大塚「29ロティ」さんでガッツリお料理とお燗日本酒

      2020/02/19

(和酒バル182)
JR大塚駅の初バル開拓です!。
生ハムと日本酒のマリアージュが楽しめると言う「29ロティ」さんに伺いました!。
(お店の情報は記事の最後に記載します。)

再訪:2018/5/13 update

前回から、なんと私にしては珍しい、2ヶ月ぶりの訪問♪

これは取材を兼ねていたので、2日分をさらさらさらっといっちゃいますね。

石川県「遊穂」純米吟醸うすにごり生原酒。
乳酸香主体で酵母由来系(酢酸イソアミル)と生香の爽やかさを併せ持ってました。
飲むヨーグルト的な香りのニュアンスでした。
アタックは酸強目と優しい甘みが主体で、少し苦味もアクセントとしてありイチジクな印象でした。
中盤以降も苦味と酸味が優しく伸び、ヨーグルトのような印象の後口に仕上がっていました。

この日の選べるおつまみ3種。チーズオムレツ・おひたし・酢らっきょう。
おひたしは2種類の青菜でゴーカ(?)でした( ̄▽ ̄)

酢らっきょうに合わせたのは二杯目、島根県「十旭日(じゅうじあさひ)」生酛純米。
水飴や麦的なニュアンスで少しもったりした印象の香りでした。
燗特有のアルコールの立ち香はそれほど感じませんでした。
アタックは穏やかでした。旨味も揮発感もそこそこ出ていますが余韻は長くなくスッキリタイプでした。

締めはワインで。
白にしようかと思いましたが、赤がなかなか良さそうでしたので
ヴァルポリチェッラリパッソをチョイスしました。
立ち香はスミレ系の花、スワリングすると少しフルーティに、ベリー系に開いてきました。
アタックは甘酸っぱさで、酸が豊かでした。タンニン控えめ、甘味が目立タイプ。
梅干しのようなニュアンスの味わいでした。

 

 

その後日。

この日のお通しは珍しくお造り含む2種。
こちらのお通しは日替わりで本当にバリエーションが多く、毎回楽しみですね♪

目の前で削ってくださった、生ハム3種盛り合わせ\(^o^)/
どんなハムかは寄稿文側をお楽しみに♪

生ハムに合わせて特別に作ったというパン。
そこまで言うならば合わせねばと言うことで注文\(^o^)/

この日はおすすめされるがままに出していただいちゃいました。
福岡県「独楽蔵」玄円熟純米吟醸の燗。
香りは穏やか。燗特有のツンとしたアルコール香はあまりありません。
米を炊いた時のニュアンスがありました。
アタックは酸強目に感じましたがこれも優しく、米を炊いた時の旨味がくる感じでした。
膨らみはあまりなくすっと口の中で溶けるように柔らかく、とても飲みやすい印象でした。

チーズ3種。
どんなチーズかは同じく寄稿文ですが、1点だけ補足。

真ん中、青カビのヤギ乳チーズと言うことで説明いただいたのですが
ロンバルディア(イタリア北部)のハード系?なのでおそらく羊乳との混合だと思うんですよ。
山羊乳チーズはレンネット凝固が難しいので、混合のはずなんですよね。
だから寄稿ではあえて「無名」と使いました。
あまりここら辺、入手の経緯とか詳しくないし、私が知ったかぶりの大きな顔するのは変でしたしね。

選んでいただいたお酒はお久しぶり!、奈良県「生酛のどぶ」をおすすめの燗にしていただきました。
香りは乳酸香で、これもツンツンした印象はありません。ヨーグルトのニュアンスでしょうか。
ここでいただく燗は本当に飲みやすいですね( ̄▽ ̄)
アタックは酸と米の旨味が主体で、炊いた米のイメージでした。
旨味は中盤以降も口に残り、酸と一緒に後口の余韻を作っていました。

 

 

ペアリングの講評は同じく寄稿文で書きました。採用されると良いな♪

初訪問:2018/2/15 update

席数も少なく、人気店とのことで、電車に乗る前に空席を確認してから向かいました。

駅からも10分ほど歩きますし、せっかく行って満席だと悲しいですしね。

 

この日はお客さんがおらず、結果的に電話しなくてもオッケイでしたが
のんびり座ることができました。ラッキー( ̄▽ ̄)

早速注文!本日のお料理とお酒をご紹介!!

