渋谷の蕎麦バル「雷庵」さんでラグジュアリーに日本酒

      2020/03/19

(和酒バル61)(異文化食ワイン06)

こちらは、「蕎麦バル」を検索して見つけたお店でした。
もちろん、日本酒も抱負に取り揃えているみたいでしたので
迷わず開拓対象にさせていただいておりました(笑)。

 

お店の名前は渋谷「雷庵」(ライアン)さんです。
公式ホームページはこちらになります。

再訪:2018/8/11 update

前回から1年半近く開きましたね。。。

 

以前こちらに伺ってから、ラグジュアリーな日本酒バルに目覚めてしまった私( ̄▽ ̄)。
今の「日本酒ペアリングコースのあるお店開拓」も、こちらに伺わなかったら
恐らくこんなことはしてないと思います(断言)。
(もっともこのお店ではペアリングコースはないのですが。。。)

 

それにしても、変わらず人気店のようで何よりです\(^o^)/!!

 

この日は突撃訪問。
何とカウンターも予約で埋まっているとのことでしたが
予約が始まるまでの1時間半程度ならばOKとのことで席に案内いただけました。

やっぱりお一人様って気楽( ̄▽ ̄)♪
もっともやっぱり早い時間からの行動はマストですね。。。

まずの1杯目はお約束、スパークリングワイン
「デ・ボルトリ・ロリマー・ブリュット」
前回と同じ銘柄です。

そんなスパークリングと合わせたのはなんとお浸し(笑)。

 

ですが金時草自体の癖の強さや、混ぜているなまり節の旨味の濃さなんかを勘案すると
こういうスッキリさっぱり飲める泡系の方が合うんじゃないかなと思いました。

お料理の全景はこちらです。

続いてのお料理は鱧と茶豆の茶わん蒸し。

 

お値段から考えると、すごくかわいいサイズで来ました。
もっとも私には丁度良い量ではありますが。

鱧とさやから出した茶豆があんに浮いているかんじでゴロゴロとしています。

 

もっとも、具自体が薄味なので、このあんや茶わん蒸し自体に
かなりしっかりと濃い味がつけられていました。
おつまみになる茶わん蒸しで、最初は少ないと思っていた量でしたが
終わってみると丁度いい量だったと思います。

 

 

そうして、メインディッシュ。

チョイスしたお酒は三重県「而今」酒未来純米吟醸無濾過生。
生の香りが強く、酵母由来(カプロン酸エチル、酢酸イソアミル)両方のいいとこ取り。
穏やかな金属香やコクあまなニュアンスが甘いメロンを彷彿しました。
アタックは強い甘味と苦味で、味わいもメロンを彷彿です。
ボリューミーだが中盤から旨味がしっとりと落ち着き、収斂感も少なく穏やかな後口にしていました。

このお酒をたしなんでいると、お店の人から
「折角ですので」と、同じ蔵で今年から復刻したと言う「高砂」純米大吟醸
まで試飲させていただけちゃいました!!

香りはとっても穏やかで、ほんのりとした高級アルコールのツンとしたマジック香が香りました。
アタックは穏やかに甘いですが苦味が優勢で、グレープフルーツのニュアンスでした。
中盤以降からぐっと酸が伸び、収斂感を残して爽やかな後口になりました。

お料理の全景。

 

こういうつけ麺を最近薬味てんこ盛りで食べるのに凝っており(笑)
こちらもそういうメニューかな、と、思わず頼んでしまいました。

薬味はこの4種。
さくらおろし?と、オキアミのカリカリ揚げ、みょうが、山芋おろし。
なかなか個性的なラインナップ。

面白いのは沢山の薬味があるにも関わらず、小葱とわさびもついてきたことでした。

つけたれが少なかったこともあり、これらを入れると
薬味(特にオキアミ(笑))が水気を吸ってしまい、
つけだれにつけると言うよりは、タレに浸した薬味をそばにつけていただくと言うかんじ(笑)。

 

せっかくなのでもちょっとつけだれが頂きたかったです。
でも味はとってもよかったです!
薬味だらけなのでどことなくヘルシーですしね(笑)。

こんなところで、蕎麦湯までいただいてこの日は締めました。

初訪問:2017/1/23 update

お店は渋谷駅の山手線内側、青山通りと明治通りのちょうど間くらいで
ちょうどひっそりとなった空間にぽかんと浮かんでいるような佇まいでした。

 

半地下でお店はガラス張りなのですが
中の照明が薄暗く、中の様子が見えづらくて
お一人様の飛び込みで入るのは非常に勇気がいりましたが
「たぶん、このお店のホスピタリティはレベル高いだろう!」という確信のもと(笑)
すんなりとカウンターに通していただけました。

