六本木「ひとしずく」さんでおかませ和食と日本酒堪能!

   

(和酒店53)
ついに訪問することが出来ました!

 

生酛専門の日本酒店、「ひとしずく」さんに初めて伺ってきました。
お店の公式ホームページはこちらになります。

再訪:2020/3/4 update

前回から7ヶ月ぶりの再訪です!

 

この日は平日の夜、訪問少し前にお店に電話で空席確認し、席をゲットしてから伺いました。

と言うかこのご時世だからか、貸し切りなのが勿体なさすぎでした
🙌

 

前回はお任せコースを頂きましたが
このコースだとすごくお得なのはわかるのですが、私にはちと量が多かったのもあり
この日はアラカルトで注文させていただくことにしました。

 

 

まずの1杯目。
こちらのお店は「常陸野ネストビール」があるのですが、如何せん瓶1本が多いので
最初から日本酒で行っちゃうことにしました。

まずはの1杯目、島根県「天穏」生酛無濾過純米 でした。
濁りでリクエストして出していただきました。

スペックは控えてません😅。

お料理にはアラカルトで頼んだおばんざい、小松菜のお浸しです。

シャキシャキ感しっかり残る小松菜が、しっかり鰹出汁に浸ってました。
驚いたのはまぁなんと小松菜の茎の甘いこと😆

はい、また例の如くオリーブオイルかけ放題させていただけました😆

オリーブオイルが甘味と滑らかさをお料理に加えてくれたので、
それも甘酒的なお酒のもつ甘味とよく合いました。

なんとここで、丹波の黒豆をサービスいただいちゃいました!
頼もうか少し悩んだのもあり、めっちゃ感激です😆

塩だけで煮ており、いわゆるおせちでいただく甘い印象からするとかなり驚きな味でした(笑)。
甘味はもちろんなく、豆の味がします。
皮が艶々で綺麗なところも、家庭で作る黒豆と一線を画してますな😁(笑)。

続いてのお酒。
濁りで出していただいた候補をひたすら片付けてるような状態(笑)。
(結果論ですが😅)

福島県「にいだしぜんしゅ」

スペックは
19年7月製造、精米歩合80%、酵母無添加、アルコール分16度
でした。

お料理です。

 

いただいたヒラメのお造りに、合わせる薬味をすごく沢山用意してくださいました🙌
肝醤油・普通のワサビ醤油(しかも生おろし🙌)・塩+オリーブオイル。
最後はカルパッチョ風にいただけました。

 

一番好きなのはやっぱり生おろしなのものありワサビ醤油でしたが
ワタが普通に美味しくて(笑)、ヒラメが終わっても普通につまみとしていただいちゃいました(笑)。

次からは燗をつけていただきました。
鳥取県「冨玲」

かなり酢っぱく、甘酒を割用として頂きました。
不思議なことに甘味が足されると酸もそこまで気にならなくなる
口内イリュージョン(笑)が体験できたのは面白かったですが
甘酒が入ると温度が下がるのも少し私は嫌だったので、結局甘酒と別々に飲んじゃいましたね(笑)。

 

 

次に頼んだお料理が肉料理だったので、繋ぎで何か頂こうと思ったのに
先にワサビ漬けをおまけでいただいちゃいました。。。
気遣い恐縮です😭、ありがとうございます。。。
(写真を撮ってない大失態。。。)

かなり浸かってる感ありますが、ワサビ感しっかりで辛さ十分!。
シャキシャキな口当たりもしっかりで美味しいです!🙌

おなじみオリーブオイルで甘味と滑らかさをプラスしても
シャキシャキ感と辛さがぶれないのが素晴らしいおつまみでした!

お酒は千葉県「香取」原酒生無濾過90 を加水+燗でいただきました。

スペックは
19年9月製造、精米歩合90%、アルコール分20度
でした。

お料理です。

前回、肉を食べそびれたのが心残りで、本日は何があっても肉を食べようと思っていました(笑)。

 

脂少ないロースカット肉で、味付けを濃くしていない肉にチーズベースソースがかかってるものでした。
結構想像以上に肉が淡白なのでチーズソースをたっぷり絡めてバランスが良くなる感じでした。

 

 

この日はご時世か、最初から最後までお店貸切で、店主さんともすごくマニアックな話をさせていただいちゃいました😅。

お酒同様、とても濃い時間でした(笑)。

初訪問:2019/7/21 update

こちらのお店はカウンター6席のみと言うことで、
ふらり日本酒バル訪問をモットーとする自分にはとってもハードルの高いお店でした。

 

この日、意を決して電話し、空席を確認することが出来たので、意気揚々とお店に駆けつけたのでした!!

