東銀座「蔵葡(くらぶぅ)」さん、バルで日本ワインと日本酒堪能

      2020/02/14

(和酒バル54)

日本ワインメインのこちらのバルで、日本酒も力を入れているとのことで
東銀座と築地の間くらいにある隠れ家「蔵葡(くらぶう)」さんに行ってきました!!。
(お店情報は記事の最後に記載しています)

再訪:2018/5/23 update

前回…と言って良いのでしょうか。

3年かろうじて経ってない(2年11ヶ月)ですよ!
(なんかこのセリフどこかの店でも言ったっけな。。。)

お店は路面でガラス張りの壁なのですが、
構造上奥のカウンター席が覗きにくいので、直前に電話で空席確認してから伺いました。

カウンター席はこの日空いておりました\(^o^)/
カウンター席の端っこをゲットです。

このお店で悩ましいのは、日本産のグラスワインが豊富なこと。。。

 

飲んでみたいものが多すぎで悩ましいです。。。
こう言う時にはお店のオススメ(?)からいただくのが正解。
本日の樽スパークリングをいただきました。

この日のスパークリングは丹羽ワイン・てぐみと言うものでした。
品種はデラウェアと甲州とのことです。

 

香りは、かりんのような甘い蜜漬けのようでした。
アタックは甘いイメージから一転、炭酸と相まってスッキリした酸がしっかり感じられ、甘味も少ないので
レモンのような後口の収斂感がしっかりと感じられました。

 

一緒に写っている銅製?の器はチェイサーです。
最近は富野宝山(焼酎)の仕込み水を提供いただいているみたいです。

これを頼まなくても絶妙なタイミングで注いでくださいました🙌
(この日はそんなに混んでいなかったからかもですが)

 

この日のお通しは、キノコと大根の山椒煮でした。
メニューに書いててくださるのはメニュー名を覚えるのが大変な酔っ払いには嬉しいです(笑)。

醤油と昆布出汁で優しい味でしたが山椒がしっかり効いていて
ピリリとたまに刺激してくれるのは和食では珍しくて面白いですね。

お料理はこの日のおすすめからいただきましたが、
普段は日本酒で合わせるものに、どーしてもワインで合わせてしまいたい衝動が抑えられず😁。
日本ワインは和食とも合うし、許容範囲だよね(笑)。

 

選んだワインはこの日のおすすめヌーヴォーから。
アルガーノ・2019ヌーヴォー・ベーリーAをいただきました。

香りはバラ、キャンディ、全体的に甘く澄んだニュアンスでした。
ほんのりと樽のニュアンスも感じられました。
アタックはしっかりしたボリューム・程よい酸・豊かな果実味・控えめな甘味とタンニンでした。
余韻は少ないですが、アタックに意外にボリューミーさが出ていました。

お料理。

久しぶりかも、関サバ😁

脂が強すぎずさっぱりしてましたが、後口にはしっかりサバの香りと旨みが口に残りました。
鯵はないけど、味はありますな😁。
(言ってみたかっただけ(爆))

日本酒メニューはこんな感じでした。
60mlと90mlから選べるのですが
最初の日本酒はスペックが複数あり迷っていたら、45mlづつ入れてくださると言うありがたい注ぎ方をいただいちゃいました
🙌

長野県「勢起」
右が純米大吟醸、左がメニューインしていた純米吟醸です。

 

大吟醸スペックは
17年1月瓶詰、19年10月蔵出、酒米:金紋錦100%、精米歩合:麹米45%・掛米49%、日本酒度+4、酸度1.6、アルコール分16〜17度

吟醸スペックは
16年1月瓶詰、19年10月蔵出、酒米:金紋錦100%、精米歩合:55%、日本酒度+4、酸度1.6、アルコール分16〜17度
でした。

 

テイスティング的な違いは
香りについては大吟醸の方が穏やかで、
吟醸は洋梨的ニュアンスが強く感じました。

味わいは、アタックの熟れた桃的ニュアンスは共通なのですが
吟醸の方がより酸が強く、後口の収斂感も強く感じました。

ペアリングで合わせたのは、酸が立っている吟醸側のつもりです。

お料理の全景。
これでハーフサイズ♪それでもすごくボリューミーでした!

