【閉店】三軒茶屋「ジョーズマン2号」さんでお魚三昧料理と日本酒!

      2022/03/04

(和酒バル244)
以前、ちょこっとだけお邪魔させていただいた素敵な日本酒バルに念願かなっての訪問です。

 

お店は、三軒茶屋駅から徒歩10分程度、住宅街に差し掛かったあたりのビルにひっそり隠れ家的にお店を構える「ジョーズマン2号」さんです。

 

ちなみに、初めて顔出しさせていただいた時の記事はこちら
お店の公式ホームページはこちらになります。

<訪問記録>
3回目再訪:2020/12/13 update(別ページ:ペアリングコース)(最新)
再訪:2019/4/17 update(別ページ:ペアリングコース)
初訪問:2018/12/5 update
お店情報

3回目再訪:2020/12/13 update

ペアリングコースを堪能しました。

再訪:2019/4/17 update

ペアリングコースを堪能しました。

初訪問:2018/12/5 update

三軒茶屋駅に向かう電車に乗る前にまずは電話で空席確認。
一応食べログのリアルタイム予約状況を見て、(おそらく席があるだろうと)確証をもってから、ですけどね(笑)。

 

そして無事席がゲット出来たため、電車に乗ったのでした。
席があると分かると、帰宅ラッシュの田園都市線も、駅からの道のりもとっても楽しいです。

建物の下に置かれている看板?とメニュー。

この日は個室(テーブル)に人が入っておらず、カウンターには待ち合わせの常連さんらしき方がいらっしゃった程度。
カウンターの端っこに席をいただきました。

早速注文!本日のお料理と日本酒をご紹介!!

さて、やっぱり最初から日本酒だよな~と思いつつも、メニュー眺めて色々予定を組む時間が欲しい。。。
迷っていると「小さいグラスビールありますよ」とおっしゃってくださったので
遠慮なくそちらをまずはオーダーしました。

う、結構多いな(笑)。。。

お通しもやってまいりました( ̄▽ ̄)。
左から、生牡蠣とムール貝と岩のりのマリネ、でした。
牡蠣は出していただく前に一声、出しても大丈夫かと言うことを聞かれました。

 

それにしても美味しそう。。。

日本酒を飲むときまで取っておきたい心境ですが
牡蠣は速攻、一口でちゅるんと頂いちゃいました。。。
やっぱり一番美味しいタイミングで、美味しい頂き方でいただくのがいいですもんね。

さて、日本酒メニューは一応こんなかんじ。
多分おまかせで頂く人が多数派なのでとりあえずってかんじです。

 

メニューを眺めていると店主さんから本日のおススメを教えていただいたため
早速そちらから頂くことにしました。

 

 

そのおススメとは、本日2種メニューインされていた「クラフト燗」なるお酒。

何のことかといいますと、酒造で購入したお酒をお店で一旦燗をつけ、それをまた瓶に入れて冷やしたものを提供すること、だそうな。

それによって、日本酒の「開けてびっくり」(瓶によって味わいや香りが異なる)状態を避けることが出来、お客さんにとって安定したお酒の質を求めることが出来ると言うもの、とのことです。

 

これはよく考えましたね!!ブラボー\(^o^)/

 

もちろん、お店側で手間暇かけているので、若干普通の銘柄よりかは割高なのですが
おススメとのことで早速いただいちゃおうじゃないですか( ̄▽ ̄)。

 

 

ちなみに、頂いたお料理も、まんまおススメでチョイスしちゃっております(笑)。

お酒は福島県:仁井田本家さんのクラフト燗。

 

鮮やかでかわいいピンク色は、井筒ワイナリーのオーク樽(赤ワインの樽)で熟成したからだそうです。
香りはほんのり乳酸香と水飴系の甘い香りが主体でした。吟醸香は案の定飛んでますが、
マジック的な高級アルコールはほんのり残っていて、それが清涼感のように感じられました。

アタックはジワリとした旨味とほのかな甘味で、香りと相まってラズベリーのような印象でした。
酸は強くないですが丁度良く、ジワリと旨味の余韻が残りました。
口当たりはとても柔らかでした。

お料理の全景。かわいい配膳です♪
刺身5点盛りの内訳は、左下から時計回りで、
金目鯛・生タコ・真鯛・マグロのなめろう・熟成ヒラメ、でした。

マグロのなめろうは黒く丸まってる物体で、一瞬言われても「?」なものですよね(笑)。
招待は、なめろうを丸めて木ノ実とゴマがまぶされてるものでした。
これは結構食感が楽しくて、意外に醤油が似合うトッピングでした。

 

皿の下に並んでいる薬味は左から、栗醤油・韓国みそ・わさび・塩でした。
ヒラメは塩指定でしたけど、それ以外は好きなものを使用できました。

続いてのオーダー、魚串5本セットに取り掛かっていただきました。
写真じゃわかりづらいですが、焼き場が真ん前で、特等席なのです( ̄▽ ̄)♪

最初は「アナゴ串」。

最初から逸品来ちゃいました!
皮がすごいパリパリで、後口の旨味がじわっと押し寄せます。
口が最初も最後も楽しめる串でした!!