まだ早い時間だったのでカウンターは私のみでしたが
逆側のダイニングに近いカウンターやテーブル席は、予約と思わしきお客さんが
すでに食事を楽しんでおられました。

 

時間が進むにつれ、こちらのカウンターも満席になってました。

 

店内は非常に薄暗く、メニューも字が小さくて見辛い。。。(苦笑)
多分、テーブルのスペースを考えてかと思いますが、
メニューは必要時以外は下げられてしまうので
飲み食べしている間に次のを決めておくということができません。

 

こちらのお店のお料理は、基本的に
「Ceder(シダー)」と言う軽めのコースか、「Oak(オーク)」と言うフルコースのお料理推奨なので
メニューを見ると言うのはあまり考慮されていないのかもしれません。

早速注文!この日のお料理とお酒をご紹介!!

最初に注文したのは、生ではなく、スパークリングワイン。


デ ボルトリ ロリマー ブリュット。

 

生よりもこっちの方が安かったから・・・と言う
なんとも貧乏くさい理由ではありましたが(笑)
この雰囲気を楽しみたいと言うのももちろん大きな理由。

メニュー下げられるところをお願いして必死で日本酒の品定め(爆)。

お料理は単品で、白子のポン酢あえと

タコのから揚げ。

なんてことないメニューですが、食べてみて違いを実感!!。

 

まず、ちゃんとメニューの説明をしてくださるのはお約束でしたが

 

白子はポン酢がすごく魚介出汁が効いており、酢の要素はほんの少し。
でも白子の独特感をすごくうまく消していて、まさに調和が感じられる逸品でしたし

 

タコのから揚げも、タコの柔らかさそのままを生かし、でもカリッとさせる衣をうまくまとってて。

 

本当に美味しかった!!

と言うわけで最初に選んだ日本酒は滋賀県「七本槍」純米14度原酒。

アルコール度数低くて飲みやすいかなと思いきや、
結構ガツンとボディが強くてびっくりしました(笑)。
白子の出汁が濃かったので、それとよくマッチしましたね。

次はちょっと変わったものを飲みたくて選んだ「木戸泉afs(アフス)」純米生酒。

 

精米歩合65%、純米、生酒、アルコール度数13度・・・と言うスペックから
全く想像できる味ではありませんでした(爆)。

ステンレスタンクで寝た梅ベースの白ワインって感じなのです(笑)。

ワインの代わりに魚介料理に合わせるのはいいかもしれないですね。

締めはやっぱりお蕎麦!頼んだのは。。。

普通のせいろを頼むつもりだったのですが、
このお店のホスピタリティにいたく感動してしまい、
一気に「鴨せいろ」にグレードアップしちゃいました(笑)。

お値段の割に量はかわいい(笑)ので、難なく食べられちゃいました。

お店で毎日そば打ちされている二八蕎麦。
蕎麦湯もしっかりいただきます。

本日はこれにて締め!ご馳走様でした!!

いつも紹介するお店と価格帯が倍くらい違うこちらのお店。

日本酒ももちろん価格帯が高いですが
注文都度、磨いたワイングラスできちんと提供してくれたり
こっちの都合で選んでいるのに、きちんとお料理に合うポイントを教えてくれたり。

 

とにかく、ホスピタリティがすごい
お酒や料理に対しても、接客面でも、本当に素晴らしいお店でした。

 

途中、そば打ちの様子をご覧になったらいかがですか?と、
場所まで案内してくれるどころか、ついて説明もしてくださったほど。

暇だったので(爆)そば打ち見ていたかったですが
お店の人が私についていると仕事にならないので、そそくさと席に戻ったりとか(笑)。

 

私、今、日本酒バルを開拓しているけど
本当に伸びていってもらいたい、増えていってもらいたいお店って
こういうお店なんだと改めて実感したお店でした!!。

 

また是非伺います!!
ご馳走様でした!!

お店情報

住所:東京都渋谷区渋谷1-4-13 董友ビル 1F
電話番号:03-5778-3379
営業時間:17:30〜22:00L.O.
定休日:無休
URL:食べログ

私的:日本酒バルチェックリスト

<どちらか一つ満たす>
☆店内内装がバル&バー風:○
☆器ワイングラス    :○
<全て満たす>
★当日予約か予約なしOK :○
★カウンター利用可   :○
★こぼし提供無し    :○

 - [東京]渋谷・恵比寿・三軒茶屋・目黒・五反田・祐天寺, 【日本酒バル】, ワインお店訪問記, 日本酒お店訪問記, 異文化食ワインのお店, 飲み歩きお店 , , , , ,

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