クレソンがかなりワイルドでした。
見た目分かりづらいですが若干ベビーリーフも入っています。
削りパルジャミーノと板削りのパルジャミーノがリッチにかけられてる、まさにおつまみサラダでした!。
これはストライクに合わせるならばやっぱりワインでしょうね。

珍しい銘柄開拓発動。
滋賀県「大治郎」山廃純米です。

スペックは
19年9月製造、酒米:吟吹雪100%、精米歩合60%、協会7号酵母、日本酒度+3、酸度2.1、アルコール分17度
でした。

 

ヨーグルト的・熟成的なニュアンスはあったものの、香りは総じて穏やかでした。
アタックは酸味がしっかりですが甘味程々で、穏やかな口当たりでした。

さて、締めのお料理と締めの1杯はこちらをチョイスしました。

 

お酒は石川県「益荒男」山廃純米原酒 あきあがり。

スペックは
19年10月製造、精米歩合65%、アルコール分18度
でした。

なんとなんと、純米生酒も少し味見させていただけちゃいました😂

あきあがりは香りが熟成&乳酸香で、結構熟しきったヨーグルト的だったのですが
純米生酒はそれより一歩引いた感じで、熟成感が抑えられているような、そんな印象でした。

お料理。
デフォ2本とのことで、1本でも作れると言うことを前もって教えてくださいましたが
お腹に余裕があったので2本そのまま作っていただきました。

 

セロリソースがすごいボリュームありました!。
なんと言うか、一言で言うなら「すごい香り」(笑)。
つくねからはラムや玉ねぎの香りが、ソースからはセロリの香りがそれぞれ主張しあっていました。

付け合わせの野菜にさっき頼んだクレソンも入ってました(笑)
でもこれだけお料理の素材が主張している中ではいいバランスを保ってくれた付け合わせだったと思いました。

 

これはまさに、ガッツリ日本酒で正解でした🙌

 

 

そんなわけでこの日はこれで締めました!
締めには(多分前と一緒のサービス)お椀をいただけました。

最初のイメージから一転、ゆっくり飲ませていただけて大満足な訪問になりました\(^o^)/
来てよかった!

 

また再訪を是非させていただきたいと思います!

初訪問:2017/1/2 update

土曜の20時近くに着いたのですが、折しも忘年会シーズン、お店はほぼ満席でしたが
カウンターは空いておりました♪
忙しい店員さんに案内してもらうも、まずは品定め♪

この日のお酒とお料理ラインアップ紹介!!

早速頼んだのはこちらのお店の顔の日本ワイン。
甲州G.I.山梨。2015年のヴィンテージです。

 

全体的に日本ワインはオススメが黒板に赤白とも数種くらいで
あまり個性的なものが多いというわけではなさそう。。。

こちらのお店は基本的に複数名がグラスでなくてボトルを頼むことを前提にしているんでしょうね。

 

見た感じは全然日本酒の方が豊富!!
そんなわけで遠慮なく日本酒をチョイスすることにしたのでした(笑)。

この日のおつまみ

お通しは本日のおばんざいメニューから。牛のしぐれ煮かな?。
さっぱりとして日本ワインに合いますね。

頼んだお料理は、トマトと玉ねぎのサラダと

千葉産イワシのお手製オイルサーディン。

 

お値段がかなり良心的で油断していましたが、ポーションがかなり大きい!!。
バルらしからぬ、これは普通のビストロですね(汗)。。。

お待ちかね!この日の日本酒!!


日本酒を早速ご紹介です。

山形県のお酒、磐城壽(いわきことぶき)。
一杯目ということで新酒で濁りをチョイスしました。
苦味優勢でパンチがありますな( ̄▽ ̄)

一杯目にパンチがあったので、爽やか系が頼みたくて頼みました。
三重のお酒、瀧自慢。
山廃仕込みだけど青リンゴの爽やかな酸味が効いている飲み易いお酒でした。

結局、サラダとアヒージョ的なお料理だったので、ワイン的な風味は捨てられず。
山形縛りみたいになっちゃいましたが、東光さんの出羽燦々「洌」(れつ)をチョイス。
旨味はアフターまでじわじわくるけど、こちらも青リンゴ系で酸が優勢、飲み易いお酒でした!。

本日はこれにて締め!ごちそうさまでした!!

締めと言うと、お味噌汁をいただけちゃいました♪。

 

お心遣いもいいですし、
お料理もお酒も普通に美味しい。。。のですが、
お一人さま向けではないお料理のポーションがやっぱり少し寂しい感じでした。。。

 

せっかくカウンターがあるんだし、カウンターでちょっと楽しめるメニューがあったら楽しいのですが
「本日のおばんざい」と言う名前だとどうしても和風だし。
せっかくなんだから「バルメニュー」のおつまみも欲しいですね。

 

日本ワインも堪能したいですし、次回は食事目的で複数人で来たいですね。
ごちそうさまでした!!

お店情報

住所:東京都中央区築地1-5-11 AS ONE GINZA EAST 1F
電話番号:03-6264-1759
営業時間:[月~金]18:00~23:30(フードL.O 22:00、ドリンクL.O 23:00)、[土]17:00〜23:00(フードL.O 22:00、ドリンクL.O 22:00)
定休日:日曜日・祝日
URL:食べログ

私的:日本酒バルチェックリスト

<どちらか一つ満たす>
☆店内内装がバル&バー風:○
☆器ワイングラス    :
<全て満たす>
★当日予約か予約なしOK :○
★カウンター利用可   :○
★こぼし提供無し    :○

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