわええ。。。( ̄▽ ̄)

こちらは大人の牛たち。
ご飯を待って?か、自然と列を作っています。

 

そっか、これがまさに本当の「牛歩」ではないですか!!
たまに国会でやってる、あれ(笑)。

 

感動(?)でした(笑)。

夕食タイム。
めっちゃもりもりいただいてます。

 

そうしてある程度、食事が終わった牛から、一頭づつ搾乳をしていく手順とのことです。

 

こちらの牧場、一頭一頭に名前がついており、
それを搾乳小屋から担当職員さんが名前を呼ぶのです。

それを聞いて牛が入っていくではないですか!!

 

びっくり、牛って自分の名前を認識するんですね!!

製造体験・牧場見学、行程終了!、お疲れ様でした!

色んなことにびっくりしまくった牧場訪問でした。。。
貴重で面白い体験でした。ありがとうございました!!

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