(前半)2018年八丈島乳業さんへの見学&モッツァレラチーズ製造体験!

      2019/03/30

このたび、「かじたいずみチーズ教室」さん(リンク)で開催された
八丈島ツアー(チーズの製造現場を見学&体験)に参加することができました!!

 

こちらの教室では年に何度か見学系ツアーを開催しているのは知っていたのですが
海外が多く、なかなかご縁がなく・・・。
それでもチーズの製造現場に触れ合えるチャンスとしてはとっても魅力的で。。。

 

なので日程がOKだった時は本当に感激でした!
ただし2日フル参加ではなく、本当に製造見学の1日のみの参加に止まりましたが。。。
それでも満足度が充分高い訪問でした!!

チーズ製造体験ツアーとは?

このツアー自体は2016年から開始されて今回で3回目だそうです。
その前の年に梶田先生が雑誌の取材で八丈島乳業さんを訪れて、そこからのご縁だそう。

 

何よりも、今年の「ジャパンチーズアワード2018」で金賞を受賞したこちらのモッツァレラチーズ。
その製作のお手伝いが出来ると言うことで、チーズ好きにはなんとも光栄なこと♪

 

(注:実際は、製造業の許可をもらっていない個人なので、製品として売り出すものへの製作はお手伝いが出来ません。
今回はお土産用として持ち帰る用途と言うことで特別に体験させていただけることになりました。)

当日レポート!ツアーに合流、早速八丈乳業さんへ!

早朝の7:30羽田発の便。。。眠い。。。

奥の、女性の胸のような(笑)島が八丈島。
何だか朝日に照らされ、心なしセクシー(笑)。

 

到着は少し遅れて8時35分ごろでした。
でもま、大体の人達がこの便に乗っているので混乱はなし。

飛行機の荷物受け取りの回転台に鎮座していたカメさん。さすが!

 

 

で。
実はわたくし、なぜか運転担当(笑)。

 

皆の移動の足のため、レンタカーを現地で借りました。
このレンタカー、最近稀に見る珍しい旧車体。
お値段は高くはないですが安くはなく(?)、その割にはナビなしと言うもの。

本日なにとぞよろしくです。。。

早速訪問「八丈島乳業」さん。見学開始!!

八丈島乳業さん(公式ホームページはこちらです)は空港から車だと本当に目と鼻の先、5分程度の場所に本社と工場を構えておられてました。

早速、工場兼事務所の建物に入らせていただきます。

衛生については厳しい業界であるため、工場エリアには靴にカバーをかけてから入らせていただきます。

見学しています。

工場の内部にはひそやか(?)にスカルモツァ的なチーズが干されております(笑)。

 

 

なお、この日の予定は、

1:まずモッツァレラチーズのカード(牛乳を固めたチーズになる前の状態のもの)を作り

2:そこから水切りをし、

3:その後モッツァレラチーズらしく形成する

ところまでを見学&体験します。

第1段階:チーズのカードを作る

本日使用する牛乳(生乳)さんです。

 

こちらの会社では、全て自社生育のジャージー牛から乳を絞っています。
とっても贅沢です!!

生乳を、レンネット(凝乳剤)で固まる温度まであげるために少し待つのですが
その間に魚谷さんから八丈島乳業についてのプレゼンを伺いました。
(メモを取っておりませんでしたので内容は割愛ですが(苦笑)。)

プレゼンが一通り終わったところで、レンネット(凝乳剤)登場。

これを混ぜ入れ、温度をキープし、しばし1時間程度ほど待ちます。

事務所エリアに移動し、ご好意で八丈島乳業さんの看板商品のプリンをいただきました!ラッキー!!

 

もちろん、プリンは瞬時に食べ終わるので(笑)
その間、参加者のみなさんの自己紹介なんぞで時間を潰し。

 

次の工程に移ります。

第2段階:チーズの水切り

見事に固まっている、乳。立派なカードです。

この状態で少し試食させていただきました。
温かく柔らかい、甘い豆腐みたいな印象(笑)です。

 

 

水切りは、チーズの硬さを決める重要なポイントです。
硬いチーズ(コンテやパルミジャーノレッジャーノなど)はものすごく細かにチーズがカットされますが
柔らかいチーズ(モッツァレラやカマンベール)は柔らかさ(=水分の多さ)のため、
チーズは言ってしまえば大雑把(笑)にカットされます。

まずは見本を見せていただいてから

何人かでカードカット体験。

 

で、ここまでは恐る恐る(??)な体験でしたが、もちろんこのままでは
ナイフの入っていない部分(底の方)のカットができないため

腕投入(笑)。

 

 

腕で底の方の固まっているカードを引っ張り上げ、ナイフではなくおたまでカットを行っていました。

ほどほどにカットが終わったところで、魚谷さんによる温度測定。
鍋の温度管理はとっても大変そうです。。。

 

今度は2時間程度の時間を置き、水切りをします。

 

 

この時間を利用して、昼食に行くことにしました。

この工場の近くにある「藍ヶ江水産 地魚干物食堂」さんに伺いました。
(お店の公式ホームページはこちらです)

八丈島「藍ヶ江水産」さんのランチをご紹介!!

やってまいりました。

 

一見、飲食店ではなく、倉庫のように見えましたが、もともとは多分そうだったんでしょうね。

お土産物も販売されており、調味料を買っている方もいらっしゃいました。

写真では分かりづらいですが、壁一面を埋めるとっても大きな旗!!

こんな子もいました(笑)。

さて、回りくどくて恐縮でしたが、こちらが本日のメニュー。

 

1テーブル数名でしたので、人数分定食を頼みつつ、
居酒屋のようにメインディッシュは皆でつついていただこう作戦で、多くのお料理をいただくことにしました。

 

私のいたテーブルで頼んだのは

お約束、地魚の漬丼

春飛魚のくさや(定食部分は省略(笑))

鯖のみりん干し

鰆の香草パン粉焼き

金目鯛姿煮付け。

 

くさやは多分全部食べられないだろうと見越してこちらのテーブルでは1つに止めたのですが、正解でした。

ご飯と一緒に食べる、と言うよりかはお酒で飲みたいものなので。(どちらかと言うと。)

 

私は全くくさやは以前、口の中にも入れられなかったのですが
かろうじて今回いただいたくさやはいただくことが出来ました。

 

でも、正直好んで口に入れたいと思うにおいではなく。。。

 

初めて食べたと言う同席した方は、
「ウオッシュチーズと同じ、慣れたら大丈夫」と言われておりました。
うーむ、さすがチーズ教室つながりの方。。。

 

お酒と一緒だったら美味しいかもという期待を、今晩の夕食で期待してみよう。
多分、と言うか、八丈島料理のお店だし、絶対出るはずなので(笑)。

その後、八丈島乳業のソフトクリームがいただけると言うカフェに移動。
皆さんソフトを注文されていましたが、私はお腹がいっぱい(食べすぎ)だったことと
一刻も早く口のにおいを浄化したかった(爆)ことで
コーヒーのみで止めたと言う。。。
軟弱ですみません(汗)。

 

 

製造体験、後半戦に続きます。

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