 

この辺りは実はよく通っているのですが、こんな通りがあって
こんなお店が潜んでいたなんて、全く知りませんでした!!

写真じゃ全然わかりませんが、お店の名前が書いてある灯篭です。

灯篭の先は・・・民家としか思えない佇まいの建物!
写真は全然わかりませんが、お店の名前がちゃんと灯に書かれていました。
(でないと分からなくて入れません)

 

お店はまさに民家のように、玄関で靴を脱いで上がり、その先にカウンターのメインダイニングが広がっていました。

 

入口手前のカウンターに席をゲットさせてもらいました。

カウンターの脇、シックな和オブジェに癒されながらメニューを眺めました。

早速注文!本日のお酒とお料理をご紹介!!

こちらのお店では、メニューをこのようにタブレットで提供しておられました。
QRコードでURLにアクセスしたら、自分のスマホでもメニューを見ることができるのでした!

 

結局、画面が小さいので、スマホではなく
お店のタブレットをお借りしたんですけどね(笑)。

とりあえずドリンクを頼んでメニューを眺めます。
選んだビールは、「常陸野ネストビール」ペールエールでした。
麦やポップの風味ありつつも柑橘系の酸味が生きててスッキリいただけました。

 

ですが・・・。
色々メニューをタブレット上下しながら眺めてるのも疲れるので(アナログな私。。。)
「おまかせアラカルト」5000円でいただくことにしました。

そう言うわけでいただいた最初の一品めは、小鉢三点盛りでした。
上左:ほうれん草の胡麻和えは、和え衣に酢を効かせていました。
胡麻和えというより酢味噌あえ的なお料理でした。

 

上右はひじきで、これも甘味は効かせておらず、カツオベース的な出汁がしっかりと味わえました。
しいたけも入っているがさりげなさすぎて気がつきませんでした^^;。

 

下はきんぴらゴボウでした。
これも辛味と甘味控えめで、その上醤油を使っておらず素材の味を生かしたシンプルな味つけでした。
これもお酢が味付けに効いていましたね。

 

そう言うわけで、全体的に酸が効いて甘みが少なめと言う、珍しい味わいにしているところに
すごく興味を惹かれてしまったのですが

こちら、オリーブオイルです。
これを各お料理に、好きなだけかけてくださいと言う、ものすごく珍しいものを提供いただきました。

 

確かに、オリーブオイルがあれば、
テクスチャの滑らかさとオイリーさ、甘みもお料理に加えられるので
酸の効いた味付けでもちょうど良くなりそうです。

こんな感じで、半量いただいた時点で少し注いでみました。

 

オリーブオイルそのものをテイスティングする小皿が正直欲しかったです(苦笑)。
かける量がどのくらいいけるのかが分からなかったので。。。

 

実際にやってみると、甘味とコク足しにはなりましたが、
お酢のリンゴ酸的なツンとした感じを抑えつつも、別の酸が引き立ってきて、
酸味が抑えられる感じはありませんでした。
不思議な感覚でした(笑)。

 

特に胡麻和えにオリーブオイルが個人的に一番マッチしていたと思いました。

 

お酒とのペアリングに入る前に、すでにお料理でかなり面白いペアリングを体験してしまいました
( ̄▽ ̄)。

ビールもなくなったので、お酒を半合だけチョイスして注いでいただきました。

 

最初の一杯めは、石川県「奥能登」生酛純米をいただきました。

香りは穏やかでしたが乳酸香のしっかりしたヨーグルト香に米ぬか的な香りも少々トッピングされた感じがしました。
アタックはしっかりした酸と甘味でさくらんぼのニュアンスでした。
旨味はありますが膨らみはそれほどなく、穏やかに甘味の余韻が後口に残りました。