 

 

お酒も丁度なくなったので次にシフトしました。

選んだお酒は何故かド定番(笑)。
奈良県「風の森」純米 alpha type1。
鮮やかな酵母由来系(酢酸イソアミル)フルーツ香がキンと固い印象で、生感もそこそこ感じられました。
アタックはキリっとした酸とメリハリある口当たりが特徴的でした。
酸は早く口から切れ、旨味の余韻を感じましたが、長くは続かずさっぱりいただけました。

続いての串は「メヒカリ」。
香ばしい香りがたまりませんでした。。。

「真鯛」。
塩とトリュフオイルが添えられてました。
コクがいい具合で、これはやばかったです。。。
うまい、めっちゃうまい!!

「金目鯛」
今まで塩ベースだったのが、タレ串になりました。
またその焦げ目がうまいです。結構コクが感じられる串でした。

 

 

お酒はここで、セレクトおまかせで燗をリクエストです。

そこで出していただいたのは、岐阜県「深山菊」特別純米。
なんてレアな(笑)。

香りは程よいお米の香りですが、燗の特徴のアルコール香もちゃんと香ってます。
味は酸が生きてグレープフルーツのニュアンスがあり、特に皮を彷彿しました。
口当たりはふんわり柔らかく、旨味と酸がバランスよくまとまったままフィニッシュしました。

そうして待ちに待った、最後の串は「鯖」でした。
香りの厚みが濃いです!
でも一方で味はスッキリ系。なかなか面白いコンビネーションでした。。。

 

 

最後、もちょっと余力があったので
1つだけペアリングで楽しみたいなー、と思い、お酒と締めのお料理をチョイスいたしました。

お酒は本日2種あったクラフト燗の、もう一つの方。
京都府「伊根満開」クラフト燗。
私、このお店では伊根満開を必ず飲む宿命にあるのかな(笑)。

カッコントウのような薬くささがある以外は総じて穏やかな香りでした。
アタックはしっかりした酸と穏やかな甘さが梅酒のようなニュアンスでした。

お料理の全景。
スープがたっぷりです!。
マッシュルームとトリュフをきかせており、メニュー名の「貝感」はあまりありませんでした。
でもでっかい貝が(何かは分かりませんでしたが(笑))入ってました。

 

ちなみに、こちらのメニュー、このお店のペアリングコースでも
締めとして出すお料理だとのこと。

ボリューム的に丁度いいかな、と、お値段を見て思ったのですが
想像よりも小さいサイズでした(笑)。
ま、茶わん蒸しでおなか一杯になるのもナンセンスですしね。。。

この後お会計としたのですが
それを待っている間、ブラインドでおまけの燗を出していただいちゃいました。

正解は、こちらのみりんでした。
味なサービス、嬉しいです♪(笑)。

本日はこれにて締め!ごちそうさまでした!!

お酒が面白い、お料理が美味しい、だけではなく
カトラリーやさりげないインテリアなんかにもすごく拘りがあることがつたわってくるお店でした。

 

やっぱり、細かいところがオシャレだと、女子的に本当に楽しいし嬉しいです( ̄▽ ̄)。

 

お料理・お酒については、押しつけは全然なく、適当に緩いところもまた嬉しい(笑)。
お気楽にリラックスして頼むことができました。

ネットでは、ペアリングコースの予約が2名以上からとなっていたのですが
メニューにはこのような記載が。。。

 

もしかして飛び込みで入った1人ででもペアリングお願い出来るのかしら?。
次回是非、また訪問前電話確認訪問で、チャレンジしてみたいと思います。

 

本日も素敵なお店との出会いに感謝です(^人^)。

お店情報

住所:東京都世田谷区太子堂2-25-6 池田屋ビル 2F
電話番号:03-6450-8792
営業時間:【月~金】17:00~翌1:00(LO 24:00)、【土】15:00~24:00(l.o23:00)、【日】15:00~23:00(l.o 22:00)
定休日:不定休
URL:食べログ

私的:日本酒バルチェックリスト

<どちらか一つ満たす>
☆店内内装がバル&バー風:◯
☆器ワイングラス    :◯
<全て満たす>
★当日予約か予約なしOK :○
★カウンター利用可   :◯
★こぼし提供無し    :◯

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