まずは生ビール、白ほのかをグラスで。
カウンター逆側奥の生ハムを削る機械を見、生ハムと何を合わせて飲もうか
思いを馳せます( ̄▽ ̄)。

日本酒は20種前後。燗酒がメイン。
ですが燗は1合からなので、どんな作戦にしようか慎重に考えます。。。

お通しは、料理名はちょっと分かりませんでしたが、椀です。
蕪、豆もやし、その他青菜を甘辛く煮た汁物でした。
蕪はかなりしっかり味が浸みていました♪

 

さて、選んだおつまみは、最初なので3つ選んで1000円と言うセットを注文してみました。

 

その中の一つと最初のマッチングをしてみました。

石川県「益荒男」山廃純米極 おそらく温度帯は45〜50度くらい。
香りは・・・燗によくある消毒薬系の香りが先に立ってました。
燗冷めすると乳酸香が強く香りました。
アタックは口当たり柔らかく、その上に旨味が乗っているように感じました。
ニュアンスは、湯豆腐。
燗冷めすると、少し熟成系の甘苦さを感じるようになりました。

 

ピリピリ感は強く、アフターまでその刺激はしっかり残りました。

 

燗は温度が冷めた方が味わいがより感じられますね( ̄▽ ̄)。

 

お料理は、最初に来た「パクチーサラダ」。

お料理の全景。

人参も入っていて思いの外ボリューミーでびっくり( ̄▽ ̄)(笑)。

ちなみに全部食べかけですが、こちらが3種チョイスの全景。

 

他のお料理は、青唐辛子のポテサラと、魚沼豚ハツたたき。

 

ポテサラがピリ辛と青唐辛子の爽やかな香りがGoodでした!!
ですが、フォトジェニックではなく(私がうまく写真を撮れなかっただけですが(汗))
インスタに載せるのは断念(寂)。。。

豚ハツも思いの外ボリューミーで、これも私のツボにビンゴ( ̄▽ ̄)。

こんな感じで、レア感な食感も非常に心地よい。。。

 

今回、3種つまみで、味わいもお腹の容量(笑)も、かなり満足してしまい。。。

 

どうしよう、生ハムかチーズか、どちらか諦めないと難しい。。。(涙)

 

そんなわけで選んだのは。。。やっぱりチーズ。
(単価が安かったのも、ある(爆)。)

合わせたお酒は、数種の冷酒から選んだ、福島県「花泉」純米無濾過生原酒。

非常に強い酵母由来(カプロン酸エチル)系の香りに加え、
熟成系のザラメ的ニュアンスな香りが感じられました。
アタックは非常に濃い甘味と酸味で、熟れた柿や洋梨のイメージでした。
中盤から収斂感が出始め、それが酸と相まって柑橘系の後口を作っていました。

 

相変わらず色んな顔を見せる、面白い味わいな酒ですな( ̄▽ ̄)

チーズはフランス南部のボルドーのチーズとのことで、初体験でした。
白カビと紹介されていましたが、どちらかと言うと自然な表皮系ですね。
羊の乳なので、非常にクリーミーですが、酸発酵がメインなのか、すごく爽やかな味わいでした。

 

燗だったら香りに負けていたかも。冷酒で正解でした♪

 

で、配膳された瞬間の写真を撮り忘れ。。。
本当はこの倍くらいのカットはいただけました(苦笑)。

ま、途中で気がついただけマシでしたかね(汗)。。。

本日はこれにて締め!ご馳走様でした!!

インテリアもお酒の提供も、和にこだわりをすごく感じつつも、
チーズや生ハムと合わせる先進的な考えのお店を
身をもって体験することができました♪。

 

生ハムを頂けなかったことが本当に悔やまれます。。。(涙)

 

途中で常連さんがいらっしゃって、その方の注文を見ると
3種おつまみであまりボリュームがないものを組み合わせて頼んでらして
「そっか、そういうように頼むのか!」と、目からウロコでした。
(考えてみれば当たり前なんですけどね(苦笑)。)

 

今回、おつまみの中でも好きなのばかり選び、そこに関してはコンプリートですから
次回は生ハムメインで作戦立てようと思います。

 

本日も素敵なお店との出会いに感謝です(^人^)

お店情報

住所:東京都豊島区南大塚1-23-8 はらだ荘 1F
電話番号:03-6902-1294
営業時間:18:00~24:00(L.O.23:00)
定休日:火曜日
URL:食べログ

私的:日本酒バルチェックリスト

<どちらか一つ満たす>
☆店内内装がバル&バー風:○
☆器ワイングラス    :
<全て満たす>
★当日予約か予約なしOK :○
★カウンター利用可   :○
★こぼし提供無し    :○

大塚「29ロティ」さんのSAKETIMESさんへの寄稿記事はこちらです

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