続いてのお料理は、鯵と夏野菜の南蛮漬けをいただきました。

 

乗っているお野菜は、トウモロコシ・ズッキーニ・パプリカ・スナップエンドウ、でした。

やっぱり全体的にお酢が効いてる味付けでしたが
酸っぱすぎることなくちょうど良い塩梅でした。

 

ですが味変のオリーブオイルはここでもやっぱり素敵なお仕事をしてくれたのでした。
味変があるのはお料理そのものでマリアージュが楽しめて楽しい♪

お酒を次のお料理と合わせて、先ほどに引き続き半合で提供していただきました。

 

お酒は栃木県「旭興」(きょくこう)生酛純米でした。

香り穏やかでしたが酵母由来系フルーツ香(酢酸イソアミル)主体で、
高級アルコールのスースーしたマジック香がしっかりと感じられました。
アタックはしっかりした酸と旨味が、昆布の出汁を酸で割った(笑)みたいなニュアンスに感じられました(笑)。
後口にしっとりと、コハク酸の貝のような渋味が感じられました。

お料理の全景です。

 

例のごとく、オリーブオイルをたっぷりとかけてくださいとのことでしたので(笑)
ザッパザッパ(笑)とふりかけました(笑)。

 

塩ににがりがあるのか、レモンの皮のような、ちょうど良いほろ苦さがありましたが
それがすごくオリーブオイルと合いましたね♪

見事でした!!

ここでペアリングする予定はなかったのですが・・・
かなりお料理に合う甘酒を出していただけたことに感激し、
ついついInstagramに載せてしまいました(笑)。

 

甘いには甘いのですが、後引く甘さと言うわけではなくて、
結構日本酒感がしっかりある味わいで、弱い人ならばこれだけで酔っ払いそうな雰囲気でした(笑)。
粘度も高く、口の中でネトっとした粘りを感じました。

こんな感じで、普通の日本酒に混ぜたりと、なかなか活用用途が沢山ありました(笑)。

 

もっともだんだん面倒になってそのまま頂くのに終始することになったのですが(笑)。

 

お料理の肉じゃがですが、鰹節系と思われる出汁がすごくきいてるのですが
煮込まれたというような火の入りかたはしていないのがとても不思議でした。
今までのお料理と同様、塩と出汁がメインのシンプルな味でした。

 

やっぱり味変にはオリーブオイルですな(笑)。
入れるとオイルの甘味がとても引き立ちました。。。

次のお料理はメニューを見て、私からリクエストして出していただいちゃいました♪
それに合わせていただいたのは、福島県「にいだしぜんしゅ」を少し燗つけていただきました。

 

マジック的なイソアミルアルコールのツンとした香りが
温度をあげたことで立ち上がってきたような、そんな印象でした。

お料理の全景です。
インスタ映えしない見栄えですが、香りは香ばしくて最高でした!!

 

頭ついて焦げてましたが、旨味はその分ぎゅっと詰まってました。
頭と目玉が食べられたのにはお得感満載でした♪

本日はこれにて締め!ごちそうさまでした!!

お魚を食べた段階でお腹がいっぱいになってしまい。。。
最後、肉のソテーがあったようですが、それは遠慮させていただきました。

 

肉を生酛でフランベしているのを、別のお客さんのお料理で見ていたので
食べたかったのですが。。。
地味にお腹にしっかりお料理がたまったようでした。。。

 

思った以上にフレンドリーに、希望も柔軟に聞いてくださり、
一人でもとても居心地がよかったです。
もっと早くくればよかったです。。。

 

今度は臆することなく、気軽に利用させていただきたいと思いました!。
また伺わせていただきます!!

本日も素敵なお店との出会いに感謝です(^人^)

お店情報

住所:東京都港区六本木3-3-25
電話番号:03-6277-6868
営業時間:[月~金]18:00~23:00(L.O 22:00)、[土]18:00~22:00 (L.O 21:00)
定休日:日・祝日
URL:食べログ

私的:日本酒バルチェックリスト

<どちらか一つ満たす>
☆店内内装がバル&バー風:
☆器ワイングラス    :
<全て満たす>
★当日予約か予約なしOK :○
★カウンター利用可   :◯
★こぼし提供無し    :◯

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